学びしかない!スーパーファミコンのカセット12選!!
この記事では、僕がただただ好きだったスーパーファミコンのカセットについて語ります。
第12位:ゼロヨンチャンプRR
1994年に発売された車のゲームなんですが、F1とも違い「直線コースをいかに速く走るか」というものです。
ハンドル操作はなく、アクセルとクラッチとシフトレバーの操作という車ゲームなのにハンドル操作がないという不思議なゲームでした。
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今では車のゲームといえばグランツーリスモになっています。
ですが、ゼロヨンチャンプRRは、グランツーリスモ以前に「実在する車」が使われていたのです。
架空の車ではなくて、トヨタのスープラや、日産のGTRなどが出てきます。
たしか一番速いのはホンダのNSーXだったはずです。
もちろんレース自体も面白いんですが、このゲームの最大のおもしろポイントは「バイト」です。
車を買うためにはお金が必要で、主人公はアルバイトをするのですが、そのアルバイトが「ビルの警備員」なんですね。
しかも、なぜかRPG仕様になっていて、レースより出来がいいという不思議な現象を起こしています。
ビルというダンジョンで敵を倒してお金を稼いで、ついでに車でレースをするという、メインがなんなのかわからないゲームです。
ちなみに、最初は免許を取るところからはじまるので、道路交通法が学べます。
キチンと学科もクリアしなきゃいけないのが、あたまが良くなるポイントですね。
[box02 title=”このゲームから学べる事”]道路交通法と、バイトの大切さ[/box02]
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第11位:シムシティ2000
市長になって街を作るゲームです。
スーパーファミコンでは「シムシティ(1991年発売)」と、その進化版「シムシティ2000(1995年)」があります。
僕は「2000」の方が好きですが、ルールは同じなので同率ランクインとします。
このゲームの大きな特徴が「エンディングがない」ということです。
現在、大流行しているマイクラもそうですが「遊び方は自由」なのです。
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僕が不動産業界で働いているのは、間違いなくこのゲームの影響です。
さて、街をつくるのに最初に作らなければいけないのは「発電所」なんですね。
電気がなければ人は暮らせません。
それから「宅地」を設定します。
このゲームではマップに
と、エリア分けをしていくんですね。
しかも「低密度」と「高密度」の設定ができるんです。
これは現実世界でいう「用途地域」と言います。
[box03 title=”現実の街の作り方”]
・市街化区域(市街化するエリア)と市街化調整区域(建物を建てさせないエリア)に分ける。
・市街化区域に用途地域を設定する
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同じ住宅地でも規制が厳しい「第一種低層住居専用地域」からある程度何でも建てられる「準住居地域」というエリアがあります。
その他にも「商業地域」「工業地域」という設定がありまし。
規制があるので、田舎にタワーマンションは建てられません。
タワーマンションが建てられるのは「特区」と言われるエリアのみなのです。
さて、シムシティは、新しい土地に「用途地域」を設定するゲームなんです。
街の発展と課題解決
発電所から住宅地に電線を引きます。
次は雇用を生まなければいけないので、工場を作ります。
ですが、工場からは公害がでますので、住宅地に近づけるわけに行きません。
そこで、住宅と工場を離して鉄道やバスで通えるようにしなければいけません。
さらに、人口が増えると犯罪が起きるので警察も作りますし、消防も作ります。
もっと人が増えると、スタジアム等の娯楽も作らなければいけません。
カジノを作ると税収があがるんですが、犯罪率もあがるんです。
僕は市長なので、税収があがってくれないと困るのでカジノを作りたいんです。
市民も娯楽を待っているので、良い案だと思いませんか??
ですが、カジノを作ると犯罪率が上がって、市民から暴動が起こったります。
ちなみに、大阪が特区を作ってカジノ誘致を行っています。
カジノの良いところは国内のお金ではなく「海外の富裕層がべらぼうにお金を日本に落としていく」と言う事です。
市民からのこれ以上、税収を上げるわけにはいきませんから!
ですが、市民にこの思いは届きません。
ひとりだけ、湘南乃風の彼女が混ざっていますが、市長は税収を上げて市民に豊かな生活を提供したいのに、このような反発の声が上がります。
実際に大阪でもデモが起きています。
カジノ問題以外にも、災害も起こります。
犯罪率が増えての放火が原因の火災もありますが、自然災害である
・竜巻
・津波
・地震
・大怪獣襲来
未曽有の大災害が起こり、街をぶっ壊していきます。
そうすると、電気を引き直して、水道設備もやられます。
もう一度住めるように復興活動するには、時間とお金が必要なんです。
どうですか??
