誰か見たのかよ!バーチーのブログに続きがあるって誰か見たのかよ!!

僕の友人で会社員ブロガーの「みんなの後輩バーチー」がブログを更新しました。

彼とはキングコング西野さんのオンラインサロンで出会いました。

このブロガーは、とんでもないブロガーなんです。

更新頻度は一年に5回程度です。

なのに堂々とブロガーを名乗ります。

そして内容も毎回ふざけています。

今回も「映画えんとつ町のプペル」超真面目な感想文と銘打っていました。

かめぴょん
かめぴょん
当然ながらふざけた内容に仕上がっていました。

彼のブログの特徴は「脱線ブログ」というジャンルです。
#僕が名付けました

僕のように文章が上手になると、いろいろな方に文章の書き方を聞かれます。

もちろんコツがあって、文章にはがあれば脱線しても必ず戻ってこれるんです。
むしろ、その脱線が後半の伏線になったりするテクニックがあります。

ですが、バーチーのブログは一度脱線したら二度と戻ってきません。

戻らないまま着地してしまいます。

そのくせ毎回脱線するという、中毒性が高いという問題も抱えています。

そこで僕は考えました。

かめぴょん
かめぴょん
このままだったらバーチーが西野さんに怒られてしまう!!

実際にコメント欄にも西野さんに届いて欲しいという期待の声と、西野さんに怒られて欲しいという期待の声が入り乱れていました。

そして、バーチーブログ最大のトリッキーな手法が「目次詐欺」と言うやつです。

バーチーブログは、最初の目次があります。

その目次がめちゃくちゃ面白そうなんです。

今回のえんとつ町のプペルについて書かれたブログの目次はコレです。

1.キャスティングの妙
2.なぜ自分はあの場面で涙したのか
3.40代会社員のとっての「煙」とは
4.父親目線の『映画 えんとつ町のプペル』
5.第2章を予感させる伏線
6.煙の向こうにあったもの

かめぴょん
かめぴょん
超面白そうじゃん

ですが、相変わらず「1.キャスティングの妙」で脱線し帰ってくることはありませんでした。

読者からも

続きはーー!!

続き書いてよーー!!

と言う声が上がっています。

そして、彼は絶対に書くことはないでしょう。

なので、続きは僕が書くことにしました。

まずはバーチーの本編を読んでから僕の続きを読んでくれるとありがたいです。

1.キャスティングの妙

えんとつ町のプペルは「アニメ映画」です。

ところが声優のキャスティングには、いわゆる「プロの声優」が少ないんですね。
俳優や芸人が担当しているんです。

このキャスティングについては、一部のアニメファンから批判的な声も上がっていました。

かくいう僕も声豚とまではいきませんが、声優ファンですので、できれば声のプロで聞きたいなぁと言う願望はありました。
#声豚とはものすごい声優好きの人の事です。

ちなみに、僕ならこんなキャスティングをするでしょう。

ルビッチ=中尾隆聖
プペル=野沢雅子
スー=古川登志夫
アントニオ=島田敏
ダン=塩屋浩三
ブルーノ=若本規夫

かめぴょん
かめぴょん
わかる人にはわかると思いますが、すっげぇバトルアニメになる事間違いなしです。

しかし、この「俳優を起用する」事に関しては西野亮廣さん本人が言っている理由と、僕が憶測する理由があります。

それぞれ、説明しますね。

西野亮廣が語っていた理由

主人公を「ただ声が合っている」と言うだけで選んでしまうと、きっと全てが胡散臭くなってしまいます。
皆から鼻で笑われてしまうような「星を見よう」という臭い台詞を堂々と言うには役者自身がその類の強さと純粋さを持ち合わせている必要ある
(KADOKAWA 「ゴミ人間」より引用)

ブルーノに、立川志の輔さんを起用するあたりが、並々ならぬ思いいれが感じられます。

さて、ココからは僕の個人的な感想ですが、俳優を声優を起用する時って「話題作り」が多いじゃないですか?

イケメンを起用して、その俳優の固定ファンを誘導するとかですね。

特に過去で残念だったのは「モンスターズインク」です。

完全に話題作りです。

声の仕事なのに見た目が似てるからと言う理由です。
(不思議ですが、二人ともうまかったから結果的にはよかったですが)

こういうビジネス臭を感じると、ちょっと萎えますね。

かめぴょんが憶測する理由

2つ目の理由は世界を狙っている事だと僕は憶測しています。

僕らは基本的に日本のアニメで育っているため違和感を持ちませんが、日本のアニメって2つの特徴があるんですね。

1つは目が異常に大きい(キラキラしてる)


(↑コンタクトレンズですよね??)

ですが、アメコミを見てもわかりすが、そこまで目は誇張されていません。

目の大きい表現が悪いわけではありませんがリアリティとファンタジーのバランスを重視する西野さんは、日本だけのアニメっぽさは排除したのではないでしょうか?

もう一つは声の高さです。

日本のアニメは異常に声が高いんです。
もう高いのが当たり前になってて違和感すらないと思います。

例えばアニメポケモンのピカチュウはめちゃくちゃ高いですよね。

映画「名探偵ピカチュウ」の声を聞いたことがあるでしょうか??

