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ワンピースゼフのモデルは緒形拳!サンジ風邪ひくなよは愛した映画から!

みんなのかめぴょん

ワンピースに出てくるキャラクターには、芸能人のモデルがいますよね。

わかりやすいのは、「黄猿=田中邦衛」「青キジ=松田優作」「赤犬=菅原文太」です。

(画像:集英社「ワンピース」より引用)

他にも「藤虎=勝新太郎」、「ドクトル・ホグバック=山里良太(南海キャンディ―ス)」、「シンドリーちゃん=しずちゃん(南海キャンディース)」だったりモデルがいます。

そんな中、赫足のゼフにもモデルがいたのです。

(画像:集英社「ワンピース」より引用)

ゼフの存在のモデルは、ジェームズ・クック(通称キャプテン・クック)と言われています。

しかし、ビジュアルのモデルはいないとされていました。

かめぴょん
かめぴょん

そのモデルは、緒形拳です!

上記にあげた(大将)方々のように、そっくり似てるわけではありませんが、今回はゼフのモデルが緒形拳である、その根拠を書いていきます。

ワンピースのゼフのモデルが緒形拳である根拠

ワンピースの名シーンで、必ずノミネートされるシーンがこちらですよね。

(画像:集英社「ワンピース」より引用)
かめぴょん
かめぴょん

涙なしでは見れないシーンですね!

そして、このひとつ前のページがこれです。

(画像:集英社「ワンピース」より引用)

おいサンジ…カゼひくなよ

普段はボケナスと呼んでいたのに、この別れの時だけは「サンジ」と呼んでいます。

そして、カゼひくなよという「親心」を思わせる、愛情深い言葉ですよね。

でも、このシーンは昔の映画が好きな人ならピーンと来るんです。

それが、1992年の映画「おろしや国酔夢譚(おろしやこく すいむたん)」です。

尾田先生が愛した映画です。

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ゼフの「サンジ、風邪ひくなよ」の元ネタの意味を解説!3選

おろしや国酔夢譚という映画のあらすじはこうです。

あらすじ

1783年1月、伊勢から江戸に向かうため海に出た大黒屋光太夫(だいこくや こうだい)ら17人を乗せた船は、嵐に遭い漂流してしまいます。

8か月の漂流後にロシア領の島に漂着します。

どんどん仲間が死んでいくが、現地のロシア語を習得しながら帰国の道を模索する。

この映画で特徴的なシーンが、以下の三つです。

  1. 漂流して壮絶な空腹を経験する(餓死する仲間がいる)
  2. 凍傷で片足を失う
  3. 別れの際に「風邪引くなよ」という

どうですか、これ?

ワンピースのバラティエ編が、おろしや国酔夢譚をオマージュしていることがわかりますね。

かめぴょん
かめぴょん

では、ひとつずつ説明していきます!

ゼフのモデル根拠①漂流して食べ物に困った

彼らは、漂流先のロシアの島で、原住民とともに暮らせることになりましたが、食べ物に非常に困ります。

村の人に食べ物を恵んでもらいますが、分けてもらえたのは鹿の足肉でした。

江戸時代は肉食禁止の文化でした。

「殺生戒」の仏教思想と、農耕社会の「血の穢れ(けがれ)」の観念が背景にあったのです。

大黒屋光太夫(緒形拳)は、仲間に肉を食べさせようとします。

しかし、仲間は拒否します。

「これ、獣の肉じゃねえぁか!」

「獣だろうと、なんだろうと食わなきゃ死んじまう」

「獣を食ったら、地獄に落ちちまうよ」

「食え…今だって、地獄だろうが…」

とにかく、食べ物の大切さと空腹の恐怖が描かれています。

かめぴょん
かめぴょん

もう、バラティエ編だよね!