どう考えても頭が良くなるゲームですよね。
[box02 title=”このゲームから学べる事”]税金の大切さと、被災地に千羽鶴はいらねぇという事[/box02]
当時のCMは「学校の宿題くらいやっといてくれ」というオチでした。
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第10位:ゼルダの伝説~神々のトライフォース~
謎解きアクションRPGという新たなジャンルの登場でした。
今まではスーパーマリオのようなアクションや、コマンドバトル(ターン制)のドラクエやFFに代表されるRPGはハッキリと分かれていました。
しかし、ゼルダの伝説というアクションとRPGが融合され、しかもお互いのいいところを潰しあうことなく出来上がった新ジャンルの完成形です。
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まずは「ゼルダの伝説」という名前ですが、主人公はリンクです。
今ではリンクという名前で馴染んでますが、当時はそんな前情報はなかったため、彼がゼルダだと思われていました。
それはさておきストーリーは王道中の王道です。
僕は知りませんでしたが、その後のゼルダの伝説のシリーズはキチンと時系列になっていてるそうです。
主人公のリンクは小さな剣と盾をもって、不思議な声を元にゼルダ姫を助けに行きます。
途中で「マスターソード」という剣を手に入れなければ宿敵を倒せないという流れもまた少年の心をわしづかみです。
更には、リンクと言えば「ブーメラン」という、剣こそが最高にカッコイイとされていた少年の心に新たな刺激を与えたのです。
他にも「ペガサスの靴」「ハンマー」「虫取り網」「カンテラ」等の色んなアイテムを駆使して謎解きをしていくという面白がありました。
二つの世界
ゼルダの伝説神々のトライフォースでは、「光の世界」と「闇の世界」の2つがあります。
互いに影響を与える世界を、リンクが行き来をして謎を解いていくというのが、当時は画期的でした。
また、なぜか闇の世界ではリンクはウサギになってしまいます。
するってぇと、こっちの世界でこうすればあっちでは…
このように、現在では「タイムパラドックス」や「バタフライエフェクト」などの言葉がありますが、この当時はすごい世界観でした。
とにかく頭を使わなきゃクリアできないという、素適なゲームシステムになっていました。
疑うべきは「常識」である
そして、このゲームから学べることは「常識を疑え」ということです。
ゼルダの伝説では、ボスに直接攻撃が効かないというエピソードがあります。
相手の攻撃を、マスターソードで打ち返すという方法で倒します。
ですが、なんと「虫取り網」を振り回すと打ち返すことが可能なのです。
常識的にはマスターソードでしか返せないと思われていた攻撃も、なんと虫取り網を振り回すとも打ち返すことが可能なのです。
また、僕はこのゲームを何回もやりましたが、どんなボスよりも強いのが「にわとり」です。
街には、にわとりがいるのですが「剣でいじめまくる」と、にわとりに大群が襲ってきます。
おそらく、ゼルダの伝説で最も最強なのが「にわとりの大群」です。
そして、ゼルダの伝説神々のトライフォースのCMは「スチャラダパー」が担当していて、僕らの耳にはゼルダと言えばこの曲が流れています。
出る、出る、出る、出る、遂にでる!
[box02 title=”このゲームから学べる事”]常識を疑えということと、にわとりをいじめるなと言う事が学べます。[/box02]
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第9位:アクトレイザー
自分が神様になって魔物を倒すアクションゲームと、魔物を倒した土地に人々を導き街を作るシミュレーションゲームが融合された超大作です。
まさに「神ゲー」です。
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このゲームのすごいところは、とにもかくにも「音楽」です。
ゲームの内容ももちろんおもしろいですが、ゲームミュージックがすこぶるいいんです。
「神と悪魔の戦い」というファンタジー感を、これでもかというベストマッチな楽曲に仕上げています。
アクトレイザーの最初のステージの名前でもある「フィルモア」という曲は鳥肌ものカッコよさです。
アクションゲームとしては、難易度は高めです。
また、シミュレーションのターンになると「天使」を操作して、人間たちの街を発展させていくんですが、ここがまた面白いんです。
最初の頃、人間達は神様に頼ってきます。
ひとりだけ、湘南乃風の彼女が混ざっていますが、神様は人間に豊かな生活を提供したいのに、このような祈りが届きます。
そして、次第に街が発展し来ると人間は調子に乗ってきます。
人間どもが調子に乗った際は神の雷(いかずち)を落とし、黙らせたりします。
このゲームをやっていたからこそ、僕はデスノートの夜神月(ライト)を、素直に受け入れられたのだと思います。
天使も「にんげんとは、ほんとうにおろかですね」と言ってくる始末です。
また、地震を起こしますか??
