このブログはチムニータウンdaoに関する5部構成の第2部になります。
前回のブログはコチラになります

今回はチムニータウンdaoを理解するために必要な5つの知識の説明します。

チムニータウンdaoに必要なコインチェックはこちらから
チムニータウンdaoに必要な5つの知識
②スマートコントラクト
③NFT
④町内会の仕組み
⑤ガバナンストークン


本日は5つの知識のうち前半の「①ブロックチェーン」「②スマートコントラクト」「③NFT」3つでーす。

たぶん、ここが一番難しいから!
①ブロックチェーンとは
ブロックチェーンとは…
ごめんさい「ブロックチェーンとは?」だけで、とても長いブログになってしまいます。
重要なのは「コピーできないデジタルデータ」「管理者がいないお金」という2つの特徴です。



複製できるから、デジタルデータって「お金」になれなかったんです。
お金の条件には「複製できない」というものがあります。
日本のお金が複製できないのでは凹版印刷という、ものすごい印刷技術を使っているため偽札が作れないのです。
そこでこのような連立方程式が生まれます
【条件】
複製不能=お金
【連立方程式】
紙幣+凹版印刷=複製不能
デジタルデータ+ブロックチェーン=複製不能
ゆえに、デジタルはお金である


ビットコインとイーサリアム
しつこいですが「複製不能なデジタルデータ」が仮想通貨の正体です。
そこで、生まれたのが「ビットコイン」です。

ビットコインというのは、ブロックチェーン技術で作った「お金みたいなもの」です。
しかし、このブロックチェーンという技術を見たヴィタリック・ブテリンという人がいます。

そして、できたのがイーサリアムです。


次の2パターンだけ覚えてね!
【ビットコインでデジタルアートを売った場合】



そちらのウォレットに送金しますね!




支払いだけ、ビットコインという感じです。
【イーサリアムでデジタルアートを売った場合】

こうして彼は「1イーサ以上」「オークション期間3日」という設定をした。
そして、オークション終了後…

「2.2イーサ」で落札出来た!
しかも、オークション終了と同時にデジタルデータの所有権が移転してる!!
※イーサは仮想通貨の単位の事

送金からデジタルーデータの移動まで取引の全部を自動的にやってくれます!
ネットオークションは、落札者までは決定はしてくれますが、送金や実際のモノの配送とかは人がやりますよね??
②スマートコントラクト
ややこしい、横文字が続きますがチムニータウンdaoを理解するには、この「スマートコントラクト」という機能を理解する必要があります。
これも深入りすると、沼にハマりますのでサラッと説明します。
まずは言葉の意味からです。
コントラクト…契約

これはイーサリアムのみに搭載された機能なんですが
※実際には他にもあるけど便宜上そう思っててください

という要望を、書き込んで出品します。
そこに「買いたい人」が現れると、スマートコントラクト機能が発動して
お金の清算から、デジタルデータの移動まで全部自動的にやってくれるのです。


スマートな契約でしょ??
現実世界で例えるとこうです。
家を買ったら、「支払い」「引き渡し」「登記」「住民票移転」「各種光熱費の契約」を全部自動的にやってくれるイメージ。

それをコンピューターが全部やってくれるイメージだよ!
イーサリアムには、こういう機能が実装されているのでチムニータウンdaoもイーサリアムがベースで動いているのです。

日本円でできたらいいのに…
と、思う方もいると思いますが、daoは基本的に「管理者」がいないので、この「自動的にいろいろやってくれる」という機能が必要なのです。
チムニータウンdaoで、仮想通貨が必要なのはそういう理由なのです。
チムニータウンdaoは仮想通貨自体じゃなくて、イーサリアムに実装されている「スマートコントラクト機能」を応用したいってことか!

③NFT(ノンファンジブルトークン)
こちらは、詳しくは別ブログの第4章に書いてますので、詳細を知りたい方はこちらを読んでください。

すごく、短く説明していきます。
NFTとは「デジタルデータの所有権」の事です。

土地って、ぱっと見ても「誰が所有しているか」は分からないですよね??
例えば、ドラえもんに出てくる「土管が3つある、謎の空き地」って誰の土地かわかりますか??
あの土地の所有者を調べるには、法務局に行って登記簿をあげるしかありません。
ですが、デジタルデータについては「このデジタルデータは誰のものか分からない」という問題があります。
ちなみに、僕のアイコンデータもNFT化しています。
下の画像を見てもらえると、下の方に「オーナー かめぴょん」って書いてありますよね?
このアイコンの所有権をイーサリアム決済で売る事が出来るんです。

デジタルデータの所有権を売買できる場所が「オープン・シー」というマーケットです。
チムニータウンdaoのNFT画像も、このオープンシーで取引されています。
NFTを勉強している人のほとんどが「所有権を安く買って、高く売る」と言う事に価値を見出しています。
しかし、チムニータウンdaoでは、この「この画像は、誰が持っているかがわかる機能」を利用しているのです。

第2部まとめ
さて、チムニータウンdaoを理解するための基礎知識の一番難しいところでした。
ただ、この知識はチムニータウンdaoに限らず、仮想通貨の基本知識なので普段の生活にも必ず役に立ちます。
それでは、次は後編になりますが、後編の方が簡単なので安心してください。

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