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アニメキャラ

サマーウォーズのおばあちゃんが嫌い!いたずら電話にイライラする…

みんなのかめぴょん

毎年夏になると、サマーウォーズが放送されますね。

しかも、今年(2024年)は劇場公開15周年記念で全国の映画館でリバイバル上映される予定です。

かめぴょん
かめぴょん
7月26日から2週間限定です。

ちなみに、8月1日は栄おばあちゃんの誕生日です。

しかし、そんな人気なサマーウォーズでも、「おばあちゃんが大嫌い」「見ていて、イライラする」「家族全員公務員とか、ご都合主義で気持ち悪い」という声が上がっています。

ただ、その意見…

結構、わかる気がします。

ちょっと、意地悪な目線でサマーウォーズのイライラするところ紹介していきます。

サマーウォーズのおばあちゃんが嫌い!電話とかイライラする…

サマーウォーズのおばあちゃんとは、陣内(じんのうち)家の16代目当主です。

もともと制作時には、栄おばあちゃんは亡くなるはずではありませんでした。

しかし、ストーリーを進めていくうちに死なないと成立しないなぁという理由で、泣く泣く亡くなることになりました。

そのため、細田守作品で初めて「人の死」が描かれた作品となりました。

とにかく、決断力があり、人を見抜く力があり、正義感が強い人格者として描かれています。

なので、大半の方は「栄おばあちゃん、かっこいい」という意見になります。

しかし、あまりにも栄おばあちゃんに権力が集中している、強権的な家である事が描かれています。

ぜひ、小磯健二君の気持ちになって読み進めてみてください。

おばあちゃんの嫌いなところ①初対面で緊張と緩和を使ってくる

まず、小磯健二君は、嘘とは言え夏希の彼氏として会いに行っています。

はじめましてと、あいさつしている未成年に対して

この子を幸せにする自身はあるかい?
覚悟はあるかいと聞いている!
命にかえてもかい?

初対面の高校生に対して、これはもはや何らかのハラスメントです。

ヤンキーがよくやる、にらみつけてビビらせて、いきなり笑って「冗談、冗談、ビビった?」といって笑うやつです。

かめぴょん
かめぴょん
このように起こる笑いを「緊張と緩和」と言います。

おばあちゃんの嫌いなところ②考える事を放棄してしまう程の強権主義

親戚のおばさん達が、「しかし、よくおばあちゃんが許したわねぇ~」と言います。

あたしなんか、連れてくる男みんな追い返されたわよ

めっちゃ嫌じゃやないですか?

彼氏を連れてきたりしたら、おばあちゃんを攻略しなきゃいけないんですよ?

子どもの恋愛に干渉しすぎじゃないですか?

現代で言うところの「過干渉の毒親」に該当しますよね。

そして、小磯健二君(彼氏)について、大家族でワイワイ意見を言い合っていたら

何だっていいの、母さん(おばあちゃん)が認めれば
ウチはそうやって回ってるの

いや、自分で考えることをやめてるじゃないですか?

陣内(じんのうち)家、思考停止してるじゃないですか?

思考停止させて、判断は圧倒的な教祖に委ねるって、洗脳そのものです。

おばあちゃん死んだら、どうするんですか?

いや、死んじゃうんだけどさ…

あたしの目に狂いはない!健二さんは陣内家の立派な婿さんだ!

初対面で、「覚悟はあるか?」とか聞いてきて、数時間後にはみんなの前でこう言います。

陣内家に半端な男はいらない!じゃなきゃ、郷土や家族を守れるものかい!

怖くないですか?この豹変っぷり??

モラハラの人が、暴力と優しさを使いわけて彼女を洗脳してく手法です。

いつの間にか、「家族や郷土を守る道具」にされています。

嫁(とつ)がせる気なんてサラサラありません。

かめぴょん
かめぴょん
だって、小磯健二君の家族も郷土も東京なんですもの!!

僕なら、この時点で帰りたくなっていると思います。

かわいい夏希先輩の家ヤベェっていう想いでいっぱいになると思います。

おばあちゃんの嫌いなところ④恐怖の無限いたずら電話攻撃

サマーウォーズの見せ場のひとつです。

オズのアカウントの乗っ取りがニュースになった時に、おばあちゃんはこう言います。

あたしには、何が起きて誰が困っているかわからない。

インターネットのことは、全然わからないのです。

しかし、ラブマシーンによって混乱した世の中を見て、こう言います。

下手すると死人がでるかもだね。

たぶん、何が起きたか全くわかってない状況なのに、黒電話をたぐりよせてあの電話のシーンです…

こういうことを、勇み足(いさみあし)と言います。

ここから恐怖のいたずら電話が始まります。

そして、自分が死人になるだなんて知る由もなかった…

いたずら電話事例①救急車の緊急回線

そもそも、救急車に専用電話があるのか知りません。

頼彦(よりひこ)という、孫が乗っている救急車の専用回線に電話を掛けます。

くじけてないで、一軒でも多くのお年寄りを訪問するんだ!いいね!!