とか、えげつないことを聞いてきたりします。
このゲームからは「神様目線」を学べます。
神様は決して「神様助けてください!お願いします!」と言う人は助けず、日頃から頑張っている人を助けるということを学べます
つまりは、日頃から頑張って生きていこうということをしっかり学べるゲームなのです。
[box02 title=”このゲームから学べる事”]神は、いつも見ています。[/box02]
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第8位:ファイナルファンタジー5
ファイナルファンタジーと言えば、ドラクエに対抗するRPGの大作です。
ストーリーはドラクエよりも少し大人向けになっています。
スーパーファミコンでは、ファイナルファンタジー「4」「5」「6」が出ています。
「4」と「5」は甲乙つけがたいところですが、ゲームバランスややり込み度では5の方が上です。
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ファイナルファンタジーシリーズは、そんなに多くはプレイしていませんが「5」はとにかくやり込みました。
シリーズでは「7」を差し置いて、実は「8」が一番好きだったりします。
それはさておき、とにかくFF5は音楽がやばいです。
フィールドの音楽から、戦闘シーン、最たるは「ビッグブリッジの死闘」という曲はゲームミュージック史上の伝説になっています。
また、ゲームシステムに「ジョブ」「アビリティ」システムというものがあります。
プレイヤーはゲーム中いつでもジョブ(職業)を変えることができます。
職業は「ナイト」「各種魔道士」「狩人」「侍」「忍者」「風水師」などバラエティに富んだものばかりです。
職業レベルがあがるとアビリティ(能力)を取得できて、転職後も転職先でそれが使えるんですね。
例えば、白魔道士からナイトに転職すると「白魔法が使えるナイト」になるわけです。
子供の頃は、これを「やりこみ度」として苦痛でしかないレベル上げを一生懸命やったものです。
かめぴょんは、レベル上げが大嫌いなタイプ
しかし、大人になってプレイして思ったのは全く違う印象でした。
こんな簡単に転職できたらいいのになぁー。
※かめぴょんは転職を5回している
冗談はさておきFF5はストーリーがいいのはもちろんの事、とにかく「やりこみ度」の高い名作と言えます。
マルチエンディングシステム
エンディングについては「ラスボスを倒したときに生きているメンバー」によって内容が変わるという「マルチエンディング」となっています。
今みたいに「ゲーム実況」なんてものはない時代ですから、そりゃまぁいろんな倒し方をしました。
そして、時代を先駆けていたのが「ファリス」とうキャラなんですよ。
この人が、女なんですね。
海賊のおかしらですが、女なんです。
1992年に発売されたゲームですが、ずいぶんと「ダイバーシティ」的で「SDGs」的な発想を持っていますね。
とにかくやりこみまくった、思い出のゲームです。
残された謎
FF5ではラスボスより強い敵が2体います。
ご存知「オメガ」と「神龍」です。
僕は謎があります。
海底にモアイ像があるんですが、なー-にも起こらないんです。
インターネットで調べましたが、特に何も起こらないようです。
[box02 title=”このゲームから学べる事”]転職ってのはぞんなに簡単にできない。[/box02]
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第7位:ドラゴンクエスト3
ドラゴンクエストといえば「3」という人も多いのではないでしょうか??
