西野の異常な欲求
皆さんは「マズローの法則」はご存知だろうか??
人間の欲求には5階層(プラス1階層)があるとされていて、1つの欲が満たされると次の階層の欲にシフトチェンジしていくと言う仮設です。
今回はその法則を「西野亮廣」に当てはめた場合、どう解釈するか??
と、言うテーマでお話させていただきます。
現在「映画えんとつ町のプペル」の封切りを控え、珍しくメディアへの露出も増えた西野亮廣さんです。
西野亮廣と言えば「絵本の無料公開」や、今では市民権を得た「クラウドファンディング」を日本で初期段階からやり、持ち前の炎柱(煉獄さん)体質もあいまって大炎上した過去があります。
しかし、ことごとく結果を出し続けて
「あれ?西野が正解だったの??」
みたいな空気が流れはじめ、炎上王の名を返還しました(なぜか相方梶原さんの方が炎上するようになった)。
そして、逆に「現代の革命家」と呼ばれるようになり
西野は時代の先を行き過ぎていて理解できない人達に火をつけられていた
みたいな空気になったのです。
ですが、そんな西野亮廣さんもご多分に漏れず人間なので、マズローの法則に当てはめてみようというのが今回の僕の試みです。
そうしたところ、僕がファンとして見てきた西野亮廣さんは、この成長欲求の階段を登っていくというエンターテイメントであったことに気がついたのです。
だが、西野亮廣さんは天才なのか人間としていびつなのか、マズローの法則に当てはまらない部分もありました。
そして、間もなく西野亮廣さんは第6階層に突入するが、ここが極めて面白そうに見えるのである。
ただ一つ言えるのは西野亮廣の成長物語は最高のエンタメであると言うことです。
そもそもマズローの法則とは
まず、今回のテーマを話す上で「マズローの法則」を知ってもらいたい。
詳しくは自分でググるなりして調べて欲しいのですが、ざっと簡単に説明します。
【マズローの欲求階層説】
人間の欲求には階層があり、その欲求が満たされると次の階層へ行くという考え方です。
そして、その階層は5段階(プラス1階層)あります。
下層から「生理的欲求」「安全の欲求」「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現の欲求」
そして、これらすべてを満たすと第6段階「自己超越の欲求」にシフトチェンジすると言われています。
知っている人は、この項目を読み飛ばしていただいて構いません。
第一階層「生理的欲求」
人間の三大欲求、いわゆる「食欲」「睡眠欲」「性欲」と言った、シンプルに生きていくための欲求の事です。
つまり、生物としての欲求ですね。
第二階層「安全の欲求」
身体的に安全で、かつ経済的に安定した暮らしをしたいという欲求です。
家に住むであったり、仕事をしてお金を得るといった欲求です。
つまり、社会的な暮らしがしたいという欲求ですね。
第三階層「社会的欲求」
小さい単位で言えば「家族」や、大きい単位で言えば「会社」等、社会的な集団の一員でいたいという欲求ですね。
つまり、自分を受け入れてくれる存在が欲しいという欲求です。
第四階層「承認欲求」
これは最近よく聞くフレーズだと思いますが、集団の中で高く評価されたいという欲求ですね。
つまり、物質的な欲求、精神的な安定を手にすると、他者から高く評価されたいという欲求に変化するのです。
第五階層「自己実現の欲求」
これは自分にしかできない事を成し遂げたいという欲求です。
