ロジハラは意味不明?正論のなにが悪いかの原因と対策を紹介!
ロジカルハラスメントをする人は、決まってこう言いますよね。
正しいことを言っているのだから、何も悪いことをしていない、「むしろ間違っているのはそちらなんだから、きちっと受け入れてくれ」という論法ですね。
ロジハラは「ロジカルハラスメント」の略称で、キッチリ「ハラスメント」という言葉がついています。
ですから、される側はキッチリ嫌な気持ちになっている事がわかります。
しかし、ロジハラに対しての対策と言うのは非常に難しいです。
なぜなら、セクハラであれば「セクハラです!」と言えば、セクハラをした方が悪いと言うパワーバランスが生まれます。
ですが、ロジハラの場合は「ロジハラです」と伝えても「いやいや、正論だし、間違ってるのそっちだから」となってしまいます。
対策できない原因としては、ロジハラされている人も「何が嫌なのかを言語化出来ていない」と言う事が問題にあります。
今回は、そんなロジハラに悩んでいる人に原因と対策を紹介していきます!
ロジハラは意味不明?正論のなにが悪いかの原因と対策を紹介!
ロジカルハラスメント(ロジハラ)をしてくる人の、特徴を知りましょう。
もしかしたら、完璧なまでのロジハラ野郎ではなく、ソフトロジハラ傾向を持っている人もいます。
こちらからすれば意味不明な論法ですが、なんとなく正論っぽくまくしたててきます。
ですから、まずは特徴を知ったうえで対策を練りましょう。
正論の何が悪いのか?①ロジハラしてくる人の特徴
まず最大の特徴ですが、そもそも口喧嘩が強いです。
対話する場合、普通は「お互いが納得するポイントを探す」という作業をします。
しかし、意味不明なロジハラ野郎は「自分の主張が正しい」という主張をしてきます。
例えば、「週末にどこに行きたいか」と言うテーマで話し合ったとします。
[box04 title=”対話ができる場合”]
ハイキングコースのある、湖とかはどう?
その代わり、次は海に付き合ってね。
[box05 title=”意味不明なロジハラ野郎の場合”]
暑い日にわざわざ疲れに行くとか意味不明なんだけど。
海だったら解放感あるし、海の家でビールだって飲めるし、日ごろのストレスも発散できるだろ、なんでそれくらい普通のこと思いつかないの?
正論の何が悪いのか?②ロジハラしてくる人の特徴
ロジハラしてくる人は、そもそも意味不明に口喧嘩が強いです。
上記の例でも「自分は海に行きたい」という意見について、「普通は」という言葉を使って、さも自分が正論で、あなたが普通ではない(間違っている)ということにします。
ロジハラ気質のある人の特徴としては
「人より優位に立ちたい」というタイプと、「君が間違った考えをしているから、正しい道(正論)に導いてあげよう!」という悪意が全くないたちの悪いタイプがいます。
しかし、どちらにも共通しているのが、白黒をつけたがる性格のため「自分は正論で、君は間違っている」というところを、コミュニケーションのゴールにしてしまうところです。
そして、このような特徴のある人は、昔から人を説き伏せることに慣れているので、ポンポンポンポンと理詰めをしてきます。
一見、頭の回転が早いように見えますが、悪口を言い慣れているだけということです。
正論の何が悪い?ロジハラは男性が多い理由
ロジハラをする人は、圧倒的に男性が多いです。
なぜなら、ロジハラ傾向のある人は「女子の話は、意味不明」だとと思っています。
女子の話が詰まらない理由は、まったくロジカル(正論)じゃないから意味不明だと感じるのです。
ロジハラをする人達にとって、会話と言うのは「情報の交換」です。
女子特有の「オチのない話」「ただの出来事を話すだけ」「わかる~と言い合う会話」には、なんの情報も含まれていないため、何がおもしろいのか全く意味不明なのです。
では、女性達はこの会話で何をしているのかというと…
会話をするなかで、感情の共有をしているのです。
例えば、レストランでご飯を食べた時は「美味しい」という感情を共有しています。
しかし、ロジハラ思考の人だと「金払って好きなもん頼んでるんだから、うまいの当たり前だろ」という発想になります。
ただの、正論とロジハラの違いはココです!