僕は「5」派ですし、最近だと「11」がべらぼうにおもしろいと聞いています。
ですが、ドラクエ3は「勇者ロト伝説」の集大成と言える作品になっています。
はじめてパスワード方式から、セーブ方式が採用された画期的なゲームですね。
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ドラクエ3はファミコンだろ!という声もあるでしょうが、僕がプレイしたのはスーファミ移植版です。
ドラクエ3のおもしろいところは大きく2つです。
それは、「壮大なストーリー」と「遊び人という職業」です。
とにかく「これがロールプレイングだ!」という王道を作った作品です。
勇者が色んな困難に立ち向かい仲間たちと魔王を倒すわけです。
さらにドラクエ1をクリアした人たちなら、最後のエンディングで度肝を抜かれるわけですね。
ドラゴンクエスト3のサブタイトルの「そして、伝説へ…」の意味がわかる瞬間です。
ドラクエ1は、竜王というボスを倒すために「伝説の勇者ロト」の血を引く少年が成長していく物語です。
ドラクエ3はワールドマップをクリアして、最後に魔界的なところに行きます。
そこがなんとドラクエ1のフィールドなんです。
と、思うのですが、最後に大魔王ゾーマを倒した勇者は、その世界で伝説となり、後に「勇者ロト」として語り継がれたのです。
そうなんです。
しかも、それがエンディングまでわからないという、衝撃です。
まず、このストーリーに僕らはとりこになったわけです。
堀井雄二すげぇー!ってなったわけですね。
でも、どうして勇者の父親(オルテガ)が、カンダタと同じビジュアルなのかが永遠に謎です。
ドラクエ3は哲学である
さて、もうひとつの凄いところですが、それが哲学的なところです。
ドラクエ3には転職システムが初めて搭載されました。
その職業に「賢者」というものがあります。
魔法使い(攻撃)と僧侶(回復)の良いところ合わせて、さらに基礎体力も向上したうえにビジュアルまでいいというパーフェクトヒューマンです。
一度賢者で全ての呪文を覚えさせてから「武道家」として育てるのと最強になる
ただし、この賢者になるにはある条件が必要です。
賢者とは「かしこき者」と書くほどなので「悟り」を開かなければいけないのです。
それに必要なのが「さとりの書」というアイテムです。
世界に2つくらいしかなかったと思います。
小学生の僕には「悟り」とはなんなんかよくわかっていません。
「賢者になるアイテム」程度にしか考えていませんでした。
ですが、もうひとつ賢者になる方法があるのです。
それは「遊び人」という職業だけは普通に賢者になれるのです。
一生懸命マジメに生きている人達は、書をもってしか悟りを開けないのです。
ですが、戦闘中「何もしないでぼーっとしたり」「急に小石を投げる」あの全く使いものにならない遊び人だけが唯一「さとりの書」がなくても賢者になれるのです。
このシステムは、子どもの頃は「え?遊び人育てたら賢者に出来るの!」と裏技のような感覚でした。
「使えないキャラと見せかけて育てた大化けするパターンかぁ」くらいでしたが、大人になるにつれて気が付くんです…
遊び人だけが悟りを開けるって、人生の大切な事のほとんどは「遊び」の中にあるということですよね。
とある、車メーカーの会長がこんなことを言っていました(どのメーカーだったかは忘れた)。
車のハンドルにも、アクセルにも、ブレーキにも「あそび」と言われるゆとりがあるんです。
このあそびがなければ、ハンドルをきったらすぐにまがるし、アクセルを踏んだらすぐに加速します。
でも、人を安全に運ぶには、このゆとりである「あそび」が必要なんです。
言い換えると、人生に大切な事って、あそびなんですよね。
(引用元:どっかの偉い人の話)
[box02 title=”このゲームから学べる事”]すぐにダーマの神殿で転職を繰り返す奴は結局弱い(転職は計画的に)。[/box02]
第6位:ファイヤーエムブレム~聖戦の系譜~
戦略シミュレーションゲームのファイヤーエムブレムシリーズです。
この作品は、シリーズで初めて主人公がマルスではなくなった作品です。
マルスシリーズのスピンオフではなく、完全オリジナルストーリーですが歴代ファイヤーエムブレムの中で最も好きな作品です。
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この作品のすごいところは2つあります。
壮大なストーリー
1つは物語が「親子2世代」にわたる壮大なストーリーだと言うことです。
