西野亮廣とココ・シャネル【偉人比較シリーズ!】
「ウォルト・ディズニーを倒す!」と公言し、世間から嘲笑され続けた西野亮廣という男がいます。
今回、西野亮廣さんが世界の偉人と肩を並べる行動を行っているという事をご紹介したいと思います。
さて、数年前までは「ウォルトディズニーを倒す!」という言葉は、イジリのネタでしかありませんでした。
↑盛大にイジられる西野氏
しかし、最近では
[chat face=”man3″ align=”left” border=”blue” bg=”blue” style=”maru”]西野ってなんかすごくね??[/chat]
という空気が出てきています。
と、言うのも僕がファンになった頃(2017年)とは、明らかに世間の対応が変わってきています。
[ac-box01 title=”「キンコン西野を好き」と言った時の世間のリアクション年表!(クリックすると表示)”]
2017年上期
「あの炎上芸人?」
「なんかすげぇ嫌われてるやつでしょ?」
「あの好感度低いやつ?」
「西野?あいつなんかムカつくよね」
2017年下期
「なんか最近絵描いてるんでしょ?」
「なんか赤い本書いてたやつ?」
「西野?あいつなんかムカつくよね?」
2018年上期
「あぁーあの成人式の?」
「最近スゴイよね、成人式の人でしょ?」
「3億円事件の人でしょ(笑)」
「西野?あいつムカツクけど最近やるよなぁ」
2018年下期
「最近なんかすごいよね」
「オンラインサロン?宗教かよ(笑)」
「西野?あいつムカつけど言ってる事は間違ってないよな」
2019年上期
「そうなんだー」
「あぁ、あの人カッコいいよね」
「西野?あぁ、昔から知ってるけど、あいつはやると思ってたよ」
※赤字の人は実在するアンチ君で今では「俺は昔から西野に注目してた」的な事を言っています。
ネットで人を批判する人はこのような感じで自分の意見をくつがえします。[/ac-box01]
・絵本「えんとつ町のプペル」無料公開
・満願寺光る絵本展で過疎地に3万人誘致
実は、この二つの出来事には世界の偉人がやったメカニズムが組み込まれているのです。
その二人とは誰か?
ココ・シャネルと西野亮廣の名言
言わずと知れた、女性ファッションの礎を作ったデザイナーです。
シャネルは今でこそ絶大なブランドを確立していますが、当時はなんと支持者が少ない変人扱いだったそうです。
彼女が変えたのは、服の常識ではありません。
女性の美しさの価値観を変えてしまった人なのです。
今回は西野亮廣氏との類似点にフォーカスしたいので、シャネルのすごさについては割愛しますが、彼女が残した名言を見ることで、西野氏との類似点が浮かび上がります。
[box01 title=”ココ・シャネルの名言①”]流行とは、時代遅れになるものの事よ。
[/box01]
[box02 title=”西野亮廣の名言①”]最先端の技術はすぐに廃れてしまう。
だから僕は普遍的なエンタメを作らなければいけない。
[/box02]
ここで、僕は二人の類似点を発見しました。
[box01 title=”ココ・シャネルの名言②”]みんな、私の着ているものを見て笑ったわ。
でも、それが私の成功の鍵。
みんなと同じ格好をしなかったからよ。
[/box01]
[box02 title=”西野亮廣の名言②”]みんな、僕の着ているものが破られるのを見て笑ったよ。
[/box02]
西野亮廣の「ひな壇出ない問題」とココシャネルの「競合」の関係
ココシャネルと西野亮廣には問題を解決する方法が斬新であるという共通点があります。
例えば、先ほどのココシャネルの名言である
みんな、私の着ているものを見て笑ったわ。
でも、それが私の成功の鍵。
みんなと同じ格好をしなかったからよ。
