第2章 「三日間」 LetterPot ep zero
前回まではコチラ
https://kamepyonblog.com/letterpot-ep-zero-1
ゴトーヨーコさんがスタッフとして引き抜かれた。
これはオンラインサロンでは初めての出来事だった(僕の知る限り)
このエピソードは新世界に掲載されている(前回ブログ参照)。
僕も詳しくは事の経緯を知らなかった上で新世界を読んだので
ゴトーヨーコさんがSHOWROOMの配信を見て下北沢でやっている事を知って会えるか会えないかもわからない中無鉄砲に新幹線に飛び乗った
だと思っていた。
しかし、当時SHOWROOMを見ていた方に話を聞いたらどうやらそうではなかったみたいだ。
「西野24」と言う企画
当時SHOWROOMでは西野亮廣のプライベートに密着として24間カメラが回っていました。
その中の企画で「西野24」と言うタイトルをつけた配信者の中から視聴者の多い人が本編のエンディングに出れると言うものがありゴトーヨーコさんはそれに勝ち上がったとの事です。
その時ゴトーヨーコさんはえんとつ町のプペルを朗読配信をしていたのです。
その後、スタッフからゴトーヨーコさんに「エンディングこれますか?」と連絡があり、東京に向かったようです。
いくらスタッフに呼ばれたからと言ってもその日に奈良から東京に向かう行動力はやはり凄まじいです。
24時間の縛りがあるので即決しなければいけない状況です。
そして、エンディングに出演したゴトーヨーコさんはどのタイミングかはわかりませんが現在のレターポットのアイデアになる企画のプレゼンをしたんです。
そして「お前も打ち上げくるか?」となった。
スタッフを3日で辞める
この当時のオンラインサロンではゴトーヨーコさんのシンデレラストーリーに胸が熱くなった。
西野さんは口では
とは言っていたが流石にリップサービスだろうと思っていたところに現実としてそれが起こったのだ。
ゴトーヨーコさんを
・純粋に褒め称える人
・次は自分もと息巻く人
・私もスタッフやりたいと羨む人
・そういうのを妬む人
がいた。
結果としては、その後3日でゴトーヨーコさんはスタッフから外れる事となった。
その3日間で何があったかは本人しか知ると術はないが本人曰く
「この三日間はまるで1ヶ月のように感じました」
と言っていたそうでうす。
ドラゴンボールで言うところの精神と時の部屋だ。
(集英社コミックス「ドラゴンボール」より引用)
三日間にあったこと
当時のオンラインサロンに西野さんからこんな投稿があった。
【1年以上前の西野亮廣エンタメ研究所の記事をルールに従い引用】
(西野亮廣エンタメ研究所2017年後期 2017年8月26日投稿分より引用)
今ならそれはよくわかる。
僕は西野さんのビジネスパートナーである田村Pのブログを書いていたので西野さんのLINEの速さと24時間いつでも飛んでくると言う事を今なら知っている。
だが、当時はそんな事誰も知らない。
精神と時の部屋状態に感じられた理由の一つはこのリズムとテンポの事だろう。
もう一つは一般人との感覚のズレです。
具体的な話になるとこんなエピソードがあります。
当時はまだ「新しい通貨」を作ると言っていました。
その為には色々な法令をクリアしなければいけなかった。
例えば換金(現金化)したお金は所得となるのか?
所得と一口に言っても10種類に分類される。
殆どの方が「給与所得」となるか他にも「不動産所得」「山林所得」「事業所得」等ありどこにも分類できないものが「雑所得」になる。
そして、それぞれ税金の掛かり方が違うのだ。
では、そうなるとL(レターポットの当時の呼び名)は何にあたるだろうか??
皆様ならこの壁どうします?
出てくるアイデアをLINEグループの天才集団がものすごいスピードで形にしていく。
「んーそれって法律に引っかかりませんかね?」
どうだろうか?
普通にみんな言ってしまうでしょう。
そこで返ってきた答えは
法律の事は法律家じゃない人がしのご言っても無駄だ、自分にできる事をやれ
ぐうの音も出ないだろう。
じゃあ、その天才集団の中で自分にできる事ってなんでしょう?
色々と考えながら行動するもどうやらそれが「みんなのテンポを狂わせる」と言う裏目に出てしまったようです。
後に西野さんはゴトーの凄いところはプレゼンできるかどうなもわからない一瞬にかけて新幹線で来た行動力だ。今回はスタッフから外れたけど彼女ならコレからも面白い事をやるだろうと言っていました。
その後
当時のオンラインサロンでゴトーヨーコさんがスタッフを降りた時には誰もがおつかれまでした応援してますと声をかけた。
同時にファンには優しい西野さんだが仕事にはえげつなく厳しいという一面が垣間見えた瞬間だった。
「西野さんのためなら24時間頑張れるけどなー」
「じゃあ変わりに僕がやりますよ?」
と言うような発想の人も中にはいたが通常の感覚では何をどう頑張っても、それは頑張りではないという世界なのだろう。
さて、ここからLはレターポットにものすごいスピードで形を変えていく。
開発費のクラウドファンディング、開発会議、そして換金問題がありオンラインサロン内で大炎上が起こるのだった。
【西野亮廣エンタメ研究所はコチラから】