ゼフのモデル根拠②片足を失った

赫足のゼフといえば、片足がないことですよね。

アニメ版では、サンジを助ける際に事故で足を失います。

原作では、自分の足を食うという衝撃の展開です。

(画像:集英社「ワンピース」より引用)

尾田先生の愛した映画「おろしや国酔夢譚」では、大黒屋光太夫(緒形拳)の一味である、庄蔵(あつぞう)と言う仲間が片足を失います。

この役を演じているのは、若いころの西田敏行さんです。

物語の中で、シベリアの氷原を「トナカイのそり」で抜けなければいけなくなります。

大黒屋光太夫は、ここで決死の覚悟を話します。

今までは、お互いが助け合ってきた。

でも、これからは人に頼るな。

頼られるたものの命が危ない。

自分の命は自分で守れ。

誰が死んでも葬式はナシだ。

その場で捨てていく。

そして、庄蔵(西田敏行)は途中でトナカイのそりから振り落とされてしまいます。

吹雪の氷雪の中、大黒屋光太夫の言葉を思い出し、助けに来ないことも分かって絶望します。

この絶望感は、ゼフとサンジが二人になった時助けが来ないことの絶望を彷彿させます。

しかし、大黒屋光太夫は助けに来るのです。

口では厳しいことを言っても、優しい男なんです。

かめぴょん
かめぴょん

まるで、サンジに全ての食料を渡したゼフみたいですね!

その後、庄蔵(西田敏行)は、この遭難の影響で、片足に激しい凍傷を負います。

医者からは切断するしかないと言われるのですが「だんだん、痛くなくなってきたんだ。良くなってるんだよ。痛くねぇんだ。」とすがるように言います。

ですが、足は真っ黒に壊死しているため、感覚がなくなっていただけなのです…。

「足一本で助かるんだ!」と押さえつけて、足を麻酔なしでノコギリで切断します…

俺の赫足もここまでか…を彷彿させるシーンです。

この後庄蔵は、一味から抜けてロシアでキリシタンになる道を選びます。

ゼフのモデル根拠③「風邪引くなよ」

さぁ、問題のシーンです。

一味の中で、一番若い新造(しんぞう)という青年がいます。

大黒屋光太夫達は、なんとか日本に帰ろうと命がけでロシアを奔走しています。

そんな中で、新造はロシア人のニーナと恋に落ちます。

そして、船長である大黒屋光太夫に反抗します。

親方、こんな時になんだが、わしはこの国で暮らす。

毎日、いつ帰れるか、ただ待つだけのそんな意味のねぇ暮らしが…

なんか命を無駄遣いしてる気がして、たまらなくなっちまって…

漂流してから、なんとか帰ろうと奔走するが、なかなか帰る事ができない日々に対して、一味にもあつれきが生まれてきます。※帰るためにはロシアの許可と船が必要

若い新造にとっては、命がもったいないと感じたのです。

この、あたりはワンピースのコピーの名言を彷彿させますね。

(画像:集英社「ワンピース」より引用)

そして、新造はこう続けます。

後悔するかもしれねぇ、でも自分で決めたことだ

親方、勝手いってすまねぇ

これは大黒屋光太夫一味に対する裏切り行為です。

しかも、なんとかみんなを日本に返そうと頑いている、親方の行動批判でもあります。

親方(緒形拳)は、ずっと厳しい表情をしています。

そして、無言で立ち去る新造を呼び止めます。

「新造…」

立ち止まる、新造。

厳しい表情の大黒屋光太夫の表情が少し緩くなり、新造に「風邪…ひくな」と一言。

新造はその言葉をきいて、感謝の涙を浮かべながら、何度もうなずき立ち去っていきます。

かめぴょん
かめぴょん

サンジとゼフだーーーー!!

これから海に旅立つのであれば、「死ぬなよ」とか声を掛けそうなのに、なぜ「風邪ひくなよ」と声を掛けるだろうかと、疑問の声がネット上にはあがっています。

実は、おろしや国酔夢譚のオマージュというのが正解でした。

まとめ

これが、ワンピースのゼフのモデルが「緒形拳」であることの根拠です。

そして、尾田先生自体がこの映画を非常にありしていることが、随所から伝わってきまs。

かめぴょん
かめぴょん

ワンピースファンなら、一度は見ておきたい映画です。

この映画を、あなたが知らないのも無理はありません。

ワンピース読者の年齢層と、おろしや国酔夢譚を見たことがある人の年齢層は合致しないのですから。

でも、映画を見ればわかりますよ。

尾田先生が、この映画を愛していることと、ワンピースに多大なる影響をおよぼした映画であるということが。

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42歳のただのおもしろ会社員です。
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