例えば、ミュージシャンになりたかったけど、アルバイトをやっていると言う場合は夢と現実との乖離が欲として発生します。
生きるためにアルバイトを選択しましたが、それらの欲が満たされると「やはり自分のやりたい事をやりたい」という現象です。
つまり、アイデンティティを強調した生き方をしたいという欲求です。
第六階層「自己超越欲求」
そして、マズローは後年に更に「欲には第六次階層がある」と提唱しました。
それが「世界の貧困をなくしたい」「社会をより良いものにしたい」と言うような、自分自身に対しての欲ではなく、エゴを超越した理念の達成に欲求が満たされるというものです。
著名人の慈善活動等が、この高次欲求に分類されると言う事です。
西野亮廣をマズローの法則に当てはめてみた
最近では「キンコン西野!ラオスに小学校を建設」「キンコン西野!台風被災地に行政よりも早く災害支援実施!!」等、マズローの法則的には最高位である第六次欲求に基づく行動が目立つようになってきました。
(↑ラオスの子供たちと西野亮廣)
(↑実際に建設された「プペル小学校」)
実は西野亮廣さんは「阪神淡路大震災」の被災者である事から、昔から災害や貧困に対しては敏感なのです。
例えば、よく炎上の種になる「被災地に千羽鶴を送るのは迷惑以外なにものでもない」という発言で炎上していました。
これは西野亮廣さん自身が阪神淡路大震災時に「送られてきた千羽鶴の仕分けをさせられて困った」と言う実体験からの言葉であったりするのです。
さて、この高次欲求(六次)を満たそうとする人は、一次欲求から五次欲求まですべて満たされている事が前提だとマズロー氏は言っています。
確かに、最近で言えば俳優のレオナルド・ディカプリオ氏が慈善事業に多額の寄付をしたり、Facebookのマーク・ザッカーバーク氏がFacebook株の99%を寄付するなど、いやらしい人が揶揄する「売名行為」では説明がつかないような行動も第六次欲求を満たすためと言えば説明がつきます。
レオナルド・ディカプリオ氏もマーク・ザッカーバーク氏も、一人の人間の欲求を満足させるだけの「お金」「地位」「名誉」は手に入れた素晴らしい人間だと言えると思います。
そこで、西野亮廣さんもマズローの法則に当てはめて検証したいと思います。
第一階層「生理的欲求」
いきなりですが、第一次階層から西野亮廣さんは、当てはまらないのです。
皆さんも人間の三大欲求と言うのは聞いたことがあると思います。
[box03 title=”人間の三大欲求”]・食欲
・睡眠欲
・性欲
※ただし「性欲」は食欲と睡眠欲が満たされて初めて発生する欲求である[/box03]
確かに、その通りだと思います。
男女関係なくそうではないでしょうか??
性欲より「空腹」「睡魔」こちらの方が強いでしょう。
では、西野亮廣さんの場合…
西野亮廣の「食欲」
まず食べないです。
コンビニの蕎麦しか食べないです。
その他には「きゅうり」「ちくわ」「たこぶつ」くらいです。
BBQイベントの時とかは普通に食べてますが「これ焼けてますよ!」と、お皿に入れようとするとあからさまに嫌な顔をします。
しかも、食べない理由が
・食べている時間がもったいない
・ダイエットするのがメンドクサイ
一つ目の理由は理解はできないですが納得はできます。
(僕は無理だけど、トップクリエイターはこういう事なんだろうなぁと言う意味です)
二つ目の理由はなんですか??
色んなつらい事しなきゃいけないし、時間ももったいないじゃないですか?
だったら、ダイエットしなくていい生活したほうが楽じゃないっすか?
