
この人は、一体何を言っているのだろう…??
キングコング西野亮廣さんが、2023年4月19日に約4年ぶりに「ビジネス書」を発売します。
本のタイトルは「夢と金」です。
西野亮廣さんは「作家(クリエーター)は、作品を作ったらお客さんに届けるまでが責任だ」と言っています。
そこで、西野亮廣さんは作品とお客さんの間にある「お金」と徹底的に向き合いました。
夢を叶えるのも、夢を追うのも、夢を諦めるのもお金に起因しています。
「諦めなければ夢は必ず叶う!」というキレイごとではなく、夢を追うには金が必要であるという泥臭い話を経験談をもとに話しています。
さて、冒頭のセリフですが西野亮廣さんと言えば「お金」です。
それでは、本日も日本一の西野ブロガーである、かめぴょんがわかりやすく説明していきます!!


①「人検索」とはなにか??
現在、様々なモノやサービスは「コモディティ化」しています。
どれを選んでもだいたい機能的に満足できるので、価格勝負になってしまい、値下がりする現象。
例:「別に100均でよくない??」という感じ。
コモディティ化した世界では、必要なものが安く手に入ります。
例えば「ハサミ」が欲しい時には、特別な理由がなければ100均で買いますよね?
しかし、マーケティングを考えた時に「価格勝負」をしてしまうと、サービス提供者は地獄を見ます。
なぜなら、コモディティ化は消費者にとってはプラスですが、事業主にとっては回避しなければいけない現象なのです。
そこで、西野亮廣さんはこう言います。

人はお金を払うのが嫌いです。
しかし、なぜお金を払うのが嫌なのかを因数分解すると
と、なります。
税金を払うのが不満なのは、その先の用途が不透明だからです。
つまり、どうせ居酒屋で飲むなら「あ、せっかくだからあの人の店行こうよ」という存在になれれば、価格戦争に参入しなくてすむと言う事です。
言うは簡単ですが、「あなたじゃなきゃいけない理由」を作る事がコモディティ化からの回避術になるわけです。
その結論が「人検索」ということです。
②実は西野亮廣さんは「無知」である
西野亮廣さんはオンラインサロンを運営していおり、会費を支払っている人限定で毎日記事が公開されています。
そこには西野亮廣さんが得た経験に基づくマーケテイング戦略などが、惜しみなく公開されています。
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しかし、過去に自身の無知っぷりを露呈してしまったことがあります。
今から、5年程前の話ですがオンラインサロンの会員数がまだ3000人程だったころです。
革命のファンファーレというビジネス書がヒットした影響で、サロンメンバーには個人事業主が多かった時期です。
ちょうどその頃、西野亮廣さんも会社を作りました。
現在でこそ「株式会社 CHIMNEY TOWN」という名前になりましたが、設立当初は「株式会社 NISHINO」のというクソダサイ会社名でした。
そして、オンラインサロンで、西野亮廣さんは個人事業主に対して
減価償却って知ってますか!!

と、ドヤ顔をしたのです。

個人事業主に減価償却を語るなんて、猿に木登りを教えるようなものです。
ここで終わればバカなんですが、西野亮廣さんはそこからがすごかったのです。
なんと西野亮廣さんは、3日後くらいには「一般人にもわかるような完璧な説明」を始めた」のです。
そう、西野亮廣さんのもっともすごい能力は「説明力」です。
減価償却は、事業主には当たり前のものですが一般人には無縁の仕組みです。
その減価償却を見事に「興味のない一般人にわかるように説明をした」と言う事です。

西野亮廣さんは、学校の先生のように「興味のない事、難しい事をいきなり説明」ではなく「興味を駆り立ててから、わかりやすい説明」という流れがあります。
これはやはり芸人だからこその技術なんでしょう。
僕は芸人ではないので知りませんが「落語家」というのは、最初にどうでもいい話をしてお客さんが何に興味があるのかを探り、そして引き付けてから演目に入るそうです。
西野亮廣さんの講演会に行くとわかりますが、舞台袖から登場して「どうも、キングコング西野です」の挨拶まで、やはりどうでもいい話をしますが、きっとあれにも落語の始まりのように深い意味があるのでしょう。
僕が、講演会に行った時は

という、本気でどうでもいい話をしていましたがが、きっとあれにも深い意味があると僕は信じています…。
⓷西野亮廣は「株」の成り立ちから学んだ
さて「株を持ち合う」というテーマですが、通常株を学ぶと「株で儲ける方法」という情報しかでてきません。
西野亮廣さんのいう「株」は、仕組みとしての株なので儲けとしての株ではありません。
ここで西野亮廣さんと、読者で意識の違いが発生します。
一般的に思う株の仕組みとはこうです。
これは「発行された株の転売」の仕組みです。
しかし、西野亮廣さんの考える株の仕組みはこうです。
これは「株が発行される時」の仕組みです。
それでは、違いを説明します。

そもそも株式とは??
ちょっと堅苦しい話になりますが、そもそも株式とは?を説明します。
株式を発行して得た資金は、銀行借入等とは異なり、返済の義務はありません。
出資した人(株主)はお金が返ってこない代わりに、保有株式の割合に応じた経営参加ができ、利益が出たときには保有株式数に応じて配当がもらえます。
また、企業が成長し株式の価値が上がったときには、その株式を売却して利益を得ることができます。
これが、ざっくりした株式の仕組みですが、世の中には後半の
この部分しか読まないのです。

西野亮廣さんが言いたいのは「お互いの一部を持ち合おう。運命共同体(共犯者)、になろう」ということです。
そうすることで、「誰から買おうかな?」と思った時に、まっさきにあなたの事を思い出す仕組みになるのです。
これがコモディティ化を回避する最も有効な「人検索」という手法です。
実際に僕も髪を切る時はサロンメンバーさんのお店に行くようにしています。

これは西野亮廣さんが実際に言ったわけではなく、かめぴょんが想像した「西野亮廣が言いそうなセリフ」です。


さて、ここまで読むと最初に言っていた
と、いう言葉の意味が理解できたのではないでしょうか??
まとめ:「夢と金」に儲け話はない
皆さんも「株」とは、「安い時に買って、高い時に売る」と、とらえていなかったのではないでしょうか??
確かに、株にはそのようなマネーゲームとしての魅力があります。
ですが、説明したとおり株には「お互いの一部を持ち合う」という仕組みがあり、西野亮廣さんはその仕組みが大切だと言っています。
「お金について学ぶ」と、「お金儲けを学ぶ」は言葉は似ていますが、まったく違います。
西野亮廣さんはさんの、新書「夢と金」はお金について学ぶであり、お金儲けを学ぶではありません。
マネーゲームとしての株の情報しか持ち合わせてないと、西野亮廣さんが言う株の意味がわからなくなります。
なぜなら、西野亮廣さんはお金が好きだが、マネーゲームに興味がないからです。
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