悲しいを減らしたい「メンタルモデレーター」hide
皆様、お腹がすいた時に、料理を食べて投げ銭で食事が出来るお店って聞いたらどう思いますか?
兵庫県姫路にお店を構える北村英昭さん(以下ヒデさん)とは、かれこれ5年くらいの長い付き合いがあります。
現在は投げ銭制度は、一旦中止しているが、その理念は変わらず色々な方法を模索しながら不思議な飲食店を営業しています。
ヒデさんの行動理念には「お金に縛られない飲食店を作る」と、いうキーワードがあります。
飲食に関わる人にとって、気持ちのいい営業ができにくくしている原因は「お金」にあります。
そのお金に縛られないお店を、僕は作っています。
原価があり、保存期限がある食材を取り扱い、チェーン店では高品質低価格化している、最もお金を意識しなければいけない業態で「お金に縛られない飲食店」という無謀な理念を掲げています。
今回は、お金に縛られない飲食店のサクセスストーリーではありません。
成功事例を紹介するのではなく、北村英昭の挑戦する姿をご紹介いたします。
お金に縛られない飲食店
一子相伝の北斗神拳とかいう、秘拳があるとか…
漫画の話したら収拾つかなくなるのでやめましょう。
もうですか??
2016年11月1日に開業した
飲食店で働くまでの経緯
ヒデさんは、高校を2年で卒業(?)し16歳から飲食業界で働き始めました。
その後、兵庫県姫路市の一角にkitchen11(キッチンイレブン)をオープンさせたのです。
現在はスナックCANDY姫路店も兼務しています。
僕の周りで行った人は、それはそれは美味しい美味しいと言います。
これは友人びいきを引き算しても美味しいとの事だ。
(僕は東京で会うのでお店に行ったことはありません)
シンプルに美味しい上に、パスタでありがちな「ちょっと少なくね?」がない、満足感が高い料理です。
メニューになかったから。
「カレー簡単だよ!」とか言ってる人信じられないです。
あんなめんどくさいもんを作るって。
投げ銭システムとは
ヒデさんのお店は投げ銭システムを取っています。
[box04 title=”投げ銭システムとは”]・客は好きなもの注文して値段はいくらでもいい
・月額500円からのファンクラブを作りその費用で店を回す[/box04]
五反田キャンディのファンクラブシステムを見て「これって飲食店でもやったらええやん!!」
って、参考にしてパクったんです。
その後、ヒデさんは名古屋の「革命のファンファーレ出版記念パーティー」で、西野さん本人に報告しようとしたそうです。
ですがキッカケがなかったので、ホームレス小谷さんに「ファンクラブシステムをパクる」事を報告しました。
すると、翌朝ホームレス小谷さんから電話かかってきて
CANDY姫路の始まりです。
「お金の壁」を越えなければいけない
売り上げが立たなかったとかですか?
はっきりいって順調です。
だけど続けられないと思った。
これは前向きな気持ちで継続できないなと思ったんです。
自分のやりたいお店を続けるためにはどうしよう?
それでいてお客さんも楽しんでもらえるお店にはどうしたらいいだろう?
「お金に縛られないお店を作らないといけない」と、考えていた時に西野亮廣さんに触れました。
クラウドファンディングとの出会い
2017年の西野亮廣さんは、今でこそ市民権を得た「クラウドファンディング」を、まだ誰も知らない状態で積極的に使い、世間からは詐欺師扱いされていました。
ヒデさんは、五反田CANDYを知り、クラウドファンディングを知り、キャンプファイアのファンクラブ(月額課金制)という仕組みを知りました。
月額500円応援してもらったら、お金に縛られないじゃん!
ヒャッホ~~~
何でもない僕に、課金してくれるわけがない。
ん? そもそも会員費で成り立たせるなら、値段いくらでもいいじゃん?
よし、お会計は投げ銭にしてしまおう!!
と舞い上がりながら作ったのが始まりです。
↑世界一意味の分からない自己紹介ショートムービー
ファンクラブとオンラインサロン
ひでさんを応援するには「キッチン11のファンクラブ」と「オンラインサロン」の二種類があります。
なぜ、ファンクラブとオンラインサロンが生まれたのか?
ファンクラブは飲食店としての「kitchen11」(candy) が好きと言う方が多いですが、オンラインサロンはヒデさん本人の人間性に興味がある人で構成されています。
なので、飲食店としてのファンと、僕個人への二つのファン層をキチンとすみわけしたかったんです。
平然と自分にファンがいる前提で話すおっさん二人
僕は完全に万人ウケ狙ってますから。
あなた異端児よ!!
とがりまくってるよ!!
ペルソナ設定
ただ、最終自分に向けてるので熱量下がることがないんですね。
[box04 title=”ペルソナとは”]「企業が手がける商品やサービスを利用する架空の人物」のこと。
ペルソナを決めることを「ペルソナ設定」と言う。
ブログの場合は想定読者の事。[/box04]
逆に万人ウケ狙ったら誰にも刺さらないってやつですね。
ペルソナ設定を自分にして「きっと同じ想いの人がいるはずだ!」と信じて投稿しています。
悲しいを減らしたい
ひでさんの行動原理であり、オンラインサロンの理念は「悲しいを減らしたい」です。
例えば、事件があれば 加害者にも被害者にも自分を落とし込んで考えてみるような。
[box04 title=”ディベートとは”]主題に対して「肯定」「否定」にわかれて討議する事。自分の思考とは関係なく賛否両者の意見を考えなければいけない。[/box04]
一つの事柄を感情論抜きで上から情報として見るってやつ。
「それでも僕はやってない」加瀬亮主演
メンタルモデレーター
メンタルモデレーターです。
(ひでさんのオンラインサロンの投稿より抜粋)
ひでさんの投稿には、上から目線ではない仲裁的(モデレーター的)な視点の内容が多く書かれています。
多くのファンが付くのも納得のオンラインサロンです。
人と違った目線と、それをうまく伝える技術に興味がある方は1ヶ月でも入ってみてはいかがでしょうか?
毎日えげつない量の文章が投稿されるので1ヶ月でも十分満足できますよ。