言ってる意味はわかるんですけど、既に太っている人(僕)が聞いたら素直に受け止められない言い分ですね。
まとめると、西野亮廣には人間の三大欲求の一つ「食欲」がありません。
西野亮廣の「睡眠欲」
まず、寝ません。
芸能界デビューした20歳の頃から平均睡眠時間は一日2時間程度だそうです。
それは今でも続いているそうです(インターン生に聞いたから間違いないです)。
最初は信じていませんでしたが、ファンをやっているとわかります…。
本当に寝てないです…
もう一日の終わりは睡眠ではなく、気絶です。
↑スタッフに「靴脱げや!」と怒られる西野氏
おやすみなさいというわけではなく、気絶です。
↑気絶して担がれる(こんなタレント見たことない)
過去に、山形の飲み会イベント後にホテルからInstagramのライブ配信があり、配信中に、西野さんがコメント読みながら、そのまま寝た事があります。
急にバタっと前のめりに倒れて2時間西野さんの頭頂部しか映らないという放送事故がありました。
その後、目覚めるという配信でしたが、コメントといいねの数が普段の5倍くらいあった伝説の回となりました。
まとめると、人間の三大欲求の一つ「睡眠欲」がありません。
ただし、一年に1回くらい「赤ちゃんと同じくらい眠る日」があるそうです。
寝ない食べないのに「性欲」が半端ない
通常の人間であれば「食欲」「睡眠欲」が満たされて初めて発生するのが性欲です。
これは人間だけでなく生物としての「機能」です。
前述したように西野亮廣には「食欲」と「睡眠欲」がありません。
そうなると原則としては「性欲」は発生しません。
だが、西野亮廣の性欲は化け物です。
これは「性欲が化け物クラスにある」と言う表現ではなく、「食欲と睡眠欲がないのに性欲が尋常じゃない程あるというのは生物学的に考えて化け物だ」と言う事です。
本人いわく
と言っていました。
今の西野亮廣さんからは想像できないでしょうが、過去に渋谷の道玄坂のラブホテルの前で熊切あさ美さんにセ〇クスさせてくださいと土下座して断られると言う一幕もあった(番組企画)。
↑伝説の道玄坂土下座(死ぬほど笑った)
最近では、現代の革命家と言われ、尊敬される人間として扱われているが、人間としてはいびつとしか言いようがない生態系なのである。
食べず、眠らず、それでも性欲だけはあるというのは地球上で西野亮廣と鮭だけである。
第二階層「安全欲求」
安全欲求と言うのは、例えば家に住みたいとかであるが、現代でいう安全とはお金でしょう。
現代人は「お金のない恐怖」と戦っているのだと思います。
華やかだった芸能界も新型コロナウィルスの影響で右肩下がりとなっております。
あのM1グランプリで輝かしい存在感を出したスリムクラブの内間さんが住宅ローンを払えないというニュースに本当に心が痛みました。
そんな折、西野亮廣さんの場合はメイン収入がオンラインサロンだとして、年間ざっと計算したら…
1,000円 × 70000人 = 70,000,000円/月
ちなみに、所得税のMAX税率は45%なので、本当の収入は半分と考えていいと思いますが、それでもスゴイ金額ですね。
単純計算、税引き前で年間9億4千万円で、税金で半分持っていかれても4億7千万です。
というか9億稼いで4億税金で持っていかれるって、日本の所得税(累進課税方式)ってすごいですね。
実は西野亮廣さんは、税金にはあまり強くなく。
(絶対知ってるのに強くないフリをしてると思ってたら「減価償却って知ってる?」とガチで知らない事がわかりました)。
いつも税金の計算ができなく、自分の会社のスタッフに確定申告時に(税金を払う時期)に
[chat face=”woman1″ “align=”left” border=”red” bg=”red” style=”maru”]てめぇ、これ以上会社のキャッシュ(納税用の現金)使ったら殺すぞ[/chat]
と、言われていたそうです。
西野亮廣さんがスタッフに言っているのではありません。
西野亮廣さんがスタッフに言われているのです。
どうしてそんな事になったかと言うと、西野さんは「コンビニ寄ったらレジ前にブラックサンダーあったから買っちゃった」みたいなノリで兵庫県川西市の土地とか買ってくるのです。
当然、会社は表面上9億以上稼いでいるから世間からは西野は銭ゲバと思われているが、9億以上稼ぐが9億以上使っちゃうので、なまじその辺の会社員の方がお金を持っているのです。
当の本人も
生活費も一日700円くらいです。
ただ生活費は要りませんが、製作費は必要なんです。
なので貯金はしないで稼いだお金は全てエンタメにぶち込みます。
と、すべて使い切るのです。
いや、正確には100万円の貯金は持っているようです。
それはお母さんに「100万円だけは残しておきなさい」と言われたからです。
現代の革命家はお母さんの言いつけを守っているのです。
(東京都 革命家 40歳 男性)
しかも、超緊急時(スマホを無くしたとき)は夜中にお母さんに連絡すると言う40歳男性なのです。
※詳しく知りたい方はコチラのブログを参照してください(僕が過去に書いたブログ)
[box06 title=”あわせて読みたい”]酔ってなくしたスマホと記憶[/box06]
まとめると、安全欲求(貯金)も満たしていないのです。
第三階層「社会的欲求」
ここからは物質的な欲求から精神的な欲求になってきます。
生命と安全が確保されると人間は「自分を受け入れてくれる親密な他者の存在」を必要とします。
しかし、西野亮廣さんは日本一嫌われた過去がある男です。
本当に日本の誰よりも嫌われており、僕自身も数年前までは「西野を好きな人も嫌い」と言われる程でした。
社会的欲求とはすなわち「何らかの社会集団に所属して安心感を得たい」と言う事です。
しかし、当時は「西野亮廣ファンと言う社会集団」に所属すると安心感どころかファンがもらい火をするという事もありました。
とてもじゃないですが、社会的欲求を叶えられるような環境ではありませんでした。
とは言え、この欲求は内面的なものなので西野亮廣さん本人にしかわからないところです。
何をやっても嫌われて、どんなに努力しても嫌われて、一般人だけでなく芸人仲間やTV業界の人にも嫌われて、西野亮廣さんはどうやってアイデンティティを保っていたのでしょう?
