ファッションに自信がない事に関しては、とても自信を持っています。
この年齢になって、やっとそれなりの服装になったと自分でも思う。
どうして僕がファッションに自信がないかを少しだけ掘り下げてみようと思います。
本日は以下の2点を目的とした記事となっています。
・ヤギエイジさん(オシャレ)の言う事をまんま聞いてみた結果
と言う方は、下の目次欄で前半をすっ飛ばしてもらえれば結構です。
そして、その旨を僕にDMしてください。
あなたをブロックしますから。
かめぴょんの私服はどうしてダサいのか?
僕は私服がダサい。
それは自分でもそう思っている。
ここからは僕の持論になるが服のセンスと言うのは、かなり親の影響を受けていると思います。
なぜかと言うと服のセンスには「どれだけのパターンを試せたのか」という数の理論があると思うのです。
・センス
・興味
・試した量(努力量)
と言う要素があるのです(知らんけど)
僕の幼少期:基本的に芋ジャー
芋ジャーって知ってます?
「芋くさいジャージ」の事ですよ。

僕は北海道札幌市の片田舎に住んでいました。
(札幌は都会だけど、僕の住んでいたところは田舎だよ!)
そこでは少年の8割はジャージで登校していました。
今のようなかっこいいジャージではなく、1988年だったので
「手首、足首、腰がキュッとなっている」
「着丈が短い」
「足は下に向かって細くなっている」
と、いうジャージが主流でした。
(画像引用元:1980年頃(昭和60年)頃のプーマのジャージ)
いいジャージか、それ以外か
そのジャージだらけの世界ではオシャレの概念は非常にあいまいでした。
pumaやNikeやアディダスと言った街でしか売っていないジャージがいいジャージとされており、地元にある「1Fがスーパーで2Fに安い服が売っているビル」で買える謎のジャージではだめだったのだ。
※田舎エリアでは札幌の中心街に行くことを「街に行く」という。

