北の国からの正吉(しょうきち)現在は?死亡理由が出る理由も紹介!
北の国からの正吉(しょうきち)って現在はなにしてるんだろう?
北の国からを語るうえでは、絶対に外せないキャラクターが、笠松正吉(かさまつ しょうきち)です。
主人公の純(吉岡秀隆)の親友であり、後にホタル(中嶋朋子)と結婚する相手です。
しかし、長きに渡る北の国からシリーズで、最初の24回ドラマから出演し、98時代でホタルと結婚したが、最後の2002年遺言には出演していません。
家族を捨てて、行方不明になっているという設定です。
というのが、僕ら北の国からファンの心境でした。
しかも、ネット上では「正吉(しょうきち)死亡説」まで出回っています。
また、正吉(しょうきち)が死んだのか、俳優が死んだのか情報が整理されていません。
そこで、今回は北の国からの正吉(しょうきち)の現在について、なぜ死亡説が出てくるかも含めて紹介していきます!!
北の国からの正吉(しょうきち)現在は?死亡理由が出る理由も紹介!
正吉(しょうきち)役は、中澤佳仁(なかざわ よしひと)さんという俳優です。
北の国からの子役オーデションを受けて、正吉役で出演していますが、北の国から以外には出演していません。
芸能の道からは外れ、一般人としての道を選びました。
しかしながら、北の国からは正吉なしでは話が成り立たないので、中澤佳仁さんは、大人になっても勤務先の理解を得て「北の国から」だけには出演し続けていました。
正吉の現在は?①中澤佳仁さんは俳優を引退している
まず、中澤佳仁さんは北の国からシリーズ以外の俳優活動は行っていません。
実力がなくて、俳優業が成り立たなかったわけではなく、オファーは全て断っていたのです。
中澤佳仁さんは、「北の国から」のオーディションを受けたのは、中学2年生の時でした。
実際の笠松正吉は小学生の設定ですから、実年齢は2歳近く年上です。
確かに、純と比べてガタイがいいなぁという印象がありました。
現在は、成人してから「内装業の職人」になりました。
その後は、ご自身で会社を持たれているとのことです。
北の国から98時代を最後に、北の国からでさえも俳優活動を拒んでいます。
正吉の現在は?②俳優の死亡説
北の国から98を最後に、北の国から最後の作品「2002遺言」にも出演したいないため、話が巡り巡って「小吉の俳優さん死んだのかな」という情報も出回っています。
が、それは完全にデマです。
北の国からは、他の作品と違い息の長い作品なので、俳優が亡くなるケースが結構多かったりします。
正吉のおじいさん(笠松 杵次)役の、大友柳太朗さんが亡くなっています。
そんな背景もあり、「出演してこない=死亡説」が付きまといます。
正吉の現在は?③正吉の死亡説~幻の続編で死亡してる~
正吉は、北の国から2002遺言では声のみの出演となっています。
草太兄ちゃんの牧場を引き継いだが、倒産させてしまい借金が原因で富良野にいれなくなってしまったと言うストーリーです。
純は、羅臼(らうす)に行きますが、正吉は行方不明になります。
ホタルと、息子の快(かい)を置いて出稼ぎに行っており、物語の最期にはキチンと借金を返す目途がたったからと、ホタルと快(かい)を呼び寄せます。
やっぱり正吉はこうだよね!
ここで、北の国からのテレビシリーズは完結しますが、実は映像化されていない幻の作品があるのです。
それが、「北の国から2021 ひとり」です。
北の国からは、作家の倉本聰さんの中ではキチンと進んでおり、脚本が出来ているのです。
しかし、諸事情もあり映像化できませんが「アニメならいけるか」など、並々ならぬ執着を感じます。
その北の国から2021年の中で、正吉とホタルは「福島県」に住んでします。
正吉は消防士となっており、東日本大震災の際に人を助けようとするが津波に飲まれて死亡します。
五郎さんも、特別警戒区域解除後に正吉の足取りを探しに来ますが、何も見つけられずに福島をあとにします…
この情報が断片的に出回って「小吉 死亡説」「小吉 俳優 死亡説」となっているのです。
ちなみに、ざっくりと「北の国から2021 ひとり」で黒板家がどうなったかをご紹介します。
ちなみに、黒板家のその後
2002年、螢と正吉は息子の快(かい)を連れて福島県に行く。桜並木で有名な富岡町の夜ノ森に家を借り、正吉は富岡町の消防署に勤め、螢は診療所に勤める。
2009年に「さくら」という女の子が生まれる。五郎はその子に夢中になり、なかなか富良野に帰らない。それを純たちが連れ戻すといった出来事がある。
2010年、純の妻である結(ゆい)が勤め先の店長と不倫をして、離婚することになる。五郎は「うちはそういう血筋なんだ」とゲラゲラ笑っている。
実際に、吉岡秀隆さんと内田有紀さんも離婚していますから、それになぞらえたのかもです(内田有紀さんは不倫してませんよ)。
五郎さんは、83歳になり癌の疑いが持たれます。
しかし、MRIが怖いと言う理由で受診を拒みます。
そこで、同じくMRIが嫌いあ「山おじ」と呼ばれる熊撃ちと仲良くなります。
実は、五郎さんと高校時代に二宮サチコという美少女を争い、年中けんかをしていた相手だったのです。
じいさんになったふたりは意気投合し、付き合いを再開します。
ここで「熊撃ち(ハンター)」とのやり取りの中で、倉本聰さん独特の死生観が描かれます。
ざっくり言うと、「自然に帰る」という事で冬の山にこもって行方不明になります。
結局、五郎さんは一人で山に入って亡くなり、遺体を動物に、骨を微生物に食わせて「自然に還ったのだ」と察するしかありません。
そして、この五郎さんの最期は2021年3月24日と記されています。
そうです、田中邦衛さんが亡くなった日です。
倉本聰さんは田中邦衛さんの死後にこのストーリーを完成させています。
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まとめ
北の国からの正吉(しょうきち)は、役柄では亡くなっています。
とにかく「死」が多い北の国からですから、当然の流れかもしれません。
そのような性質上、俳優の中澤佳仁さんの死亡説まで浮上してしまう、不思議な番組です。
余談ですが、「葬式は騒がしい」というものを初めてテレビで表現したのが北の国からです。
ちなみに、僕が正吉で一番感動したのは、不良になった純のかわりに、酒と金を五郎さんのところに行き「僕も、本当の息子だと思ってますから」っていうシーンです。
中澤佳仁さんは、本当に素晴らしい俳優さんですね。