【連載④】かめぴょんはダサい!!

突然ですが、かっこいいってなんですか?
思い返してみれば、僕はかっこいいを遠ざけて生きてきた気がします。
みなさんは、僕のことをおもしろいと感じたことはあっても、カッコいいと感じたことは少ないのではないでしょうか?

僕自身も、カッコいいより、おもしろいを優先して生きているので、それはいたしかたありません。
今回、4月4日に小八重 奈緒(こばえ なお)のワンマンライブにDJとしてお手伝いをすることになりました。
実は、色々なことがありまして、かめぴょんってダサいよねという結論に至りました。
今日はそんなセンチメンタルなお話をさせていただきます。
どんな世界観のライブなの??
小八重奈緒(こばえ なお)とはZoomで打ち合わせをしています。
とりあえず、戸田まりから「かめぴょん!DJやってよ!」と言われたので、ノリでOKしたので、なにをやれば聞いていません。
きっと、僕に出現を求めてるんだから、おもしろいが欲しいに違いないと思っていました。
しかし、打ち合わせをすると

私がカッコいいと思う音楽で、私の世界感を作り出したい
ひと通り話を聞いたところ、笑いの入る余地は1mmもありませんでした。
うぇーい!
と、いうパリピノリも必要ないとのことです。

(生成AIで「パリピ」で作ってみた)

具体的にはどんなイメージなの??

この曲が、イメージに近い世界観です

マルセイユ辺り!!
うおっ!
これ、宇多田ヒカルのマルセイユじゃん!!
この曲を選ぶだなんて、まじかよ!と僕のDJ魂に火がついた。
90年代後半から2000年代にDJをやっていた人なら、この曲は絶対にヤバすぎてヤバい曲なのです。
何がヤバいかを説明します。
確かに、この曲はいい曲であるが長いので、ライブ向きではありません。

途中で飽きられたら、地獄的な曲なのです。
笑ってごまかすこともできない雰囲気の曲です。
難易度高いなと思っていました。

この曲のライブバージョンにDJがいるんですよね。
これをかめぴょんにやってもらいたくて。
正気か??
おもしろ要素ゼロじゃないですか?
このDJはシンプルにカッコイイやつじゃないですか?
とはいえ、実は小八重奈緒はよく見ていました。
本気と書いてマジ
僕が前回のポンコツだらけの音楽界では、DJというよりは、もはやショートコントとしか言えないパフォーマンスを披露しました。

(エアーバンド)
ですが、出番前の【開場から開演までの時間】に、僕はDJをやっていました。
この時、僕は実は本気を出していたのです。
一切ボケないで、本当にカッコいい曲だけを選曲していました。

来てくれた人からも、とても評判が良かったです。
そうです。
小八重奈緒は、こっち(本気)のかめぴょんを求めていました。

いやいや、それならちょっと照れくさいけど、本気の方のDJをやろうじゃないかとなったわけです。
笑いは要らない
やりたい方向性はわかりました。
マジで笑いは、要らないとのことでした。
つまり、バーチーとは組めないということです。

そこで、ひとつの懸念をいだきました。

あの、やっぱりパフォーマンスで、メンバー紹介みたいのってやるの?

あー、やりたいですね。

ふと、思ったんだけど、その世界観に「かめぴょん」って響き大丈夫かなぁ
メッチャかっこいい雰囲気で「DJかめぴょん」って叫んだらどうなるかなぁ…

台無しですね
そうなのだ、いくらかっこつけようが、どんなにかっこいい曲をかけようが、かめぴょんという名前には「ユーモアと、チャーミングさと、心強さ」が兼ね備わっているのです。
そんな、愛しさと切なさ溢れるかめぴょんは、小八重奈緒のステージには向いていないのだ。
現に、今のこの文章だって、なんか篠原涼子っぽさをだして、笑いを取ろうとしてしまっている。

うーん。自分でも分かってるけど「かめぴょん」って響きは世界観にあわないよねぇ

…はい。
ごめんなさい、フライヤーに名前載せたくないです。

大丈夫だよ
俺もそう思うから
そもそも論だが、別に僕は「かめぴょん」という名前に誇りを持っていたり、執着しているわけではい。
別にかめぴょんじゃなくて、八木勇征でも、平野紫耀でも、佐藤勝利でもなんでもいいんです。
そんなこんなで満場一致で、かめぴょんという名前はダサいと言うことが可決承認されました。
そうだ!名前を変えよう!!
フライヤーが出来上がりました。

よかった。
ここに「DJかめぴょん」ってあったらクソダサかった。
はい、そうです。

DJ Valleyが、新しい僕のDJネームです
どうして、この名前にしたかは、めっちゃどうでもいい話なのですが、おれ結構本気出すから、みんなぜってーみに来てくれよな!!
おれ、マジで笑わせないから!!