ものすごいリアリティがあります(人間でしかない)。

かめぴょん
かめぴょん
ジャパニーズアニメ慣れしてるとビックリしますが世界ではアレがスタンダードなんです。

#世界の事なんて知らないけど言い切ってみた

もし西野亮廣さんが「日本一」を目指すのであればプロの声優を使っていたと思います。

ですが、世界戦を見据えているのであれば、この選択は国によっては受け入れやすい形をしていると思います。

ちなみに、宮崎駿はと言うと

実は宮崎駿さんも初期の頃はプロ声優を使っていましたが、後期になるとプロはあまり使わなくなります。

風立ちぬなんて庵野監督が声優ですよ?

もののけ姫が石田ゆり子だった時も相当なバッシングがありました。

その時の宮崎駿さんの答えが

「プロの声優は注文通りの演技ができてしまう。それが妙に嘘くさく聞こえてしまう」

ナチュラルな演技を求めていたのでしょう。

ちなみに、ジブリキャラの中で僕が一番好きなキャラはムスカですが、ムスカも俳優の方で、基本的には声優ではありません。

2.なぜ自分はあの場面で涙したのか

映画えんとつ町のプペルは「バスタオル映画」と呼ばれています。

それはハンカチじゃ足りないくらい涙が止まらないと言う意味です。

それもそのはず、涙してしまうポイントが随所に散りばめられているのです。

さて、皆さんはどこで涙するでしょう?

そもそも映画や物語で感動する時の「感動の正体」とはなんでしょうか?

かめぴょん
かめぴょん
それは「共感」です。

感動の正体は共感なのです。

あなたはどのキャラクターに共感(感動)しましたか??

星を語るブルーノですか?

星を信じたルビッチですか?

忌み嫌われても、友を信じたプペルですか?

家族を信じ愛しているローラですか?

それとも・・・

夢を否定する、アントニオですか??

僕はなぜアントニオで涙したのでしょうか??

それは僕の人生において、夢を追う事よりも夢を追っている人を否定した時間の方が長かったからです。

「地に足のついた生き方しなよ」

「もう大人なんだからさ…」

そう、僕はアントニオだったんです。

3.40代会社員のとっての「煙」とは

映画をご覧になった方は分かると思いますが、煙の中の描写に違和感を感じませんでしたか??

紫色のうねうねが渦巻く世界です。

雲の中なら、水蒸気っぽく描くはずです。
煙の中なら黒を基調に描くはずです。

ですが紫色のうねうねです。

なんとも言えないもどかしい描写でした。

紫のうねうねは、星(夢)を遮るものです。

僕たちが今の自分は間違っていないと折り合えをつけるために付いた言い訳です。

僕らアラフォーは就職氷河期だった、失われた10年と言われるほど景気が悪かった。

時代のせいだ、僕が挑戦しなかったのは不景気のせいだ。

大人になったら、気が付けば不景気だった、そしてリーマンショックが来た

さらに景気は悪くなった。

東日本大震災、同時多発テロ、数多くの災害、そしてコロナだ。

もし、僕が生まれた時代が高度成長期だったら挑戦したさ。

でも、僕の時代はそうじゃなかった、こうやって生きていくしかなかったんだ。

仕事があるだけありがたい時代だった。

そう、時代のせいだ、環境のせいだ、僕のせいじゃない。

こんな言い訳が僕の紫色の正体です。

認めよう、僕は挑戦しない人間だ。

4.父親目線の『映画 えんとつ町のプペル』

いつ、どんな時代に生まれても、僕は同じような生き方をしただろう。

そこそこの努力をして、そこそこの生活を維持して、テレビやニュースでうまくいかない人を探して笑い、自分はこの人よりマシだと安心するんだ。

紫の煙に囲まれて、上を見上げず、もっと下の人を探すの躍起になっている。

父親目線でえんとつ町のプペルを見て思った。

僕は父親として、変わらなきゃいけない。

僕は紫の煙を、吹き飛ばしてもう一度夢を見なきゃいいけないんだ。

なぜなら、夢を追う大切さは言葉じゃ伝わらないからだ。

多くの親は子供が小さい時に「夢は大きくもて」と言う

そして、子供が成長すると「いつまで夢みたいなこと言ってるんだ。現実を見ろ」と言う。

同じ人のセリフとは思えない。

だが、夢をあきらめた親が子供に「夢は大きくもて」と言っても届かない、言葉は刺さらない。

なら、親がやるべきことは二つだ。

一つは、夢を追う姿を見せる事

もう一つは、夢を追うには痛みが伴う事を体験談として伝える事

これが父親目線のえんとつ町のプペルというメッセージだ。

6.煙の向こうにあったもの

さぁ、最後です。

ここまでお読みいただきありがとうござました。

煙の向こうには星がありました。

煙の向こうには夢や希望があります。

だが、僕は逆にこう聞きたい。

あなたにとって煙って何ですか??

僕はこの映画を「星を見つける映画」だと思っていません。

僕は「煙の吹き飛ばす映画」だと思っています。

あなたの人生を覆う黒煙の正体を見極め、吹き飛ばしましょう。

僕は少し先で待ってます。

僕は・・・

 

羞恥心という黒煙を吹き飛ばして、ダイエット系インスタグラマーになる事にします。

 

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お気づきだったろうか??

テンポが悪かったので、は書きませんでした。