まず、ダイヤル回線の黒電話で救急車につながるのか疑問です。

救急隊というのは、厳しい命令系統で仕事をしている想像しています。

決して、自分のおばあちゃんからの電話を命令より優先するとは思えません。

その後も、邦彦(くにひこ)の消防隊、勝彦(かつひこ)の救助隊(オレンジ)にまでかけます。

公務執行妨害レベルのいたずら電話です。

というか、職場に家族から電話来て、仕事の指示出されたら、恥ずかしくて仕方ありません。

おそらく、栄おばあちゃんは、子供の入社式についていくタイプの毒親だと思われます。

いたずら電話事例②国土交通省への電話

勘(かん)ちゃん…栄(さかえ)です。

ノリちゃんの葬式以来だね…ところで、おなじ武田家家臣のよしみで聞くんだけど、国土交通省はどんな手を打っているんだい?

なに、今やろうと思っていた?

ふざけんじゃないよ!

この会話、怖くないですか?

仕事中に突然かかってきた、固定電話にでたら、武田家家臣のよしみとか言われながら情報をゆすられる…

そして、怒鳴られるというね‥‥

カスハラ以外のなんでもないと思いませんか??

かめぴょん
かめぴょん
モンスタークレーマーですよ!

いたずら電話事例③消防庁への電話、さらにはバカ息子扱い

曽根やん、引退した人でも構わない。ひとりでも多くの医療関係者に呼び掛けて、消防庁に協力して欲しいんだ!

ここまでは、わかる!

医療関係者の声を集めて、なかなか動かない消防庁を動かそうというわけだ!

あんたのとこのバカ息子のNPO法人が役に立つチャンスだよ!!

超ディスってんじゃん!!

栄おばあちゃんに伝えたい一言がある!

それは、「親しき中にも礼儀あり!」です。

かめぴょん
かめぴょん
俺のことはバカにしていいけど、息子のことをバカにしたら許さねぇぞ!!

いたずら電話事例④警視総監へのいたずら電話

あんたならで出来るって、あんたならできる。

この言葉が連呼される中、警察官である翔太がこう言います。

今話してた、小幡って警視総監だぜ…

警視総監は、警察で一番偉い人です(役職は一人しかいません)。

つい、数分前まで

あたしには何が起きて、誰が困っているかわからない…

と、言っていたおばあちゃんが警視総監にまで電話しています。

警視総監も、新手のオレオレ詐欺だと思ったんじゃないでしょうか??

いたずら電話事例⑤半世紀前にぶん殴っている

昔のことをいいなさんな、垣ちゃん。あんたをぶん殴ったのは半世紀も前のことじゃないか

これは、とても微笑ましい描写で映っていますよね。

半世紀という表現に、50年前のことを懐かしんでいるという情景ですよね。

でも、ちょっと待ってください!

今はOZ(オズ)の大混乱のさなかで、緊急をようするなかで電話してます。

なのに、垣ちゃんは50年前の殴られた話をしてきたってことです。

いじめをした側は、いじめたことなんてすぐに忘れますが、イジメられて方はずっと覚えているのです。

かめぴょん
かめぴょん
そう!垣ちゃんのように50年経ってもね!!

そして、90歳の誕生日の50年前ってことは、40歳です。

40代で人をぶん殴るって、かなりのクレイジーです。

暴力が正義の世界で生きてきたのでしょうか?

おばあちゃんの嫌いなところ③ナギナタで襲い掛かる

今回のOZ(オズ)の混乱の原因である、ラブマシーン(ハッキングAI)を作ったのが、侘助(わびすけ)であることで、大家族で大ゲンカになります。

そして、そこでおばあちゃんがナギナタをもってきて

わびすけ、今ここで死ね!!

孫の彼氏が来ているのに、理性を押させられないのである。

ところで、「嫌われる勇気」という本に書いてある、アドラー心理学では、怒りはコントロールできるものであるとあります。

怒っている人でも、友人から電話が掛かってきたら、よそいきの声で電話に出る。

そして、侘助がナギナタで手から流血していったあとに…

いいかいお前たち!身内のしでかした間違いは、身内でカタをつけるよ!

もしも、僕がこの場にいたらと思うとぞっとします。

めっちゃ怖くないですか?この陣内家。

おばあちゃんの誕生日にみんな集まったのに、ナギナタ持って殺人未遂ですよ?

この家の親族になりたくないと思ったのは僕だけでしょうか?

まとめ

そして、翌日の朝5時21分に狭心症のため亡くなります。

いや、あこがれの先輩に呼ばれてついていったら、「壮大な家族喧嘩」に「祖母の死亡に立ち会う」という、親戚だったとしても遭遇したくない状況です。

小磯健二君は、その後に栄おばあちゃんに対して「よろしくおねがいしまーーーーす!」と叫んで陣内家に入る覚悟を決めます。

あの、よろしくおねがいしまーす!は、おばあちゃんに向けられたものです。

僕は、そうは言ってもサマーウォーズが大好きです!

このような、おばあちゃんの奇行はあるもののストーリー的にワクワクするし、夏と大家族という原風景を思い出させてくれる素敵な作品です。

今回は意地悪目線で書いちゃいましたが、リバイバル上映を楽しみしています。

それでは、これからも僕のブログを、よろしくお願いしまーーーす!

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42歳のただのおもしろ会社員です。
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