最初の主人公がシグルドという、とても強いキャラなんです。
あれこれあって(雑)、敵にまんまとハメられて悲惨な死に方をしてしまいます。
また、ともに戦ってきた多くの仲間がここで数人を残して全滅します。
それから数年後に、シグルドの息子のセリスに主人公が変わります。
もちろん父の無念の晴らすために戦うのですが、まぁ弱いんです。
ゲームを進めてきて、シグルド達を最強に近い状態に育て上げた後に、後半またレベル1から再スタートです。
そして、ファイヤーエムブレムの特徴ですが、主人公が負けるとゲームオーバーなんです。
シグルドは、敵に攻められようが持ち前の強さで雑魚どもは蹴散らします。
ですが、セリスを全員で…時には犠牲を払いながら育てていかなければいけません。
最終的には強くってくれますが強くなったときは
と、親のような心境になります。
恋愛システムと遺伝
そして、もうひとつすごいところは「恋愛システム」です。
前半のシグルドの時に、男女のキャラ同士が恋愛をするんです。
戦略ゲームなので、キャラをマップで動かすのですが「どのくらい近くにいたか」が計測されます。
ある程度パターンはあるものの、どのキャラとどのキャラが恋をするかわかりません。
恋愛が成立すると、近くにいるときにクリティカルが出やすくなるなどの効果はあります。
しかし、このゲームで最大級驚かされるのが、遺伝システムです。
セリスにも仲間が増えていくんですが、なんとシグルドの時に恋愛が成立していたら、そいつらの子どもが仲間になるんです。
しかも、本当に二人の面影があって
目元がお母さんソックリだよ…
こんなにもおもしろいシステムが導入されているゲームは、当時は初めてです。
また、ファイヤーエムブレムのなかで何故かこのゲームはDSでもSwitchでもリメイクがされません。
最近はNintendo Switch Onlineに加入すると、スーパーファミコン版がそのままプレイできるようにはなりました。
人は生き返らない
ファイヤーエムブレムで学びになるのは「人は生き返らない」ということです。
多くのゲームは、敵に負けてもやり直しができますよね??
ファイヤーエムブレムは命は一つなので、どんなに重要なキャラだろうが戦闘で死亡すると、二度と生き返りません。
序盤で仲間を失うと、後半でクリアは不可能になります。
また、ファイヤーエムブレムは基本的に国と国の戦いなので、相手国にも「戦わなければいけない理由」があります。
[box02 title=”このゲームから学べる事”]命の大切さと、正義の反対は悪ではなく「もうひとつの正義」という事[/box02]
とにかく命の大切さを学べるのがファイヤーエムブレムシリーズの特徴です。
まぁ、最後は戦争の裏で糸を引いている悪魔みたいなやつを倒すんですけどね。
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第5位:クロノ・トリガー
スクエアとエニックスって昔は別の会社だったんです。
FFのスクエアに、ドラクエのエニックスというRPGを作らせたらどっち日本一かわからない状況です。
しかし、1994年に「合作でRPGを作ります」と発表されました。
しかも、キャラデザインは鳥山明です。
踊らないわけがありません。
心が踊らないわけがないのです。
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もう、このゲームの醍醐味というのは「時間を超えた旅」ということです。
ストーリーはもはや説明不要かと思いますが、主人公のいる時代を1000年として、紀元前65000年に「ラヴォス」という星を食う化物が地球に住み着きます。
そんで長い年月を経て1999年にラヴォスが目覚めて世界を滅ぼしてしまいます。
そして、その後は地下シェルターで生き残った僅かな人間と、人間たちが作った人工知能が人間を危険生物とみなし容赦なく襲ってくる荒れ果てた世界になってます。
そして、主人公は「タイムゲート」や「タイムマシン:シルバード」に乗って時間を行き来してラヴォスを倒しに行きます。
もうね、僕たちが子供の頃はノストラダムスの大予言というのがあって、子どもたちはみんな1999年の7月に世界は滅びると思ってたんです。
クロノ・トリガーが発売されたのが1994年なので、まだまだみんなそれを信じてました。
と、妙に現実とリンクして「なんて、すげぇゲームなんだ」と思いました。
タイムトラベルものですが、タイムパラドックスもほとんどなくストーリー展開も秀逸で、特に古代のジール王国の話は妙にリアルでした。
