言葉には重みがあります。
皆様も生きていたら、そう感じざるを得ない事はたくさんあったでしょう。
と、思ったことはありませんか?
今回書きたいテーマはまさにそれです。
同じ言葉でも誰が言うかで、相手への心への浸透率が全然違うのです。
俗に言う「言葉が刺さる」と言うやつですね。
例えば、僕はブログをやっていて
と聞かれる事がありますが、確かに文章には細かいテクニックがたくさんありま。
僕も文章構成と表現技法を使っています。
しかし、もっと大切なのが言葉に重みがあるかです。

言葉の重み
言葉の重みの正体は、経験則で言っているのかが重要で、もっと言えば経験を積むには行動するしかないんですね。
つまり、実際に動いている人じゃなきゃ刺さる言葉は使えないと言うことです。
上司の説教
皆さんも経験があると思いますが、居酒屋での上司からのクソ説教ですね。
って言われても、内心うるせーなぁって思うじゃないですか?
でも、DMMの亀山社長に「若い内はがむしゃらに働け!!」って言われたらスッと心に入る人は多いとを思います。
それは上司が言う事は「マウントを取りたいから」「尊敬されたいから」と言う裏が見えるからなんですね。
DMM会長の亀山さんは「若い内は資産運用なんてしないで、がむしゃらに働いて稼ぐ仕組みを研究しなさい」と言っています、これにはキチンと言葉に重みがありますよね。

会社員の上司とはわけが違うもん!!
それは、聞く側がその人を実績に基づいて信用しているからですね。
つまり、部下からの信用がなければ、どれだけ社内で上から評価されていても部下に刺さる言葉は使えないわけです。
そのくせ、そういう上司は「部下から尊敬されたい」と言う承認欲求は半端じゃないです。
そして、家庭でも
と主張し、家庭では尊敬されるような事は何もせずに
と、24時間365日休みのない母親業をしている人に言っちゃうもんだから、反感を買うのでしょう。
尊敬は、行動に対しての実績であり、相手に求めた時点で軽蔑されるのでしょう。
そんな人の言葉には重みなんて生まれるはずがないのです。
やりたい事しかやらないという若者
堀江貴文さんの「多動力」や、ゆうこすさんの「SNSで夢を叶える」なんかで多用されている好きなことだけやっていくと言う言葉ですが、これ程若者に刺さる言葉はないでしょうう。
なぜなら若者は、今まで学校だったり、働きはじめの新社会人だったりだと、とにかくつまんない事ばかりやらされてきて、好きな事は抑圧されてきた人達です。
特に新社会人は、仕事でも成果なんてあがらず、毎日「社会人なんだから」と刷り込まれます。
その上、褒めらる事はないので
と、自分に言いきかせ我慢の対価としてお金を得ています。
そんな、状況下で実績のある成功者の言葉で「好きなことだけやればいい」と言われれば、そりゃぁ刺さらないわけがない。
コルクボードくらい刺さりやすいだろう。
いや、プリンに刺すスプーンくらい刺さりやすいだろう。
↑とてつもない値段の受注生産のプリン。
だが、ゆうこすが言うのと、なんの実績もない若者が言うのでは同じ言葉でも全く重みが違うのです。
しかも、多くの若者が「好きなことだけやる」という言葉を「嫌なことはやらない」と魔改造して受け止めてしまっています。
そこで僕がいくら

決して「面倒なことはやらない」という話ではないよ。
と言う名言を言ったところで、僕にはその実績がないから誰にも刺さらないのです。
若者の心には刺さらないのです。
誰が言うかが大切
例えば「君にきめた!!」と言うセリフで有名なサトシですが

それは、ピカチュウとサトシの並々ならぬ関係を知っているから「キミにきめた!」に胸打たれるわけです。
だが、キャバクラで写真パネルを吟味して「キミにきめた!!」と言うおっさんがいたとしたら

(フリー素材:ぱくたそより)
同じ「キミにきめた!!」でも、驚くほど誰にも刺さらないのだ。
つまり、なんの努力もせず、実績もないのにマインドだけは影響されている状況では、どんなに立派なことを言ってもパネル選びのおっさんとなんら変わりないのです。
言葉の重みは歩んだ重みだ
先ほど伝えたとおりで、言葉の重みは誰が言うかで決まります。
詰まるところ、言葉に重みを持たせるには色々な経験を積まなきゃいけないのだ。
いつだか、何かのテレビ番組で北陽の虻川さん(北陽)が、こんなこと言ってました。
ヒドイ言葉を言われたりするけど、あたしも女なんだし傷つくんだよ!
と、そうしたら周りのタレントさんはさらにイジりだしたんですね。
と言う二つの意見です。
どちらも、もっともな意見だと思いますが

だがしかし、そこに登場したのがオカマの存在です。
あまりのも、あぶちゃんがイジられすぎて
あたしだって女なんだよ!!
と言ったところ、オカマが

僕は、オカマが何を言っているか全然わからなかった。
補足すると「オカマ」のタイプで言うと、見た目はゴリゴリ系だけどオネェタイプです。
いわゆるキレイ系の「男の娘」タイプではありません。
性別が女ってだけで、女扱いして欲しいなんて、おこがましいのよ!!

絶対に通常の経験則から言えない、重たい言葉だ。
同じフレーズは言えても、このセリフに重みをつけれるのはオカマだけですね。
あなたの経験は誰かを救う
経験をするには行動が必要です。
行動を起こさないで、飲み屋で理想論だけ語っていれば「口だけ野郎」の称号が与えられてしまいます。
もちろんブログだってそうです。
誰が書いたかが重要なのです。
僕も僕の言葉に重みを持たせるために、たくさんの行動をしようと思っています。
文字は誰の書いた文字かが重要なのです。
もしも
誰にもチキン(臆病者)なんて呼ばせない:著 かめぴょん
と、いう本かあったとしたら誰が買うでしょうか??
まず、買わないと思います。
僕だって買わない
だが、著者がこうだったらどうでしょうか??
誰にもチキン(臆病者)なんて呼ばせない:著 マーティ・マクフライ
(映画「バックトゥザフューチャー」より引用)

経験則に基づいた言葉が一番刺さるのです。
もしかしたら、今のあなたの辛い経験がいつか誰かを救うかもしれません。
あなたの日常は、他人の非日常です。
不満を不満のまま、言葉に変換すると愚痴になります。
ですが、言葉を選べば立派な文章になります。
とりあえず、バックトゥザフューチャーは死ぬほど面白いと言う事を、僕の経験則からお話させていただきました。
