「嫌よ嫌よも好きのうち」という言葉があります。
断言できますが、これは嘘です。
男性が勝手に勘違いしている思考です。
しかし、ハラスメントを起こす最多層である、50代~70代の間では常識とされていた言葉です。
この「嫌よ嫌よも好きのうち」という盲信が、セクシャルハラスメントを巻き起こしている根幹であると言えます。
普通に考えて「嫌です」と伝えてるのに
とか、言われてしまうなんて気持ち悪い以外のなにものでもありません。。
さて、本日はこのハラスメントの根幹について原因を、詳しく説明していきます。
もくじ
嫌よ嫌よも好きのうちは嘘だし勘違い!気持ち悪い発想を徹底解説!
まず、「ハラスメントとは何か?」というところですが、辞書で調べると「嫌がらせ」「人を困らせること」と出てきます。
つまり、〇〇ハラスメントとうのは、「〇〇は、嫌です」ということです。
ハラスメントとは、「されて嫌な事を、嫌ですと伝える手段」なのです。
このハラスメントという言葉は、言われる側(加害者)からすると、とても面倒な言葉なわけです。
何かにつけて
と、言われるのです。
しかし、最近はハラスメントという言葉が力を持った事によって、今まで「そういうもんだ」と弾圧されていた、嫌よ嫌よという声をあげられるようになりました。
「嫌よ嫌よも好きのうち」と言う嘘を信じてしまうのは、ハッキリ言えない立場にある
職務上の立場など上の人に面と向かって人に、「嫌です」とは言えませんよね。
なので、相手の都合に合わせた、気持ち悪い嘘をつかなければいけないわけです。
例えば、「手を握ってくる」とかですね。
と言えない理由は、「機嫌を損ねると、職場での立場を失う恐れがある」などの、なんらかの弱みを握られているからです。
なので、本気で「嫌です」と伝えられず
くらいの声になるわけです。
しかし、セクハラおじさんには、それが恥じらっているように勘違いするのです。
嘘みたいな話ですが、本当におじさんは勘違いするのです。
もしかして、照れているのかな?
もし、セクハラがエスカレートして女性の嫌がり具合が増しても
という、気持ち悪い無双モードに入ります。
そして、誰かが見かねて「それ、ハラスメントですよ」と伝えると
と、嘘みたいなリアクションを取ります。
「嫌よ嫌よは好きのうち」はセクハラの大元凶です
セクハラとは、昭和から平成では「そういうものだから」と弾圧されてきた嫌よ嫌よのかたまりです。
昔の女性はセクハラ行為を、その時は「そういうものだ」「気の利かない女と思われたくない」とか思っていました。
「男の社会で、女性として働く」とは、そういうことだったのです。
昭和、平成の上司が求める部下の理想像は「言うこと聞く体育会系の男性」と「自分を気持ちよくさせてくれる女性」だったのです。
そして、やはりセクハラおじさんを勘違いさせる、もっともやっかいな思想がコレです。
嫌よ嫌よも好きのうち
この言葉作ったやつは、誰なんでしょう??
この言葉(嫌よ嫌よも好きのうち)を根拠に行動すると、被害者しか生まないと言うことを具体的に説明します。
ケーススタディ①:お金を払わずに下ネタを言ってしまう
普通にやばいパターンです。
女性はハッキリ嫌ですと拒否しています。
しかし、なぜか「本当は嫌いじゃないんだろう」と気持ち悪い勘違いをしています。
こんなのに対応してくれるのは、お金を支払った時だけです。
しかし、おじさんたちは、お金か会社の上下関係を使ったノリのいい娘達の対応に慣れてしまっています。
自分はそういう(下品な)ことを言っても許されるキャラだという気持ち悪い勘違いをしているのです。
そして、普通の女性にお金も払わず下ネタ言ってしまうと言う悲劇が生まれるのです。
肝に銘じたほうがいい…
お金を払ってるからお前ごときの下ネタで女性は笑顔でいてくれる。
ケーススタディ②:嫌よ嫌よは嫌なのです
嫌よ嫌よも好きのうちに、似ているのが「押してダメなら引いてみろ」という言葉の誤用です。
頭の中に「嫌よも好きのうち」という行動原理がインプットされているので、「押してダメなら」本来は引かなければいいけないのですが
女なんてみんな待ってるんだよ!
男は強引なくらいがちょうどいいんだよ!
このような謎の勘違い思考が発生します。
これが男の頭の中の構造なのです。
女性が、本当に嫌だから「嫌よ嫌よ」と伝えてもなぜか全く通じず触ってくるという状況です。
もはや、暴走以外の何でもありません。
ここで、男性は押さえておかなければいけない事があります。
嫌よ嫌よは、嫌なのです
嫌よ嫌よも好きのうちは嘘だった
「嫌よ嫌よも好きのうち」が嘘であるという、こんな仮説があります。
嫌よ嫌よも好きのうちという言葉は、男目線からすると「最初嫌がってたのに本当は嫌がっていなかった」という事です。
だがしかし、女性はそうではなくて
最初から嫌だったけど、しつこいし、めんどくさいから
一回相手してやるか…
断るのめんどくさいってどういう事?
嫌なら断ればいいじゃん。
★「今度飲みに行こうよ」→「はい、今度行きましょう」→「いついく?」→めんどくさい
★「明日の夜あいてる?」→「明日はちょっと予定があって」→「いつなら大丈夫」→めんどくさい
★「最近元気ないね」→「色々ありまして」→「俺でよければ相談に乗るよ。ご飯行こうよ?いつならヒマ?」→めんどくさい
しつこいしめんどくさいからと言う理由でOKがでていたのです。
そうとは知らず男は
わっはっはっ!
と、気持ち悪い勘違いをしているのです。
と、言うことがこの本に書いてありました。
タイトルとは違ってエロさはなく、男性からしたら恐ろしいばかり書いてある本
聞きたくなかった恐ろしいことの一例をあげますね。
アレ(いやん)の時に女性が感じたふりするのは「相手にしなきゃ不機嫌になるから応じるけど早く終わって欲しいから」だそうです。
この演技に騙されている男性は何人いるだろうか?
ちなみに、この仮説の裏付けを取るために性にオープンな女性に聞いてみたところ
まとめ
嫌よ嫌よも好きのうちは、嘘だということを説明しました。
もう勘違いしている男性がいたら、このブログを読ませてあげてください。
「ハラスメント」という言葉のおかけで言いたい事を間接的に言えるようになったのです。
昔は、この言いたいことを「そういうもんだから」と弾圧されていました。
ところで、書いてて思ったんですが、セクハラ、パワハラ、マタハラ、アルハラって全部気持ち悪いおっさんが原因じゃないでしょうか?
そして、その根底にあるのはやはり「嫌よ嫌よも好きのうち」という思考があるからこそです。
嫌よ嫌よも好きのうちという、言葉がなくなることを願いながら、今日はペンを置きます。
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