君は北海道の郷土料理「にしん漬け」を知っているだろうか?
僕が子どもの頃は、どの家でも作っていたような気がします。
家庭によって味が様々なんですが、とにかく作るのが面倒くさいので若い人は作らないと思います。

僕は、24歳から毎年「にしん漬け」を作っていました。
24歳でにしん漬けをつけているなんて、当時最年少だっと思います(知らんけど)。
最近ではスーパー(北海道ではね)でも売っているので、わざわざ作る人はいません。
そのくらい忘れられた文化なのです。
なので、僕はにしん漬けを付けれる最後の人になろうと思っていました。
【大感謝】
おかげ様で2021年分は完売しました
にしん漬けってそもそもなに?
にしん漬けって、道産子以外には聞きなじみがなく、どんな食べ物なのかもよくわからないと思います。
これです。


にしんを使った漬物ですが、にしんがメインではありません。
メインは大根とキャベツと人参の麹漬けです
なぜ、2013年で最後にしてしまったかと言うと、僕は2014年から東京で生活を始めました。
にしん漬けというのは「魚」を使った漬物なので、気温が10度以下でかつ凍らない温度じゃないと作れないんですね。
そうなんです。
東京で作ろうすると気温が高くて「腐敗」してしまうんです。

必要なのは「乾燥」と「冷気」です。
しかも、雪が野菜が凍ってしまうマイナス気温だと作れません。
つまり、北海道の11月~12月しか作れない、超限定的な食べものなのです。

にしん漬けは簡単には作れない
にしん漬けというのは、昔は各家庭で作られて家庭によって味が違いました。
それもそのはず、レシピと言うのは特に存在しなく、おばぁちゃんからお母さんへ一子相伝で伝えられていたものなのです。
それゆえ、最強の食べ物なのである。

北斗神拳と、にしん漬けは一子相伝である
その家庭のおばあちゃんが、テキトウな感覚で塩や麹の量を決めます。
家庭の好みもありますが、そもそも母親と言うのは、とにもかくにも「目分量」を好む生物です。
レシピ通りに作ればいいのに、計りもしないでテキトウに入れるのが母親と言うものです。
そのくせ、醬油に関してはやたら減塩を選びたがります。
ましてやインターネット等ない時代なので「塩や麹の量など、それすら我々の科学力では、わからないんだ」というムスカ状態で漬物を作るわけです。

ラピュタのロボットと、にしん漬けは作り方が謎である
なので「〇〇さんの家のにしん漬けは、本当に美味しいわね」という会話が普通にあったのです。
多くの家庭が、つけ石の重さを間違えて「酸化」してしまい酸っぱくなります。

そして、だいたいの母親がこのような言い訳をします。
そもそも漬物の仕組みを理解しないで作っている家庭が多いのです。
やり方は知っているけど、なぜ発酵するのか仕組みは知らないと言う状態なのです。
それはまるで、エヴァンゲリオンがなんなのかもわからないで乗っていたようなものです。
だから、適正な塩や麹の量やつけ石の重さは知らないのです。

エヴァンゲリオンと、にしん漬けは扱いが難しい
インターネットで調べても「時短情報」しかない
じゃあ、インターネットで情報がたくさん増えた現代なら、検索すればrレシピがでてくると思っているでしょう??
これは我々が生きているのが「超時短時代」であるための弊害なのですが、昔ながらの作り方ではなく「簡単に作る方法」や「短期間に作る方法」という、いかに効率よく作れるかしか書いてないんですね。
ってことは…

そうなんです、インターネットには正しい(昔ながらの伝統的な)作り方は載っていないのです。

漬物はじっくりゆっくり作ってなんぼなんじゃい!
そうなんです、工場で強制発酵させたりしないと商品化するのは難しいんですね。

だって、寒冷地で11月にしか作れなくて、しかも作るのに2か月もかかるんですよ?
商売になんないですよね。
本物のにしん漬け食べてみたくないですか??
さて、皆さん本題です。
本物のにしん漬け食べたくないですか??
ちなみに僕は、縁あって「漬物の先生」をやっている人から直伝で教えてもらいました。
つまり、本物のにしん漬けを作れる数少ない人間です。
参考までにお値段ですが、400gで1,000円くらいします。




手作りはマジで手間かかるんだよ!!
ただし、送料が佐川のクール飛脚便を利用しますので総額になると、そこそこの値段になります。
北海道内=約1,000円
関東地方=約1,500円
九州地方=約2,000円
お住いの場所によって多少の金額差はありますが、年末には美味しいにしん漬けをお届けできると思います。
お支払いは、12月中旬にメールで請求書を送りますのでお振込みでお願いします。
【大感謝】
おかげ様で2021年分は完売しました
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