美魔女という言葉が現れて久しくなります。
歳を重ねてもキレイな女性と言うのが間違いなく増えていますが、それは「晩婚化」「化粧技術の向上」「健康寿命が伸びた事」「アンチエイジング技術の向上」等色々考えられますし、男性自身も熟女好きという思考が広まったりと色々なファクター(要因)があります。
ですが、僕がこれから述べる仮説は上記のファクター(要因)は二次的に発生したもので、美魔女は自然発生したものではなく「作られたものだ」と考察します。
↑の文章はむちゃくちゃ小難しい言い回しをして
と思われたいから書いただけです。
さて、それでは順を追って説明しましょう。
いつから「おばさん」?じわじわ来た美魔女の存在
昔のトレンディドラマなんて見ているとOLの仕事ってコピーとお茶淹れる事しかないの?と思うような方々が25歳の女性をババァと言ったりしています。
一昔前は女はとにかく「若ければ若いほど良い」と言う風潮があり、女性の美的年齢のピークが22歳くらいとされていました。
これは男性の思考ではなく女性も悪口として使っていたので男女共通認識であったと思います。
それを超えると年増だの、もうババァだの言われていました、更にその上になると「オバタリアン」なんて言葉もあったほどです。

オバタリアンとは当時流行語になった漫画で描かれるような「グイグイ自己中の厚かましい中年女性」の事でおばちゃんとバタリアン(ホラー映画)を混ぜた造語です。
それも、今思い出してみると言われていた方々は30代、40代であったように思えます。
あの頃は30代はおばさんだったように思えます。
ちなみにクレヨンしんちゃんのみさえは20代です。

僕が子供の頃(30年前)は60歳越したら老人であり、男性が定年退職する際も「残りの人生を」と言っていた。
だが、今では「第2の人生」と言うようになりました。
更にはおじさんの習性なの最近では「セカンドライフ」とか言って何でもかんでも英語にすればいい感を叩き出しているのです。
ちなみに冒頭でやたらと要因のことをファクターと言っていた僕もおじさんの一員なのではないかと書きながら書きながら西野カナっております。
そんな中ジワジワと流行ってきたのが「美魔女」という存在です。
美魔女とはいったい何のか?
説明不要ですが「歳を重ねても美しい」「若い娘には出せない妖艶さ」などが魅力であり、もはや若い娘より良いと言う男性も多くなってきている。
かく言う僕も
と言っています。
では、どうしてこれだけ美魔女と言う存在が世間に認知され「女は若さだ!」と言う価値観をも覆す事になったのか?
それはメディアの存在でしょう。
テレビ、雑誌、ネットメディアがこぞって取り上げたことほかならないですよね?
「美魔女」という価値の先には「洋服」「化粧品」「ダイエット関連」「エステ」等様々な産業に直結しているます。
そのため美魔女に価値が生まれると「歳を理由に美を諦めていた層」がお金を使って美を求めるからマーケティングが広がりますね。
つまりは、今まではオバタリアンになり着る服も体型も生活も着の身着のままだった人たちに金を使わせる起爆剤になるという事が考えられます。
メディアは「お金になる事」しか取り上げません。
じゃなきゃ、スポンサーは金を出しませんからね。
で、ここまでの思考は「ふーん」って感じでしょう。
誰もが思いつきそうなごくごく一般論だと思います。
そして、ここからが僕の考察です。
美魔女を作ったのはエ○本だ
さぁ、本題です。
美魔女と言うものを作ったのはメディアではありません。
メディアは「美魔女は金になる」とわかったから取り上げたわけですね。
つまり、「女は若さじゃない」と言う価値観に世間が変わったから乗っかったのかったのであって、価値観そのものを変えたわけではありません。
価値観を変えたのはエ○本だと言うのが僕の考察です。
エ○本の価値
…初めてです
「少しだけ僕の話をさせてください」のテンションで「少しだけエ○本の話をさせてください」と言ったのは。
僕が思春期だった頃はエ○本は凄まじい存在感を持っていました。
しかし、なかなか手に入らないという事もあり希少性かあったのです。
10代がエロ本を手に入れるという事には様々な難所がありました。
兄の部屋から借りる
兄弟がいなければそもそも成立しない
エロキャラの友人から借りる
借りた事を速攻クラスに言いふらされて評判が下がり自身もエロキャラとして生きていくしかなくなる。
ゾンビに噛まれたらゾンビになるのと同じ理屈です。
エロ本借りたらエロくなるんです(当たり前か)
本屋で買う
まずは売ってくれそうな店員を見定めるのと、実際にレジに持っていくブレイブハート(勇気)が必要になります。
しかし、成功した暁には一人こっそり楽しむ賢者にも、村(クラス)に持ち帰れば英雄にもなれます。
公園で探す
当時は公園にはアルミのゴミ箱がありました(知らないでしょ)。
おそらくエ○本は捨てるのも困るものなのでこっそり捨てるしかありません。
そうなると深夜の公園に捨てるしかないのです
この行為を僕らは託すと言っていました。
「託す」
見知らぬ先輩たちがしてくれたように、後輩たちのために深夜の公園にそっと英知を置いていく様
それを思春期の男の子達はまるでハイエナのようにそれに群がるのです。