いまでこそ、西野亮廣さんには応援者、理解者が増えました。
ですが、これは自然に増えたわけではなく、嫌われ続けた日から明確な転換期があったのです。
それが2016年9月7日です。
この日から、革命が始まったのです。
この日のブログに全てが書いてありますので、ぜひ読んでみてください。
[box06 title=”あわせて読みたい”]反撃ですよ。[/box06]
冒頭がコレです。
他の誰かの人生ではなく、僕の人生を生きています。
社会的な欲求は最初から満たすつもりはなかったのかもしれません。
そして、どこに行っても満たすことができなかったが、オンラインサロンやスナックCandyを作り、その欲求を満たしたのかもしれません。
第四階層「承認欲求」
承認欲求というワードはSNSが普及してからよく耳にするようになったかと思います。
そこで言えば、先ほどの「反撃ですよ。」を読めば、西野亮廣さんは承認欲求が満たされない日々を送り続けてきたことは明白です。
僕がファンとして感じたのは、昔の西野亮廣さんからは「なんでオマエラわかんねーんだ」というような怒りのようなものを感じていました。
西野亮廣さんは「革命のファンファーレ」と言う本を出すまでが承認されない日々だったとの思います(個人の感想です)。
芸人同士でもよくケンカしてましたし、アンチともケンカしてました、ファンともケンカしてました。
実際に「革命のファンファーレ」までは、文章もなんだかギラギラしていました。
こう、トゲトゲしいというか攻撃的な文章です。
しかし、世間で革命ファンファーレに胸を打たれた人達が増え(主に男性)オンラインサロンも加速度的に人数が増えました。
それもそのはず、革命のファンファーレに書かれているテーマは挑戦です。
折り合いをつけて生きていた世の男性のハートはがっちりキャッチできる内容です。
その後の「新世界」と言う本からは、文体も「諭す口調」に変わりました。
これは何も西野亮廣さんの性格が丸くなったわけでもなんでもなく、挑戦する標的が変わっただけで、国内でアンチとかとバチバチやってる場合じゃなくなっただけです。
舞台は世界戦に移行したのです。
僕の考察では「西野が理解されるのは3年後」「西野の考えは理解されない事を前提」と言う事をきっちり学んだのだと考えます。
なぜかというと、明らかに発信方法を使い分けているからです。
「理解されるのは3年後だろう」
3年後に理解されるという前提でやっているメディアが「Voicy(ラジオアプリ)」と「アメブロ(ブログ)」です。
ここに書いてある事(話している事)は、僕ら長年のファンからすると「3年前から何回も聞いた話」です。
ですが、世間のリアクションは
[chat face=”man3″ align=”left” border=”blue” bg=”blue” style=”maru”]すげぇ![/chat]
[chat face=”man3″ align=”left” border=”blue” bg=”blue” style=”maru”]目からうろこです!![/chat]
と言うような感じです。
昔はこの時間差を埋めれなくてイライラしてたのだと思います。
つまり「自分の言ってる事が3年後に理解されるのであれば、3年前の話をすればいい」というムチャクチャな発想です(かめぴょんの考察です)。
理解されない前提
世間では理解されない前提なので、最前線の話題は「オンラインサロン」です。
オンラインサロンはクローズドなコミュニティなので、変に騒ぐ人はいません(いても少数です)。
西野亮廣さんとしては、自分の考えを言って下手に騒がれて自分の時間を奪われることはデメリットでしかないので、この方法(クローズドコミュニティ)がベストだったのです。
ココでは西野亮廣さんのリアルタイムの報告やこれからやろうとしている事が惜しげもなく展開されています。
入会はコチラをクリック。
実はもう一つ発信場所があった
