職場でおじさんが馴れ馴れしいのはなぜ?失礼な上司のかわし方!
地獄的な問題ですね!
小学校で「元気よく、あいさつされて嬉しくない人はいない」と習いましたが、職場で馴れ馴れしく挨拶してくるおじさんは、ストレスフル以外のなんでもありません。
僕自身もおじさんではあるが、決して職場の女性に「おはよー」等はいいません。
キチンと「おはようございます」と言います。
もし、これを・んで
と、思ったおじさんは危険ゾーンです。
職場で女子に嫌われている可能性が極めて高いので、この先は心して読んでください。
職場でおじさんが馴れ馴れしいのはなぜ?
職場のおじさんが馴れ馴れしい理由は、主に3つあります。
①自分がフレンドリーや気さくなキャラだと思っている、おじさん。
②元イケメン等、許されてきた過去がある、おじさん
③キャバクラ行き過ぎて感覚が麻痺してしまっている、おじさん。
どれかひとつでも当てはまれば、立派な「職場で馴れ馴れしいおじさん」と言えます。
しかし、残念なことに上記三つを全て網羅した、「職場で馴れ馴れしいおじさん完全版」というのも存在します。
あなたが直面している、馴れ馴れしいおじさんは、どのタイプ(どのレベル)でしょうか?
まずは、その特徴を理解していきましょう。
職場で馴れ馴れしいおじさんのタイプ①自分がフレンドリーや気さくなキャラだと思っている
自分のキャラを、「勘違い」しているおじさんはたくさんいます。
その理由のひとつに「女性が気を使ってくれる」という環境問題があります。
おじさんと言うのは、職場で社会的な立場が上がっていることが多く、おのずと周りの女性たちが気を使います。
その際におじさんは、女性との距離感を掴む時に「このくらいはいいだろう」というギリギリを探ってきます。
それが「おはようございます」が、馴れ馴れしいを経て、「おはよう」なのか、「やぁ、おはよー(ボディタッチあり)」なのか、どこまで近づいていいのかを調べているのです。
まるで、子どもが「ここまでなら怒られない」という親の逆鱗のラインを測るような行動ですね。
おじさんの中身はだいたい子ども
しかし、多くの女性たちは職場のおじさんの、馴れ馴れしい言動に対して、「愛想笑いをする」「多少ノッてあげる」「我慢する」という、防御反応しかしません。
これが、間違いなんです!
おじさん達は、あなたとの適正距離を探ってきますが、その距離感センサーはぶっ壊れています。
しかも、100%の確率で壊れています。
職場のおじさん達は、「女性が嫌がっている」「自分の言動が馴れ馴れしいと思われている」と言う事に気付けません。
あなたがしている「愛想笑い」も、職場のおじさんは
オレのトークとキャラあってのことだな!
さすが、オレ!
くらいに、思っています。
「冗談は顔だけにしてください!」くらい言いたいところですよね。
でも、自分のことを「女子とも気さくに話す、フレンドリーなおじさん」だと認識していますので、よもや自分が嫌われていると微塵も思っていないのが、このタイプのおじさんです。
職場で馴れ馴れしいおじさんのタイプ②元イケメン等、許されてきた過去がある
続いては、周りの人が悪いパターンです。
意外かもしれませんが、イケメンが陥りやすいパターンです。
いくらイケメンであっても、おじさんになってしまえば、ただの「元イケメン」です。
学生時代にモテていたり、ヒエラルギーが上の方に属していた、いわゆる「一軍キャラ」の人達は、年齢を取ろうが体形が崩れようがグイグイと距離を詰めてきます。
昔は許されていたという成功体験こそが、「馴れ馴れしい」の正体です。
いつまでも学生ノリが抜けない、痛々しいおじさんです。
彼らには、西島秀俊さんのように渋さも、ディーン・フジオカさんのようなセクシーさもありません。
あるのは、勢いだけです。
恋に恋焦がれている女子学生であれば、イケメン男子に勢いよく口説かれたら恋に落ちる可能性はあります。
しかし、勢いのあるおじさんなんてトラックと一緒です。
当たれば、ただの事故です。
恋ではなく、地獄に落ちてしまいます。
対策はひとつです。
トラックにも、おじさんにも近づかない事が大切なのです。
職場で馴れ馴れしいおじさんのタイプ③キャバクラ行き過ぎて感覚が麻痺してしまっている
これはすぐに想像つくと思います。
キャバクラというのは、お金を払っているので女性の皆様は、決しておじさんを不愉快にさせません。
そこでは馴れ馴れしい態度を取ろうが、下ネタを言おうが、武勇伝を語ろうが全てウケます。
何を言っても笑ってくれるのです。
そんな空間に長くいたら、どうなるでしょうか??
そうです、自分は特別な存在なんだと勘違いしてしまうのです。
職場でも、まるで西島秀俊やディーン・フジオカのように立ち振る舞います。
実際に僕の同僚が、職場の飲み会でトーク(下ネタ含む)が、ゲロスベリした時に
このトーク、キャバクラでは絶対ウケるんだけどなぁ。
これだから素人は嫌なんだよ。
女性の皆さんは、「冗談は、顔だけにしろよな」と言う言葉が、喉の手前まで出ていると思います。
ですが、その職場のおじさん(同僚)は本当にそう思っているのです。
ちなみに、おじさんの僕が聞いていても聞くに堪えない会話内容でした(例:俺ミートテック着てるから寒くない)。
トークがウケないのは、聞いている女子のレベルが低いから
キャバクラという特殊空間で、自分がおもしろい人間であると勘違いして、酔っぱらってお金を払ったことも忘れてしまうため、「自分がおもしろい人間である」という意識だけが残ってしまっているのです。
職場のおじさんが馴れ馴れしい負のループの正体
ところで、あなたはアメリカの心理学者「ウィリアム・ジェームズ」の言葉をご存知でしょうか?
