西野亮廣さんは、ある時期から後輩を育てるようになっています。
それが「インターン生」と言われる制度です。

最近お花を育てる事にハマっている、かめぴょんです。
今日は西野さんの才能の育て方と、花の育て方の似ているところお伝えします!
西野亮廣さんは、自信のオンラインサロンで定期的に大学生向けに、ご自身の運営している会社のインターン生を募集しています。
これは2019年に初代インターン生を募集してから、2021年8月現在で第4期生までいます。
この時期から西野亮廣さんは「自分でやったら確実に成功する事も若手にやらせる」と言う方針になっていきました。

インターン生の募集要項
その時の募集要項がこれです
【必須条件】
・(重要)体力と根性に自身がある
・(重要)どんな状況や仕事にも楽しみややり甲斐を見つけることができる
・(重要)レスが早く、報告連絡相談をしっかりできる
・チャット、カレンダー、タスク管理ツールなどを使いこなせる
・現在、大学生である
・サロンメンバーである
そうですね。
お察しの通り、ちょっと変わった会社ですね。
もちろん西野流インターン生の育て方と言うのはとんでもない方法です。
そして、その方法が逐一オンラインサロンで共有されています。
共有どころか、オンラインサロンで直接インターン生に仕事が降られています。

本当は裏で話が通じてるんですよね?
本当にサロン投稿で知るんです。


※2年くらい前に3期生のミキ君と田村Pに聞いたことがあります。
特徴としては無茶ぶりです。
例えば1期生のセトちゃんに振られた仕事は「日本人初のエッフェル塔での個展最高責任者」です。
目的は「ムチャクチャな環境に放り込んで成長させる」「それに必要なバックアップはする」です。
一緒に成長していきましょう。

芝桜を増やす「挿し木」と言う方法
僕は趣味で芝桜を育てています。
(かめぴょん自宅の芝桜)
そして、この芝桜の増やし方というのが、ちょっとおもしろくて「挿し木(さしき)」と言うのがあります。
挿し木と言うのは、元気な芝桜の先端を切って、下の部分の草をむしって、土に挿すんです。
(↑芝桜の咲いていない時期の先端を切る)
(↑下の部分の葉をむしる)
(↑ポットに土を入れて挿す)

1ヵ月経つと「挿し木」は下に成長して根になっていました
(↑好きな場所に植え替えます)
芝桜は、このようにして増やしていくんですね。
植物ってなんとなく種から育つと思っているでしょうが、こういう育て方もあるんですね。
そして、この育て方が西野亮廣さんの才能の育て方にそっくりだなと思ったわけです。
天才の作り方
まず、西野亮廣さんは「天才は作れる」と言っています。
極端な才能は、極端な環境によってもたらされるんです。
天才になるには、努力するよりも、まず自分に極端な環境を課してしまったほうが早い

人と同じ環境で生きていたら、人との違いを見出すことはできません。
いかに人と違う考えや視点をみつけるかと言うのが天才のポイントだと西野亮廣さんは語ります。
そこで、西野亮廣さんはインターン生には極端な環境を与えています。
冒頭に伝えたように、日本人初のエッフェル塔個展の最高責任者をセトちゃんにやらせてたり、「ロンドンバス買っといて!」と田村Pに無茶ぶりしたりと散々です。

それを見て西野亮廣さんはニヤニヤしているわけですが、それはドSだからニヤニヤしているとかいうわけではないのです。
言い訳の出来ない特殊な環境を与える
基本的に西野亮廣さんは、本人でやれば成功率が高い事もあえてインターン生に仕事を振ります。
そして、アドバイスもせず自由にやらせます、しかもその際にお金に関しても自由に使えるようにします。

とはいうものの、間違った方向にプロジェクト進めていくと、結果から逆算して「この日がデッドライン」と言うのが西野亮廣さんの頭の中にはあるようです。
それを超えると、西野亮廣さんのはインターン生をプロジェクトスタッフから外して、自分で舵を取って秒速でそのプロジェクトを成功させます。


才能の挿し木
さて、このエピソードの何が挿し木なのかというと
挿し木と言うのは切られ前は「花になるため」に育っていました。
ですが、急に切り取られて葉をむしられれ、土に入れられ「根になれ」と言われるのです。
たとえ話になりますが、学校で僕らが学んできたことは「キミたちはこれから花になる存在です。皆さん綺麗な花を目指しましょう」と言われ、それを疑うことなく花の予備軍として育ちました。
そこで、西野亮廣さんは
学校で学ぶ事はもちろん大切ですが、そこにはタイムラグがあるのでそれは過去の正解です。
僕のいる現場は「誰もやったことがない」前例のない事なので、学校で学んだことはまるで役に立ちません。
頭と足を使って失敗して傷だらけになってください。

まるで挿し木のように、今まで花になれと育てらたの彼らに根になれと、言っているようなものです。
そして、挿し木もと言うのはポット(極端な環境)で根を張れないと枯れてしまうんです。
(だから張るしかないんですよ)
逆に、そこで根を張れると芝桜はどんな環境でも咲くことができます。
(芝桜って強いんですよ)
精神論ではない失敗の重要性
このように西野亮廣さんは若手に大きな仕事を振って成長させます。
言うは簡単ですが、僕らも会社員をやっているとどうしても「自分でやった方が速い」と言うのと、ノルマや結果の為に「自分でやって確実に成功させなきゃいけない」と言う事でどうしても自分でやってしまいます。
西野亮廣さんも過去に

ここで西野亮廣さんは複業家(収入源が複数ある)である事から、出来る芸当なのですね。
「失敗は成功の元だ!!とにかくやってみろ!」と、ただの精神論で言う人は多くいますが、西野亮廣さんはキチンとしたロジカルとバックボーンの上で成り立っているのです。
数年前の尖っていた西野亮廣さんも素敵ですが、手がけるプロジェクトが大きくなってチームのリーダーになってからの西野亮廣さんもまた素敵です。
まさに、才能の挿し木です。
若い才能を挿し木して育てているのです。
西野亮廣さんが挿しているのは、チ〇チンだけではなかったと言う事です。