そして、その価値観は「俺か、俺以外か」というローランド様の代表的なギャグのごとく「メーカーのジャージか、それ以外か」と言う価値観があったのだ。
だがしかし、これはあくまでも僕の主観がそうだっただけだ。
いや、正確には自分の母親にそう教えられていたのだ。
母とジャージ
僕の母は僕に良いジャージを買い与えてくれた。
だが、デザインなんて二の次だ。
めちゃくちゃカラフルなジャージだったりして僕が嫌がっても
これメーカーしんよ、メーカーしん
そうなのだ。
うちの母は「メーカー品」の事を「メーカーしん」と発音するのだ。
しかし、白いジャージだけは買ってもらえなかった。
汚れるからダメに決まってるでしょ!
まぁ、それはわからなくもない…
僕は、白が好きなんだ…
僕も親になってわかるよ、子どもの白い服の危険性を…
でもね、僕がこの年齢になっても納得いかないのが
犬飼う時もその理由だったことだ。
↑本当は白い犬が欲しかったけど、ダメって言われたからうちに来たひなちゃん
何が言いたいかと言うと、ジャージしか着ないでいたらオシャレ度は上がらないという事だ。
親はオシャレに興味がなかった上にお金もなかった
僕の母親は普段着に興味がなかった。
父親もそうであった、よそ行きの一張羅があるだけだ。
しかも、授業参観は着物で登場したりする変わりものでもある。
なので、普段着なんて寒くなければなんでもいいという感じだ。
(北海道だしね!本当に寒いんだよ!!)
つまり「服にお金をかける文化がない」わけです。
基本的に僕は兄のお下がりを着ていた。
思春期になり服が欲しいと言っても
そんなもったいない事に金を使うな!
欲しかったら自分の金で買え!
これは切実な問題だ。
中学校の時はお小遣いをもらっていなかったのだ。
お正月のお年玉と、お盆の時に親戚からもらえるお年玉的なやつで一年をやりくりしなければいけないのだ。
※お盆に貰える小遣いってなんて言うだろうね?
僕は年頃だから、服も欲しいし、整髪料なるもの欲しかった…
そうだ、うちは整髪料も買ってくれなかった「嫌なら坊主にしろ」と言った感じだ。
だが、僕はスーパーファミコンのカセットも欲しいのだ。
服は一着数千円、服を買ってしまうとカセットが買えないのだ。
この時に服を選んでいたら、僕のオシャレ感は変わっていたかもしれない。
父がくれた1枚のトレーナー
その後、あまりに服が欲しいから金をくれと言う僕に対して父親が「これ、1回しか来てないからお前にやるよ」と言って新品のトレーナーをくれた。
赤と白のカラフルなトレーナーで胸のところにはカッコイイロゴの英語が書いてあった。
僕は嬉しかったのです、英語はなんて書いてあるかわからなかったが、色使いもカラフルなトレーナーだ、父親が選んだと思えない服だった。
僕はそれをオシャレだと思い嬉しそうに着ていた。
大人になってから、その英語はBudweiser(バドワイザー)であった事を知ったのだ。
父親が懸賞で当てたトレーナーだったらしい。
なぜ、大人になってから気が付いたかというと、ビールコーナーのキャンギャルにこのような人を見かけたからだ。
考えて欲しい…
中学生が「バドワイザー」と書かれたトレーナーを嬉々として着ていた事を大人になってから気が付く悲しみを…
高校も大学も金がなかった
ウチはお金がそんなになかった。
高校時代は部活(バレー部)だったので、バイトができませんでした。
その時の僕のお小遣いは3000円/月だった。
1日1本ジュースを飲んでしまったら終わりです。
しかもこの中から「ワックス(当時出たばかりのジェレイド)」を買ったり、部活で使う「テーピング」を買わなければいけなかった。
途中から5000円に値上がりしたが、服ではなく「PHS」を購入した。
↑ハイパーキャロッツだ!!
そう、服に掛けるお金がないのだ。
大学ではバイトはしていたが車を購入してしまったから4年間ローンを払い続けていたのでやはり服はあまり買わなかった。
つまり、僕に服のセンスがないのは、あまりにも服を買わなかったからだ。
服を嫌いな理由
まず、僕が「服と関わらない人生だった」という事がわかったと思います。
たまに「親と服買いにいった」と言う人を見かけたが信じられなかった。
そして、努力すればよかったんでしょうけど、僕は「試着も嫌い」「裾上げも嫌い」なのです。
なぜなら時間がもったいないからです
ですが、ついに僕も大人になりお金を手に入れました。
服を買うお金を手に入れました。
だが、その時には服が似合う身体を手放してしまったのだ。
(57キロ→72キロ)

その後、マジで服はどうでもよくなった時期がありました(34歳くらいまで)
でも今は人前に立つことも増えましたのでオシャレにみられたくて「チャオパニックでマネキンが来ているやつ」を基本ベースにしています。

というか、服を選ぶこと自体好きじゃないので、服を買うのは割と苦痛なのです。
でも、ダサイと思われたくないのです。
そこで!!
解決!ヤギエイジ!!
お待たせしました。
ながながと僕に服のセンスがない話を書いてきましたが、本題はこれからです。
僕の友人でヤギエイジさんという方がいます。
メッチャオシャレです。
そしてイケメンです。
このヤギエイジさんが、僕のためではなく、みんなのためにFacebookで
と、ムチャクチャわかりやすい記事を投稿したのです。
僕は思いました。
ヤギさんの投稿内容の以下の通りである。
非常にわかりやすい上にためになるので読んでもらいたい。
僕のバドワイザー的などうでもいい過去を読んだせいで、そろそろ読み疲れている頃だと思う。
お前の過去なんかどうでもいいんだよ!!
と、思っている方がいらっしゃれば僕にDMを送って欲しい。
ブロックしてやる。
僕が僕のブログで何を書くかかは僕の自由だ。
ユニクロで揃える5,000円以下の夏コーデ
って事で、誰でも手に入る物でオシャレに見えるコーディネート提案をお届けします。
・全てユニクロ
・トータル5,000円以下
ポイントは『色味とサイジング』
Tシャツとデニム
ここ最近のユニクロTシャツはサイズや色味もトレンドをしっかりと抑えていて、品質も素晴らしくブランドTシャツと大差ないのでほんとオススメです。
Tシャツとデニムっていう超定番スタイルなんだけど…