これの意味は「競合のいない世界で勝負をする」と言う事です。
もっとわかりやすく言うと「ルールの中で1位になるのではなく、自分がルールを作り圧倒的な1位になる」と言う事です。
これは西野亮廣さんの「ひな壇に出ない」問題のエピソードに似ています。
西野亮廣さんは「もうTVのひな壇には出ない」と発言したところ。
「芸人ならひな壇に出ろ!」とバッシングされた上に「西野亮廣、ひな壇芸人を否定!」と、ひな壇に出る芸人をバカにしたという誤報が流れた。
これがなぜ成功のカギと言えるかと言うと、ひな壇に出ないと発言したら「西野みたいに叩かれちゃう」と思われる事に意味があったのです。
西野亮廣の叩かれっぷりを見ていると、とてもじゃないが誰も「ひな壇に出ない」とは言えなくなりました。
ひな壇は一例ですが、その後「芸人なのに絵本なんてかくな」「芸人なのにクラウドファンディングなんてするな!」「芸人なのにYoutubeなんかやるな!」と、やることなすことすべて「芸人なのに」という枕詞がつき否定され続けました。
この「芸人なのに」という同町圧力のおかげで他の芸人たちは、西野亮廣さんの前に競合として現れる事はありませんでした。
悪い事をしたら鬼が来るぞ!のように、変な事を言うと西野みたいに干されるぞ!という競合排他的な機能を持ち合わせていたのです。
実はココ・シャネルも同様です。
ココ・シャネルが作った「シャネルスタイル」というのは流行を追いかけたものではありません。
シャネル・スタイルだった言い続けたんだよ。
コンセプトがしっかりしているのです。
これまで窮屈だったコルセット文化からの解放で「女性が動きやすい服」と言うのがシャネルスタイルです。
[ac-box01 title=”コルセット文化からの解放豆知識!(クリック)”]コルセット文化の解放をしたのは実はシャネルではなく「ポール・ポワレ」というデザイナーです。
コルセットを使わないドレスや、キュロットスカートを作った人ですが、後から出てきたシャネルの方が「経営者」としての才能があったのです。
[/ac-box01]
世界では1950年代に、クリスチャンディオールによる「ニュールック」が流行します。
ニュールックとは「ウエストを細く締め付け、ボリュームのあるスカート」という、シャネルが否定していた女性のらしさでした。
そこでも、シャネルは派手なところのないキッチリとしたスーツを発表しました。
1920年代に一世を風靡した過去のあるシャネルの発表にフランスパリでは「時代遅れのファッション」と酷評しましたが、なんとアメリカで高評価を受けるやいなや手のひらを返したようにフランスでも「時代の最先端だ!」と言われたのです。
西野亮廣さんは日本一番クラウドファンディングでお金を集めています。
「銭ゲバ!」「詐欺師」「宗教」と批判されまくったが、新型コロナウィルスの流行により、政府も「クラウドファンディング」を推奨したことにより、みんな手のひらを返した。
さて、流行やしきたり(コルセット文化)を追わなかったココ・シャネルはどうなったか?
結果、一人勝ちですね。
なぜなら、勝負時に競合がいないのですから。
ココシャネルは、コルセットを使用しない洋服を作っていましたが
[chat face=”woman1″ “align=”left” border=”red” bg=”red” style=”maru”]パリの女性はコルセットを外さない(しきたり意識が強いから)。それなら、リゾート地のドーヴィルでお店を出す[/chat]
と言って、いつも違う服が来たくなる開放的なリゾート地で「新作」を売ったのです。
そして、その噂がパリに広がりパリの貴婦人がドーヴィル(リゾート地)に服を買いに来ると言う逆転現象が起きました。
さて、西野亮廣さんになぞらえるとどうなるか?