[box04 title=”ウィリアム・ジェームズの名言”]心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。[/box04]
これは、本来めちゃくちゃポジティブに使われる名言です。
しかし、この言葉はマイナスにも働くのです。
[box02 title=”地獄的な名言”]心が変われば行動が変わる
→ キャバクラに行き心が変われば、職場での行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
→ 職場での行動が変われば、馴れ馴れしいという習慣ができる
習慣が変われば人格が変わる
→ 馴れ馴れしくなれば、人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
→ 人格が変われば、職場での運命が変わる(悪い意味で)[/box02]
職場のおじさんが馴れ馴れしい時の具体的な対処方法!!
職場のおじさんが馴れ馴れしいなと感じたら、まずやらなければいけない事が以下の3つの行動です。
・愛想笑いをしない
・相手のノリにあわせない
・不快であることを明確に伝える
職場のおじさんが馴れ馴れしい時の具体的な対策①愛想笑いをしない
職場では、なるべく波風を立てないようにするために多少不快であっても、おじさんが馴れ馴れしい態度をとっても「愛想笑い」で切り抜ける事が多いと思います。
ですが、その笑顔がおじさんを勘違いさせる原因なのです。
愛想笑い、作り笑顔、社交辞令、そのようなことにまったく気が付かないのです。
それがあるのです。
ところで、職場の馴れ馴れしいおじさんって、ほぼ例外なく鼻毛が飛び出していませんか?
少しだけ考え方を変えてみてください。
自分の鼻毛が飛び出している事に気が付けない職場のおじさんが、あなたの愛想笑いに気が付ける思いますか??
職場のおじさんのためにも、今すぐ愛想笑いはやめましょう。
職場のおじさんが馴れ馴れしい時の具体的な対策②相手のノリにあわせない
キャバクラや飲み屋に通い慣れ始めると、おじさんは
「女性は男性の話に合わせるのが当たり前」
「女性は男性のノリに合わせる事で、その会の雰囲気がよくなる潤滑油である」
「男性のノリに合わせられない女性はレベルが低い」
という、女性蔑視以外の何ものでもない思想に辿り着きます。
当然ながら、家では虐げられているので「自分の妻が間違っている。お前(女性)はそうなるなよ」という、おじさんなりの正義感から
という、謎の説教が始まります。
これも、その場ではグッとこらえて、翌日しかるべきところ(人事部や、社内通報窓口等)に通報しましょう。
通報などには気が引けてしまうと思いますが、そのおじさんのためであるという正義感をもって通報しましょう。
結果として、あなた以外にもたくさんの人が救われます。
職場のおじさんが馴れ馴れしい時の具体的な対策③不快であることを明確に伝える
先述したとおり、おじさんというのは「鈍感」です。
逆説的ですが、鈍感であるがゆえに「職場で馴れ馴れしい行動がとれる」という方程式が成り立つのです。
そして、やっかいなことにおじさん世代には「嫌よ嫌よも好きのうち」という、とんでもないことわざがあるのです。
ここは勇気をもって
「ちょっと、そういう言動は…」
「やめてください!」
「それって、業務に関係ありますか?」
と、言い返しましょう。
キチンと「嫌よ嫌よは、嫌なんだ」と言う事を叩き込んであげる必要があります。
職場でのおじさんとあなたの関係は、「業務」以外のなにものでありません。
そこの線引きを、職場の馴れ馴れしいおじさんにキチンと伝える必要があるのです。
まとめ。職場の馴れ馴れしいおじさんいには「最初の対応」が肝心!!
職場のおじさんの馴れ馴れしい態度を改めるには、初動が肝心です。
火災と同じで、予防が最も大切であり「馴れ馴れしい態度を取る前に、愛想笑いをしない、ボディタッチさせない、相手のペースに合わせない、」の
「しない、させない、合わせない」の3原則を厳守しましょう。
大切なのは、職場のおじさんに対して、きっぱりと拒否することです。
社内通報するかどうかの見極めは、冗談のようですが「鼻毛が飛び出しているか」というのをラインにしましょう。
鼻毛が気にならない人は、そもそも「人からどう見られているか」というセンサーがぶっ壊れています。
センサーが壊れているおじさんから馴れ馴れしい態度をとられたら、人事か社内通報窓口に連絡する事をオススメします。
現在は、みん就(みんなの就活活動日記)など、社外に匿名で書き込みが可能な掲示板が多くあり、転職活動者はそれらを見ています。
当然ながら企業の人事もここをチェックしているので、職場の馴れ馴れしいおじさんよりも、自社の風評を大切にします。
一昔前なら、おじさんが守られていましたが、情報社会の現代ではあなたが守られます。
あながストレスをかかえるのは間違っていますので、毅然とした選択を取りましょう。