強くてニューゲーム
更に、このゲームの最も面白いのが「強くてニューゲーム」というモードです。
クリアしたレベルと武器のまま最初からプレイができます。
これこそクロノ・トリガーすごいところですが、ストーリーの性質上、いつでもラヴォスに戦いを挑めるのです。
当然初見ではズタボロにされますが、強くてニューゲームなら倒すことが可能なのです。
そして、いつ倒すかでエンディングが変わるマルチエンディングなんです。
ちなみに、僕は最近「同じ仕事」で転職しました。
業務は全てできるのに新人扱いしてもらえるので、非常にワークライフバランスを取りやすい環境となっています。
クロノトリガーは、2週目から「あの時、あーしてたらどうなってたか」を全て試せるんです。
子どもが、ハマらない訳がありません。
そして、この事だけは皆様にお伝えしておきたいです。
僕は1999年の大晦日に、当時18歳になった僕はリアルタイムで「ラヴォス」を倒しましtあ。
これは、クロノトリガーを初めてクリアした時から決めていたのです。
リアルタイムでラヴォスを倒してやるとね。
[box02 title=”このゲームから学べる事”]世界を救ったのはおれだ[/box02]
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第4位:ファイルファンタジー4
ドラクエと代表するRPGの金字塔ですが、ドラクエに比べてストーリーが大人向けです。
FF4は当時小学4年生だった僕には難しすぎる内容でしたが、今考えるとものすごいストーリーです。
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ファイナルファンタジー4のおもしろい特徴は二つあります。
ひとつは「主人公が暗黒騎士」ということ、もうひとつは「盟友カインが暗黒面に落ちてしまう」と言う事です。
スターウォーズのダースベイダーや、ウルトラマンのベリアルのように、もともとは光の戦士だったのに強大な力を手にれるために闇の力に(ダークサイド)に手を出してしまうことがあります。
これを闇落ちといいますね。
しかし、FF4の主人公のセシルはそもそも暗黒騎士という闇の戦士なんです。
最強軍事国家バロンの兵士であるセシルは、国王の任務に疑念を抱きます。
その後も「竜騎士カイン」とともに
って、言いながら旅を続けます。
また、ヒロインにはローザという美女が出てきます。
そして、セシルとカインと三角関係になるんです。
小学生の僕にはこの恋愛要素は、よくわかっていませんでした…
これ「牡丹と薔薇」の相関図!
カインの憂鬱
セシルは暗黒騎士の任務ととして「ボムの指輪」を使って町を焼き尽くしたりしてしまったことを後悔します。
話は進み、試練の山というとこで、自分と向き合います。
大人になったら、この「自己との対面」って本当に大切だと言う事に気付きますよね。
そして、セシルはパラディンになります
子どもの頃、みんなこう思わなかったでしょうか??
こればかりは、思春期だから仕方がありません。
なんか「ワルいのがかっこいい」のが思春期の特徴です。
で、僕が好きなキャラクターが「カイン」なんですね。
カインは、竜騎士というキャラで「ジャンプ」の言う技があります。
竜騎士は剣ではなくて「槍」を遣います。
竜のごとく空高くジャンプして、敵に槍を突き刺すのです。
超強力な技である反面、大きな落とし穴があります。
それは、ジャンプしてる間に地上メンバーが敵を倒してしまうことです。
飛び損です。
子供の頃はそんな飛び損についてなんて考えたことありませんでした。
だって、僕は恋愛とかよくわかってなかった小学生ですから。
でもね、大人になって気がついたんです。
そして、リディアの親を殺し街を燃やしたのはセシルもカインも同じはずです…
ですが、そんなことはもう過去のことになり、セシルはローザとくっつき、問題のリディアはエッジという忍者とくっつきます。
5人パーティです。
セシル♡ローザ
カイン
リディア♡エッジ
僕は子供の頃からカインに感情移入してました。
大人になった僕は思います。
5人で旅をしようといわれ、セシルとローザ、リディアとエッジ
そして、カイン…
もう…
こんなに飛ぶのは「カイン」か「長州力」だけです。
で、案の定自分が飛んでる間に戦闘終わってたりします。
みんな(5人)で、ディズニーランドに行く約束してたのに、カインが舞浜でトイレに行ったら、4人でディズニーランドに行ったみたいな状況です。
カインはどうしてこのパーティにいるんだろう??
