「言いたい事を言ってスッキリする」のはあなただけ、こっちは地獄!
[chat face=”man3″ align=”left” border=”blue” bg=”blue” style=”maru”]ケンカしてお互い言いたい事を言ってスッキリすることも大切だよね[/chat]
たまにこのような意見を聞きます(夫婦喧嘩についてとかでね)。
ですが、そんな事は全くありません。
結論から言うと語彙力がないだけです。
端的に言うと「怒り」と言う表現方法を使わなければ言いたいことも言えない状態であるという事です。(通称:反町隆史のポイズン状態)
いや、こう書くと僕がまるで怒らないみたいな感じで優しさ溢れさせて好感度アップを狙っているみたいですが、半分正解で半分間違いなバファリン的な回答になります。
と、言うのも僕も普通に怒りますし、普通に機嫌悪くします。
しかしながら、対人関係(夫婦間も含む)では、嫁ぴょんも僕も相当なことがない限り怒り怒られはありません。
それは「気持ちを伝えるツール」をたくさん持ち合わせているからです。
つまるところ「言葉」です。
ボキャブラリーや語彙力と言えばいいでしょうか?
怒りと言うのは、気持ちを伝えるツールの一つでしかなく、それを使わずとも伝える手段はたくさんあるんですが、どうにも手っ取り早い方でするわけですね。
もちろん、怒りを用いて思いを伝えるのは効果的です。
ですが、怒りをぶつけると相手にシコリが残るとだけでなく、「復讐」または「報復」の第一歩になる事を考えたほうがいいのです。
語彙力がないから「怒る」
まずは「怒る」という行為について考えてみましょう。
身近な人で、怒りやすい人の事を想像してください。
[chat face=”man3″ align=”left” border=”blue” bg=”blue” style=”maru”]バカじゃねーの[/chat]
[chat face=”man3″ align=”left” border=”blue” bg=”blue” style=”maru”]頭悪いんじゃない[/chat]
[chat face=”man3″ align=”left” border=”blue” bg=”blue” style=”maru”]ふざけんな[/chat]
[chat face=”man3″ align=”left” border=”blue” bg=”blue” style=”maru”]いつか言おう言おうと思ってたけどよ[/chat]
だいたいこんなもんですね。
と言うか、これくらいしか単語を知らないとも言えます。
ちょっと小馬鹿にした書き方になりますが、ヤンキーとかってみんな同じような喋り方するじゃないですか?
語彙力がなさすぎて行き着く先は
[chat face=”man3″ align=”left” border=”blue” bg=”blue” style=”maru”]うぜぇ[/chat]
[chat face=”man3″ align=”left” border=”blue” bg=”blue” style=”maru”]マジうぜぇ[/chat]
女子の場合
[chat face=”woman1″ “align=”left” border=”red” bg=”red” style=”maru”]キモい[/chat]
[chat face=”woman1″ “align=”left” border=”red” bg=”red” style=”maru”]マジキモい[/chat]
男女合わせて合計4つの単語だけで会話が成り立ってしまいます。
この4つの単語の特徴はこの単語を言うことでマウントを取れる(相手の優位にたてる)という事です。
つまり、とにかく高圧的にこの言葉を振りかざすことで「自分のほうが上だ。言うことを聞け」となり、対話になっていないのですね。
そして、マウントさえとってしまえば相手を服従させる事ができるので怒り以外のコミュニケーションツールなど必要としなくなります。
あなたのパートナーに語彙力はありますか??
旦那さんが、怒りベースのコミュニケーションを取ってくると、収入依存している奥さんはまるっとマウントを取られてしまい、ただただ耐えて熟年離婚という壮大な復讐にでるわけです。
それもまた一興ですが、謳歌すべき時に人生は謳歌しなければいけないということです。
想いを伝える方法は、実に多種多様にあります。
例えば「皿洗いくらいやってよ!」ではなく「これやってくれたら嬉しい」と言う感じに、してよ!じゃなくてしてくれると嬉しいと言う風に少しだけワードを変えるだけでも違います。
これは「論外」です。
一生直らないと思います。
諦めましょう。
1番良くないのが溜めて溜めて爆発させるというやつです。
色々な手法があるのに、それをせずに我慢をして伝えるために「怒り」を使うのは本当にいいことがありません。
マウント体質の男性は、我慢もせずに相手を服従させるために「怒り」を使う事があります。
つまり、相手が「怒り」を使って気持ちを伝えてきた時は「相当な事をしでかした」と思ったほうがいいわけです。
間違っても「女は結婚したら変わるよなぁ」「女は母親になったら変わるよなぁ」なんて思ってはいけません。
https://kamepyonblog.com/mother-father-lv1
もし、奥さんが毎日のように怒っているなら、毎日のように「相当な事を自分がしている」と考えたほうがいいわけです。
先日、新宿の安居酒屋で隣の席から聞こえてきた会話を参考にしてみましょう。
[chat face=”man3″ align=”left” border=”blue” bg=”blue” style=”maru”]女はほんと、なんで母親になるとあんなにも怒りっぽくなるんだろうな[/chat]
[chat face=”man2″ align=”right” border=”blue” bg=”blue” style=”maru”]わかる!うちもっす!![/chat]
[chat face=”man3″ align=”left” border=”blue” bg=”blue” style=”maru”]昨日なんて、なんにもしてねぇのに怒られたぞ!
なんで、ただいるだけで怒られるんだよ![/chat]
と言う会話です。
これを聞いて、男性読者の一定数はわかるぅーと共感しているでしょう。
ですが、女性読者の全員が
「なんにもしてねぇで、ただいるだけだから」怒られてるんだよ!
と、ウィーン少年合唱団レベルで声を揃えて言うでしょう。
悪いのは義理の母(←極論)
旦那さん不満でお悩みの方からよく聞くワードがコレです。
【1.俺の仕事じゃない】
【2.義母と比較する】
なんでお前はできないんだ??
【3.下と比較させようとする】
※「手伝ってる」と言う時点でアウト
【4.金の話をして切り抜けようとする】
俺より稼げるのか??
旦那さんが、このような思考回路だと対話ができません。
無理じゃね?
もうご両親が悪いとしか言えないです。
そういう父親だっただろうし、義母はずっと耐えてただろうし、義母はずっと息子を甘やかしてきたでしょう。
そして、義母は自分が育てたワガママモンスター(息子)を嫁に託してきます。
孫と息子だけかわいがってあんたは耐えなさいという態度を取ります。
そして、旦那はのほほんと実家っていいよなぁとか言います。
結論としては、ワガママモンスターを作った義理の母が悪いとしか言いようがありません。
と、なると僕らにできることはなんでしょうか?
それは、これ以上そういう子どもを育てないことだと思います。
どうすれば語彙力はあがるのか?
俺様旦那も、子どもも同じですが、語彙力を増やすはとにかく本を読むことです。
とにもかくにも、知っている言葉を増やすことが重要なんです。
単語をたくさん知っていれば、伝えるバリュエーションが増えます。
なので、それらを読むことで自然に覚えていけば伝える能力は高まるわけです。
言葉を多く知ることで「相手にしてほしい事」をキチン伝えることができます。
このブログを読んでくださっている方は「言いたいことを言ってスッキリしているやつ」の対処法を知りたいのだと思います。
ですが、結論は言われた方はたまったもんじゃないと言う事です。
離れるしかありません…
大切なのは相手のご機嫌より、あなたの人生です。
今日も素敵な一日になる事を祈っております。
ハヤク、ニゲテ…