誰も西野亮廣さんの行ったフィールドを追いかけてきた人がいないのです。
西野さん以外に「ひな壇でない」と言い切った人はいません。
すると、結果はココ・シャネル同様には唯一無二となりました。
えんとつ町のプペル無料公開
さて、まじめな話に戻しますが西野亮廣さんの炎上史において最も火力の強かったランキングの上位入るであろう事件がこちらです。
絵本「えんとつ町のプペル」をネットで無料公開
実はココ・シャネルも無料公開に近い事をしていたのです。
ココ・シャネルは先ほどの記述の通り、駆け出しの時は鼻で笑われていたそうです。
女性は窮屈なコルセットを着用すのは美とされていたのに対し、ココ・シャネルは動きやすく美しいものを追求したからです。
しかしながら、着実にシャネルの価値が上がってきた時に、世の中ではシャネルの服を模倣する人が増えてきたのです。
コピー対策の仕方が普通じゃない
服はどんなにおしゃれなデザインでも、出回ってしまえばコピーするのは難しくないのです。
現在でも、アパレル業界では「売れているものをいかに早くコピーするか」という流れがあります。感じです。
実際に「これをそのまま作って!」と、工場に持っていけばできるようです。
そして、市場にシャネルの偽物が流通した時に、ココ・シャネルがとった行動は
型紙を無料で配った
競合相手がシャネルをコピーするのにやっきになり、完成品を分解しているところに設計図である型紙を送っちゃったのです。
そうなると怒る人がいますよね。
誰かわかりますか??
シャネルの元で働いている職人です。
彼らは1936年にストライキを起こします。
[box05 title=”西野亮廣とココシャネルの共通点”]スタッフを怒らせる[/box05]
西野亮廣氏の大炎上の理由がこちらです。
[chat face=”man3″ align=”left” border=”blue” bg=”blue” style=”maru”]無料公開なんてしたら、クリエイターが食いっぱぐれるじゃないか!![/chat]
確かに三流クリエイターは食えなくなるかもしませんが、僕はそもそも芸人という実力者しか残れない世界で生きてきました。
国民全員が「クリエイター」になれるこの時代です。
90点を出すアマチェアがそこら中にいるのに、50点60点の作品しか作れないプロには価値がなくると思います。
色々と意見のやりとり(炎上)はあったが、結果としてえんとつ町のプペルは絵本にとどまらず映画化もされ、結果でその効果を示したのです。
さて、ではココ・シャネルはどうしたかと言うと、怒り狂う職人に
[chat face=”woman1″ “align=”left” border=”red” bg=”red” style=”maru”]偽物が増えれば増えるほど本物の価値が上がる[/chat]
[chat face=”man3″ align=”right” border=”blue” bg=”blue” style=”maru”]いやいや、とは言っても現実はそんなに…[/chat]
しかし、シャネルがブランド化し価値が高まり「結果」で職人を黙らせたのです。
[box05 title=”西野亮廣とココシャネルの共通点”]スタッフを結果で黙らせる[/box05]
まとめ
最後に話をまとめるととココ・シャネルと西野亮廣の共通点はやはりコチラです。
むちゃくちゃな事言ってスタッフを怒らせる
これにつきます。
無料公開だけじゃありません。
西野氏は幾度となくスタッフを怒らせるのです。
こんなの氷山の一角でしかありません。
https://kamepyonblog.com/stafftamura-koredouomou-32
さて、このブログを書く上でココ・シャネルを調べていたら面白い事を見つけました。
それはシャネルが生涯結婚する事はなかったが、恋多き女デザイナーという二つ名があったのです。
[box01 title=”ココ・シャネルの名言③”]恋を追う女じゃないけれど、恋もしたわ。
男というのは、苦労させられた女のことは、忘れないものね。
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[box02 title=”西野亮廣の名言③”]体を動かす時って脳が司令を出していますよね。
でも、たまにポコチンが直接体に司令を出してる時があります。
[/box02]
と、「エゴサーチTV」という番組で語っていました。
世界のデザイナーココシャネルが恋多きデザイナーであるのであれば、西野亮廣氏も近い将来偉人となり、後世このような二つ名がつくのではないでしょうか?
ヤリちん絵本作家
さすがにこんなこと書いたら怒られるかな…
このブログが西野亮廣さんに見つからない事を切に願います。
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