とは言え雨に打たれてヘナヘナになってしまっているものや
「お前何してくれてるんだよ!!」
という理由でページがカッチカチになっている危険物まであるので、託される方はかなりリスキーなことなのです。
つまり、何が言いたいかというとエ○本は入手困難な希少性に優れたものだったです。
更には、大人になったと同時に堂々とお金を出してウキウキと購入したのです。
あの頃は「お金を出して」買っていた
実は美魔女について語る上でのポイントはココです
・大人になったと同時に
・お金を出して買っていた
そうです。
あの頃は若い男がお金を出して買っていたのです。
ですが、スマートフォンが普及した今、若い子達はエ○本を買うでしょうか??
ちょっとTwitterでアンケートをとってみました。
(若い子というフィルターはありませんが)
結果はこちらです。
【男性にアンケート】
すっげぇ質問で申し訳ないですがマジメな内容のブログのデータとして知りたいのです。
恥ずかしいでしょうがお答えいただけると嬉しいです。Qスマートフォンが普及してからはエロ本は買わなくなりましたか?#本当にマジメなブログです#なぜ美魔女という言葉が生まれたか
— かめぴょん@おもしろ長文ブロガー (@kamepyon529) January 14, 2020
買っている人はほぼいなく、50%の人が買わなくなったのです。
更には今回一度も買っことない人がこんなにもいたと言う事がわかりました。
この結果からやはりエ○本は天下のまわり物と言うことわざが本当だということがわかりました。
そして僕は内心「一度も買ったことないなんて、この人たちは嘘ついてる」とさえ思っています。
Twitterでアンケートしたら美魔女のルーツが見えてきた
さて、Twitterでのアンケートと言うのが実はミソでして、Twitterを使っているという事はスマホを使っていると言う事です。
これが重要なわけですね。
さあ核心に迫っていきます。
今、この時代にエロにお金を払っている人はスマホを使えない高年齢層の情報弱者です。
無料で手に入れる術を知らないからお金を払うのですね。
そして若者はエロにはお金を払いません。
さて、あなたが男性情報誌を売らなければいけない立場だったら、若者向けを作りますか??
作らないですよね?
だって誰も買わないもの。
そうなると高年齢層向けに作りますよね??
エ○本に必要なのは夢とリアリティだ!
よくAVはファンタジーだといいます。
僕もそのとおりだと思います。
ですが、ファンタジーと言えどある程度のリアリティも必要なわけです。
よく住宅営業では「建物の素晴らしさを伝える営業マンは三流、住んでいるイメージさせるのが一流」と言われています。
男性情報誌も同じです。
「いやらしさを載せてるだけなのは三流、いやらしい事をしているイメージをさせるのが一流」です。
(なに、一流のエ○本って?)
そうなんです。
情報弱者の高年齢層の方は若すぎる女性にリアリティを見いだせないのです。
むしろ援助交際で捕まる未来の方にリアリティを覚えてしまうわけです。
そうなってくると必然的に若い女性の価値が下がり、30代以降の女性の価値が上がったんです。
つまり「若い娘安=中年女性高」の相場になったんですね。
美魔女の誕生秘話まとめ
なので、女性のいつまでも美しく有りたいという気持ちが強くなって美魔女が誕生したわけではなく
エ○本の購買者が高齢化した事により、女性の価値相場に変動が起きたのです。
そうした事で世の中に「若けりゃいいってわけじゃない」という空気が生まれ、そこで遂に「いつまでもキレイにいたい」という女性の願望に対応する土台が生まれたわけですね。
更にはその先には様々な金の匂い(化粧品、エステ等)もあいまり、メディアが拡散して美魔女が誕生したのです。
一言でまとめると
美魔女を作ったのはエロい高齢者
まとめ方がヒドイっ!!
あ、あくまでも僕の仮説なので事実はどうだか知りません。