・デニムはあえてスリムフィット
全体にメリハリが付いて、平凡な印象をガラッと変えてくれます。
お腹周りが気になる方はスタイルをごまかせるのでオススメです!
デニムは裾を上げて、くるぶしの辺りをちょい見せすると足長効果が期待できます。
色見のポイント
続いて色味ですが、Tシャツがかなり大胆な色味なので、これ1枚でも十分アクセントになります。
今回は全部で2色なので、ボトムスはオレンジの補色関係にある青を組み合わせています。
そして、トップスが赤とオレンジを足したようなちょっと濃い色味なので、それに合わせてボトムスも同じ彩度のものを選ぶのがポイントです。
気になるお値段
今回のトータルコーディネートのお値段は
・ボトムス 2,990円
合計 4,490円+税
#プチプラコーデ
かめぴょんの挑戦
どうでしたか??
ここまで読んでどうですか??
すごくないですか??
ってか、5000円でこれすごくないですか??
なので、僕が挑戦しました!!
5000円握りしめてユニクロに行きましたよ。
で、このヤギエイジプランのすごいところが、商品名と色までも指定されてるから、めちゃくちゃ迷わないという事です。
かめぴょんTシャツを選ぶ
お店に入るなり、スマホ片手にすぐにコイツを探しに行った。
そして、すぐに見つかった。
ヤギさんはサイズがLだった。
僕もLだと思い、いつもなら試着をせずに購入しているところだ。
だが、今回のテーマは「サイジング」と「オーバーサイズ」だ。
僕は慣れない試着室に行ってLのシャツを着た。
割とぴったりでオーバーサイズ感はない。
俺はXLだったんだな!
Lを選んでいるのは「自分の体がLであって欲しい」という願望でしかないんだ!!
という事と、自分の体が思ったよりデブっていた事に気が付いた昼下がりです。
かめぴょんパンツを選ぶ
そして、パンツを選ぶのはファッション素人には難解中の難問なのだ。
パンツってシルエットで呼び方たくさんあるじゃないですか??
「スキニー」「スリムフィット」「テーパード」・・・
どれが何か全然わからないのだ。
テーパードに関しては犬の種類ではないかと思っているくらいだ。
オシャレな人にとっては普通かもしれないが、あなたの常識は僕の非常識だという事を伝えたい。
オシャレ用語はわからないのだ。
あなただって僕の使う専門用語はわからないだろう??
・HTML/CSS
・遺留分減殺請求権
・クラブスクラッチ
・BPM
・ティファール最強
だがヤギエイジ情報によると、色見まで指定されているので、これまたとにかく選ぶだけだった。
かめぴょんヤギエイジの真似してみた
ついに、僕は5000円でヤギエイジさんと同じアイテムを手に入れたわけだ。
服の事をアイテムと言ったのは、これが初めてに経験だ。
これは僕にとっての大いなる一歩だ。
始めて月面着陸に成功したルイアームストロング船長はこう言った。
僕が服の事をアイテムと言ったのはこれと同じ事なのだ。
そして、まんま購入してみた。
どうでしょうか??
ヤギさんのFacebookコメント欄には
#イケメンに限る
とかがあったが、そんなことはないだろう。
僕の持ち前の面白い感じが前に出てしまっているが、普通に似合っているでしょう??
いずれにしても5000円で、これは凄いでしょう??
服を選ぶのが苦手な男性は多いでしょう、ただこれなら本当に5000円を持ってユニクロに行って店員に画面見せたらオシャレになれたという実体験ですぞ!!
今後のヤギさんの活躍に期待です。
だが、これだけは言わせてくれ。
僕が持っているゲーム機は「ゲームウォッチ・ドンキーコング」というかなりのレアものです。
ヤギエイジプロフィール
【以下、ヤギエイジのFacebookより】
映画「ぺるそな」監督。
映像撮影・写真撮影・グラフィックデザイン・WEBデザイン・ディレクターなど。
価値のあるアートワークを提供します。
ご依頼あれはぜひ!
そして、そんなヤギさんが僕のために作ってくれた動画がコチラ