つまり、西野亮廣の承認欲求は一人時間差を使う事で世間とのズレを埋めて満たしたわけですね。
しかし、西野亮廣さんの頭の中はオンラインサロンに投下しているものでも、実はまだまだ遠慮した内容になっているんです。
これは数年に1度しか行われないイベントだが、稀に西野亮廣制作物発表会というものがあります。
このイベントのコンセプトは
西野亮廣が考えている事を、そのまま発表してオンラインサロンのやつらさえもぶっちぎってやる
僕も3年前に行きましたが、もうちんぷんかんぷんです。
誰も西野が何言ってるかわかんねぇとんでもないイベントです。
↑大画面に「天才」とだけ出す、意味不明なイベント
内容を咀嚼するのには、かなり時間がかかりました。
西野亮廣制作物発表会は「映画えんとつ町のプペル」が落ち着いたら、またやってくれると思います。
第五階層「自己実現欲求」
マズローは、上記1~4を満たすと人は「自己実現欲求」が出てくると提唱しています。
これは自分にしかできない事をなしえようとする欲求です。
西野亮廣という男はこの欲求が異常に強いのです。
「西野亮廣にしかできないこと以外は、自分がやる必要ないじゃん」という考えに見えます。
不思議なのがマズローの法則で言うと、1~4が満たされて初めてこの5にたどり着くはずなのです。
ですが、西野亮廣さんは説明した通り1~4の欲はほぼ欠如しています。
なのに、異常に自己実現欲と性欲だけは強いのです。
マズローもびっくりですね。
その自己実現の集大成ともいえるのが「映画えんとつ町のプペル」で、まさに西野亮廣でしかできない作品です。
なぜなら、この物語自体が西野亮廣の人生そのものだからです。
日本中から嫌われたゴミ人間のような西野。
夢を持てば笑われ、声を上げれば叩かれた西野。
ただのファンタジーではなくて、生きている物語なのです。
第六階層「自己超越欲求」
最後は「自己超越欲求」です。
自身の成長ではなく、自己を超越した成長に対する欲求ですね。
実際、西野亮廣さんは最近「戦争をなくす」「貧困をなくす」と言い始めています。
と言うよりは、実は西野亮廣さんは、そもそもデビュー作「オルゴールワールド」は戦争をテーマにした内容になっています。
西野亮廣さんが26歳の時にタモリさんに出された問いが
僕らは感情があるから、感情がある以上、愛がある。
愛がある以上、戦争はなくならない。
さぁ、どうする?
この問いに対しての西野亮廣のアンサーがオルゴールワールドなんです。
ただ、止める事とはできる。
人は、笑ってる瞬間には銃の引き金引けないはずです。
笑ってる間は、銃を引く時間が後延ばしになっている。
それがエンターテイメントの役割です。
つまり「最近、欲が満たされて第六階層にいった」わけではなく、10年以上前から西野亮廣の思考は変わっていないのですね。
戦争を止めたり、貧困を無くすなんて「ディズニーを倒す」より難しい事ですね。
しかし、現にラオス(発展途上国)に小学校を建設したり、地震・台風があれば次の日には具体的な被災地支援が実行されています。
自己の成長よりも「救う」事に喜びを感じているように見えます。
マズロー氏も「この領域には人類の2%しか到達できない」と提唱しています。
ただ、戦争と貧困をなくすと言っている人が、Instagramで堂々とセフレを募集しているのです。
マズロー氏も「西野亮廣だけはこの2%に当てはめないでくれ!」と願ってるに違いありません。
最後に「西野亮廣」というエンターテイメント
いかがでしょうか、
西野亮廣さんは、今でこそ自信に満ち溢れていて(自信は昔からか)、被災地支援などをパワープレイで実行できるようになりましたが、実は3年前はこんな事を言っていたのです。
(キングコング西野LINEブログより引用)
「僕には被害者全てを救う力がありません」
「救い方を見せて『こんな救い方もありますよ』と提案しようと思います」
「あとはその輪が広がれば」
信じられますか?