ジャンプしてる間に、ビックサンダーマウンテンに乗ってるんだよね、アイツら。
[box02 title=”このゲームから学べる事”]カップル二組といたら飛ぶしかない[/box02]
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第3位:ドラゴンクエスト5
RPGといえばドラクエかFFのでしたね。
そして、ドラクエシリーズの中で僕が最も好きなのが「5」になります。
今までの、ロトシリーズが3で完結し、天空シリーズが4から始まりました。
もちろん4も、おもしろかったですが「5」はもうずば抜けています。
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このドラゴンクエストが、今までのドラゴンクエストと全く違うのは主人公が勇者じゃないということです。
僕はリアルタイム世代なのですが、最初見たときは「え?」でした。
今までは「ロトの勇者」や「天空の勇者」として、かっこいいビジュアルで仲間たちが集まってきて宿敵を倒していきました。
しかし、ビジュアルがターバンにマントです。
しかも、武器は剣じゃなくて「杖」です。
発売前にジャンプでビジュアルを確認してガッカリなことをよく覚えています。
ところが、いざプレイをしてみると評価は一転します。
・親子三世代に渡る壮大なストーリー
・倒した敵が仲間になるシステム
・花嫁を選ぶいう究極の選択
・ドラクエ4から世界線がつながっている
もう説明してたいたらきりがないです。
ドラクエ5に関しては、それだけで1本をブログを書いているのでそちらを参照してください。
https://kamepyonblog.com/dq5-bianca-flora
結婚相手はフローラ一択です。
お金やイオナズンがほしいわけじゃありません。
[box02 title=”このゲームから学べる事”]メンヘラと付き合ってはいけない[/box02]
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第2位:ガイア幻想紀
あまり知られていない、アクションRPGゲームです。
先にも書いたアクトレイザーや、ソウルブレイダーに代表されるエニックスのアクションRPGです。
不思議な力を持つ少年テムが世界の謎を解いていくというゲームです。
そして、僕はその世界の謎に魅了されたのです。
[ac-box01 title=”続きを読む方はココをクリック”]
とにかくストーリーが壮大です。
僕はこのブログで何回「ストーリーが壮大です」と言っているのでしょうか??
書いていてわかりましたが、僕は壮大なストーリーが好きなようです。
ガイア幻想紀は、お父さんがリーダーである「バベルの塔探検隊」から始まります。
しかし、探検隊は全滅してしまい主人公の「テム」だけ生き残ってしまうのです。
祖父母と平和に暮らしていましたが、ひょんなことから冒険にでることになります。
そして、冒険で向かう先が…
マチュピチュ!
ナスカの地上絵!
バビロニアの空中庭園!
ムー大陸!
万里の長城!
アンコールワット!
ピラミッド…
そして、バベルの塔です。
実在する古代遺跡に色々な秘密が隠されているのです。
僕は、このゲームで「考古学」にハマりました。
僕はこの「ガイア幻想記」と「世界ふしぎ発見」と「シルバーウルフ」というマンガで考古学にどっぷりハマりました。
[box04 title=”シルバーウルフ”]・銀狼怪奇ファイルの原作[/box04]
そして、僕は大学で考古学を専攻することとなりました。
複雑な設定
友人たちも独特であり、モリスという荒れた家族環境で育った仲間がいます。
彼は途中で海に放り出されて、命を落とします。
そんな彼は「リヴァイアサン」になって再開したりします。
ですが、彼は人間でいるよりもリヴァイアサンでいる方が居心地がいいと言う事を言い出します。
やっぱり、子どもにとっては家族との関係は大切なんですね。
人間関係もよくできているゲームです。
不思議な宝石と世界の秘密
クライマックスは、各遺跡の封印を解き、彗星の悪魔を倒したら世界はどうなるかと言うと…
ゲームの各地の遺跡の位置関係も、ムー大陸があった場所も忠実に今の地球になっていくのです。
そして、こういうゲームには裏面みたいのがあるんですね。
世界に散らばる「赤い宝石」を集めると、いろいろボーナスがもらえるのですが、全部集めると裏ボスが現れるのです。
それが、ソウルブレイダーという同じくエニックスから出ているゲームのラスボスなんです。
ソウルブレイダーもプレイしていた僕としては感涙です。
感動を越えて、感涙です。
なんという驚きのゲームでしょうか。
[box02 title=”このゲームから学べる事”]古代遺跡ってやっぱりロマンが詰まっている[/box02]
[/ac-box01]
第1位:46億年物語~はるかなるエデンへ~
第一位です。
間違いなく第一位です。
おそらくプレイしたことある人は少ないと思います。
なぜなら発行本数自体が少ないというレアなゲームなんです。
最初は魚から始まり、46億年の時間とともに「魚類」「両生類」「爬虫類鳥類」「哺乳類」に進化していきます。
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このゲームはアクションゲームとなっています。
自由度が高い!