正論とロジハラの違いの具体例と対策を紹介
正論がロジハラになるのは、「感情の共有」が含まれていないことが原因なのです。
なぜ、「正論なのに嫌な気持ち」になってしまうか?
それを言語化すると、感情の共有がないからなのです。
ロジハラをしてくる人たちは、基本的に「情報の交換」をしているのです。
感情論はいらないから、「結論だけ言え!」というやつです。
正しい情報を伝える時に「そこに、愛はあるのか?」ということが大切になります。
価値観の強要は、立派なハラスメントです。
上司がやりがちなロジハラの具体例
ミスの説明をさせて、「こうすればよかっただろう!」と正論で責め立てることですね。
しかし、ミスと言うのは凡ミスとイレギュラーによるミスがあります。
ミスの指摘し改善方法をさぐる事は、ロジハラでも何でもありません。
ただし、イレギュラーの際のミスを「結果と原因が分かったうえで分析して、指摘する」というのがロジハラにあたります。
結果がわかっていれば、誰だって分析ができます。
それを、さも自分は回避できたと言ってくるのがロジハラです。
同じ状況なら同じミスしただろうというやつです。
しかし、そのイレギュラーの経緯を説明したところで「言い訳するな!」と意味不明にいってくるのです。
ここでも、「感情の共有」が無視されてます。
「ミスした要因の説明」をしているのに、言い訳をするなというのは、相手の言いたいことを打ち消してしまうという事になります。
自分の主張を打ち消されていい気分をする人はいません。
というか、嫌な気持ちにさせることを「ハラスメント」とよびます。
なので、正論を突きつけて相手の主張を打ち消すことは、立派なハラスメントでありロジハラとよびます。
ロジハラとか意味不明と言ってる、ロジハラ野郎によませてあげたいですね。
夫がやりがちな、ロジハラからモラハラに進化するパターン
先ほども書きましたが、「ミスのチェックや是正」については、業務の中で必要なことです。
それは同じミスを起こさせないためです。
悪いのはこのあとです。
ロジハラになる場合は、このあとに「だからお前はダメなんだよ」というマウントにつながることです。
感情の共有という点では、最悪な感情共有ではないでしょうか??
これは、夫婦で起こりやすいです。
ロジハラをする人は、自身でも気がついていないですが「支配」という人間関係を作ろうとします。
支配に必要なのは、「考える気力を奪うこと」「言っても無駄」だと思わせることです。
なので、モラハラを駆使して、自己肯定感を下げたうえで、ロジハラを使って支配下に置くという最悪のパターンが行われます。
もし、このブログを読んでたハッとした方は、今すぐ逃げてください。
ロジハラへの対策の具体例
ロジハラをしてくる人の対策は、距離を取るしかありません。
関わらないと言うことが大前提となります。
なので、下から何を言っても無駄です。
友達なら、友達距離を置きましょう。
友だちでいる必要はありません。
旦那なら、話し合いで解決をしましょう。
価値観のすり合わせが必要なのです。
と、言いましょう。
ただ、話し合いタイプであればいいですが、ロジハラ気質のひとは自分が正しいと思っているので基本的にマウントを取りに来ます。
そうなったら、残念ですが諦めましょう。
そして、上司なら、会社の更に人事やハラスメント通報窓口を通すのがよいです。
もし、そのようなのがない小さい会社なら転職を視野に入れた方がいいでしょう。
いい会社はたくさんあるので、転職を考えましょう
まとめ
ロジハラは、本当にロジカル的に考えて意味不明です。
正論のなにが悪いか?とありますが、感情の共有ができていなくても、お互いが結果のみを求めるタイプの上司部下なら成立しますよね。
でも、多くの方が 対人関係の中で正論と戦わなければいけないわけですよね。
戦う必要はありません。
逃げるの一択です。
自分の交友関係に、不必要な人間は近くに置かないようにしましょう。
あなたの幸せが、一番大切だから。
正論で人を追い詰めることは、論理的に考えてメリットはないということ、ロジハラの人たちに理解してほしいものですね。