これは2017年に、旅行会社「てるみくらぶ事件」の時に、小規模なクラウドファンディングを実施して、被害者の一組を救った時の話です。
その時、世間からは
[chat face=”man3″ align=”left” border=”blue” bg=”blue” style=”maru”]一組救っても意味がない[/chat]
[chat face=”woman1″ “align=”left” border=”red” bg=”red” style=”maru”]自己満足だ。逆に救われなかった被害者が傷つく[/chat]
[chat face=”woman1″ “align=”left” border=”red” bg=”red” style=”maru”]クラウドファンディングだから西野亮廣の腹は傷んでないじゃん![/chat]
[chat face=”man3″ align=”left” border=”blue” bg=”blue” style=”maru”]自分の金を使わなないで、売名する方法を考えた稀代の天才詐欺師だなw[/chat]
と、大炎上したのです。
2017年の西野亮廣さんが言ったのが「救い方を見せて、その輪が広がれば」です。
2020年の今はどうでしょうか?
最近ではSNSの風評被害にあった餃子屋さんに1300万円以上のクラウドファンディングが集まりました。
他にも、コロナ禍において「飲食店を救おう!」という触れ込みのクラウドファンディングを、皆様もいくつか見たでしょうか?
また、安倍前首相が「クラウドファンディング等で…」で発言したことも記憶に新しいのではないでしょうか??
そして、現在はクラウドファンディングで人を救う事がスタンダートになり、クラウドファンディングは優しさの象徴になりました。
2020年クラウドファンディングで人を救おうとした方に届くのは、「多額のお金」と「称賛」と「応援の声」です。
クラウドファンディングは確実に「誰かを救う手段」になりました。
しかし、3年前に(てるみくらぶ)西野亮廣さんが集めたお金は30万円です。
その時、西野亮廣さんに届いたのは、30万円と地獄のような罵詈雑言です。
救済された方から西野さんに感謝の言葉が届きました。
それと、自分を救って叩かれている西野さんを見て悲しくなり「西野さん優しい方です」と発信しようとしましたが、そこへ西野亮廣さんが一言…
大丈夫ですよ(笑)
僕は慣れてますから。
このやり取りは当時400人しかいなかったオンラインサロンメンバーしか知らない話です。
そして、あの時まだ力のなかった西野亮廣さんがたった3年後のコロナ禍で言った一言が
こんなに頼もしい成長物語はないでしょう??
そして、映画えんとつ町のプペルが落ち着いたら間違いなく高次欲求に移行するでしょう。
つまり、戦争と貧困を止めに行くでしょう。
もちろん、今の西野亮廣に戦争を止めることも、貧困を無くす力もありません。
だって…
これから力をつけていく成長の物語なのだから。
そして、僕らはそれを見守り、時には力を貸し、一緒に酒を飲むというのが西野亮廣というエンターテイメントの楽しみ方なのです。
けれども、どこまで行ってもエンタメは安全の上にあります。
戦場と貧困の上にエンタメはありません。
であれば、僕がやる事は二つ。
圧倒的な作品を作る事と、戦争と貧困のない安全な世界を作る事。
この2つを同時にやらなければいけない。
これは僕が勝手に想像した西野亮廣が言いそうなセリフです。
本人は本当に言っていませんので、皆さん僕に騙されないでください。
でも、言いそうだよね~。
と言う事で、今後の西野亮廣さんに期待しましょう!!
その前に2020年12月25日に映画えんとつまちのプペルを見に行きましょう!
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[box02 title=”HYDEさん蜷川実花さんによる予告”]
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[…] 詳しく知りたい方は→コチラ […]