
めちゃくちゃ色々な人に言われます。
あまりにも色々な人に聞かれるので、サウナの良さを説明しておきます。

サウナーのかめぴょんです!!
サウナについて、同じ質問を何度もされて、何度も同じ回答をしているので、その回答をここにまとめておきます。
サウナの誤解:楽して汗をかく
まず、これだけは言っておかなければいけない。

これが、一番の誤解です。
サウナの目的は後述しますが「ととのう」事です。
別に、ダイエットをしたいわけではないのです。
サウナの誤解で一番腹立たしいのが「おじさんが、楽して汗をかいて痩せようとしている」と思われている事にあります、
毎回「そうじゃないよ」と説明しなければいけないので、そこだけはこのブログを読んでくれ方にはわかっていただきたいのです。
サウナにダイエット効果はあるの??
結論を言うと、サウナで直接的なダイエット効果があるとは思えません。
色々なメカニズムがあり、不眠解消や代謝が上がるので、健康的になって結果として痩せると言う事はあります。
ですが、サウナに入ったら痩せるという痩身効果はありません。
ボクシングの減量でサウナを使用しますが、それは計量の直前に体の水分を一時的に抜いて、体重を落とすだけです。
ボクシングの場合は軽量の翌日に試合がありますが、1日で元の体重に戻っています。

ただし、発汗効果と血流促進でビックリするほど「むくみ」が解消します。
ととのうって何?
「ととのう」に関しては、個人の感覚なので正解はありません。
サウナ→水風呂→外気浴を行うと、フワフワした感じになることを「ととのう」と言う人もいます。
頭がスカーっとすることを「ととのう」と言う人もいます。
いずれにしても、サウナ効果で「なんかいい感じ」になることをととのうと言います。
そして、ここからは僕の個人的な「ととのう」について記載します。
脳のリセット=ととのう
僕の場合の「ととのう」ですが、これは完全に「脳のリセット」です。
僕は小学校の時に読んだ「ブッダ」かなんかの本で、とても印象的な言葉があります。
この世で一番難しいことは「何も考えない事」だよ
忘れもしません…
この言葉がとても印象に残ってます。


いや、大袈裟かもしれませんが「サウナ」は、これが出来るんですよ。
サウナってね、90度近い空間なんです。
普通に考えて地獄です。
だって、人間はサウナでは生きていけません。
そして、反対の水風呂も地獄です。
では、人間の体がこの二つの地獄に行くと、どうなると思いますか??

「生きようとする」ってなに??
もう、ほんと大袈裟でごめんなさい。
異常な高温に行くと、脳はどういう反応をするかというと

汗をかくんだ!
体温を下げろ!!
脳というか、交感神経がフル稼働して、体温調節をして「生きよう」とします。
その後、水風呂に入ると…

エネルギーを燃やせ!
体温を上げるんだ!!
もう、身体はびっくりするわけですよ。
でも、共通点がひとつだけあります。

こうなると、脳内で凄い事が起きるんですよ。
もう、この文章読んでるサウナーの方は「わかる、わかる」の大合唱ですよ。
脳がリセットされます!
もう少し詳しく説明


人間の脳って「何も考えないこと」が一番難しいんです。
こういう経験はありませんか??


これは、スマホで言うと
何もしてないのにバックグラウンドで変なアプリが動いてて電池がなくなっていく状態
これって、スマホなら強制シャットダウンしたくないですか??
でも、人間の脳って強制シャットダウンできないんですよね。
でも、サウナはそれが出来るんです。
高温地獄(サウナ)と、低温地獄(水風呂)を、行うとあら不思議!
人間の脳は「生きること、以外考えない」のです。
ととのうは、サウナ→水風呂→外気浴の
外気浴の時に発生する現象です。
この二つの地獄を味わって、外気浴という「通常」の時間を手に入れると
頭が生きるのに必死で、余計な事を考えれない状態になってるんです。

こればかりは、経験したことある人しかわからない領域です。
正しいサウナの入り方
サウナの話をすると、必ずこう言われます。



わかります…
気持ちは痛い程わかります…
なぜなら、僕も水風呂が苦手だったからです…
でもね、サウナーとしてこれだけは言わなければいけないんです。

水風呂はマストなんだ!!
高温(サウナ)で心拍数を上げて、低温(水風呂)で心拍数を下げて、外気欲で体をリセットするのがサウナの一連の流れなのです。
①頭や体を先に洗う
②サウナに入る
⓷水風呂に入る
④外気浴(露天風呂にある椅子に座る)
これを3セットほど繰り返します。
そうすると、外気浴の時にととのいます。
サウナー達の謎の用語にセンスを感じる
ここまで読んでいただければ、僕はもう満足です。
ですが、最後にひとついうと僕がサウナにハマったのは、サウナーの「言葉選び」のセンスの高さです。
物書きとして生きている僕としては「ワードセンス」とは切っても切り離せない関係にあります。
「ととのう」という言葉も、すごいワードセンスだと思います。
あのリフレッシュする現象に「名前」をつけちゃうのがすごいですよね。
しかも「ととのう」って、ネーミングセンスがスゴイです。
おまけに、ひとつだけお伝えしますと、皆様は「羽衣(はごろも)」ってご存知ですか??

水風呂って、きついんですよ。
だって、冷たいから。
でも、サウナーは冷水に入れるんですよ?
なぜかと言うと「羽衣」をまとっているからなんです。
これは「熱した体で水に入ると30秒後に、冷水と熱い体の間に熱交換の層ができる」という科学的現象なのです。
いや、ほんとに科学的な現象です。
なので、水風呂に入る人は動きません。
動いたら羽衣が消えるからです。
だから、水風呂にざっぱーんって入ってくるやつ、マジでムカつくんです。
羽衣は、動きに弱いのです。
というか、この水風呂に入った時に発生する「熱交換層」のことを「羽衣(はごろも)」というワードセンスが、僕がサウナにハマった原因です。
そう、サウナは美しいのです。