恐竜が絶滅するときが悲しい
な、なぜ宇宙にゴミが…
人間になることできる
敵を倒すとお肉が出てきて、それを食べると経験値(進化ポイント)が貯まります。
そして、部分ごとに自由に進化をさせてオリジナル動物を作ることができるのです。
自由度としては、なんと「人魚」にもなれるのです。
例えば「トラの足」に「サイのカラダ」に「ネコのアゴ」に「ウシのツノ」とか、メチャクチャなものも作れます。
色々な組み合わせで「ドラゴンみたいな動物」を、作ることもできて、やりこみ度は半端じゃありません。
通常敵を倒すと、お肉が出てくるのですが、なぜかサメを倒すとかまぼこが出てくるというおちゃめな設定がありました。
学びどころが半端じゃない
そして、学びどころがすごいのです。
普通に生物のテストで点が取れるレベルです。
話は魚類から始まります。
生物はみな海の中で生活をしてきます。
それからストロマトライトという藻類が発生します。
生物はみな「酸素」がなければ生きていけません。
酸素を吸って、二酸化炭素を吐くというのが呼吸
46億年前は地上に酸素がなく、水の中にしか酸素がなかったのです…
この珊瑚みたいなストラマトライトが浅瀬で光合成して酸素を作り出したことによって、地上に酸素が充満したのです。
人間が海で生きていけないのは、海に酸素がないからじゃなくて、肺呼吸が水中に対応してないからなんだよ!
それがストラマとライトが光合成をするようになり、酸素がプクプクと発生し、これまた長ーい年月をかけて、地上に酸素が充満したです。
そうなると、両生類と言われる「幼い頃は水中で育ち、その後肺呼吸に切替えて陸上で生活する生物」が生まれました。
まぁ、カエルですね。
地上には「酸素」と「水」が生まれましたので有機物が発生します…
BSの専門チャンネルナショナルジオグラフィック並みに面白いじゃん!!
それから、両生類編のあとに爬虫類編(恐竜)にいきます。
ここは最強のティラノサウルスが幅を利かした世界です。
ですが、どう進化するかは自由です。
途中で鳥類になることも可能です。
とにかく、最強生物を目指して進化していく中で、色々な事を端折りますが、隠しステージがあります。
それは鳥類になり、天空を目指すことができるんです。
そうするとなんと宇宙にまでいけちゃうんですね。
ここが面白いんですが、宇宙にはアステロイドの川(スペースデブリ)という、宇宙のゴミが永遠に漂っているのです。
そのゴミの正体が「使われなくなった人工衛星」や「切り離されたロケットのブースター」だったり、明らかに人間が出したゴミが混ざっていたりします。
更には火星人のヒソヒソ声が聞こえてきて、いかに人間という生物は星を汚す存在であるかを話しています。
ちなみに、このエピソードは隠しストーリーなので本編とは一切関係ありません。
その後、ストーリーが進むと最強のティラノサウルスにも勝てるくらいの体になりますが…
大隕石(さっきのアステロイドの落下)により、地球は氷河期を迎えます。
爬虫類は寒さに弱いです。
そして、爬虫類時代は最弱だった哺乳類たちだけが寒さから逃れられたのです。
氷河期では変温動物の爬虫類は活動停止し、たまごも凍ってしまいます。
哺乳類は温かい体の中である程度育ててから産むという方法で氷河期を乗り切ったのです。
そして、氷河期を乗り切った哺乳類から「人間」が生まれました。
そして、その人間こそが、今地球をもっとも汚しているのです‥‥
ここに書いていることは、教科書や授業で学んだことではありません。
[box02 title=”このゲームから学べる事”]かまぼこの原料は魚である[/box02]
[/ac-box01]
あとがき
ご紹介したゲームは僕が小中学生の時にやっていたゲームです。
ですが、僕も親になり今では子供が小学校の高学年になりました。
大人は「ゲームばっかりやってないで、勉強しなさい!」と言いますが、僕も子どもの頃にゲームからこんなにも学びを得ていてと言う事を、この記事を書くことで思い出しました。
お子さんがゲームばかりやっていて、心配になるかもしれませんが子どもは必ずそこから何かを学んでいます。
そんな僕は大人になってからは、仮想通貨というゲームにハマってます。
https://kamepyonblog.com/bitcoin-syuhu-hottarakasi