前回、西野亮廣さんのオンラインサロンが7万人を超えた理由として
「新規顧客」の継続性のための環境整備
つまるところ、コミュニティを壊すのは「古参」の存在であり、誰もがにわかであったのにも関わらず、それを好きになるとにわかファンを否定してしまう。
にわかを否定していしまうと、自分の好きなものの首を絞めていると言う事に人は気が付いていない。
と、言うような話をしました。

今回はその続きとなり、本当のファンとは一体何なのか?を深堀していきます。
そして、西野亮廣さんの凄いところは、これらを結果論ではなく3年程前にオンラインサロン内で語ったうえで実行して7万人を超えたというところです。

20代から見た西野亮廣
(前編からの続き)
僕はというと、うんこと呼ばれながらもきっと意味がってうんこと呼んでいるのだろうと西野亮廣を信じ、その時は本当に黙って古参感を消して過ごしていました。
(ただブログは書き続けていたのと、西野さんがシェアしてくれたので自動的に古参感は出ていました)
そして、この若い子たちとの飲み会で、面白いと思って今話したような昔話をしました。
それは最近西野ファンになったんだったら、昔の西野を知りたいだろう??という気持ちからです。

そう、最近サロンメンバーが7万人にもなってくると一周回って古参が重宝されるんです。
という、人が少なからずいるのです。
しかし、今思い出してみればそれは20代後半以降の世代だった気がします。
つまりは「西野亮廣がネットで嫌われているのを知っている世代」ですね。
西野亮廣が嫌われていたのにどうして今みたいになったのかを知りたい人にとっては僕の話は重宝されるのでしょう。
だが、今回の飲み会では話せど話せど、全然ピンと来ないんです。
そうしたところ(株)NISHINOのインターン生ミキ君が…

↑マジでひと回り以上上の僕に対して「おもしろくない」って言ってきた。
僕が社会人として学んだスキルは先輩のクソつまんねー話を「めっちゃおもしろい!」って聞くのがルールでした。
なんてひどい会社なんだ!!

一緒にいた若い子は、そんなミキ君にキョトンとした

おもしろくない?
なんで??


そりゃおもしろくねぇわ!!
西野の見え方の違い
衝撃でした。
時間の流れるのは速いものですね。
僕ら世代と、20代前半の西野亮廣のイメージがまるで違ったんです。
・怪しいことして金集めてる
・生意気
・炎上王
・やりチン
・クラウドファンディングと言う新時代の手法で資金を集めている
・現代の革命家
・相方の方が炎上王
・やりチン
(笑いをこらえる西野氏が本当にヒドイ)
僕らからすると
「嫌われている西野はホントはすごい人」→「かめぴんはファンだから、どうやって嫌われ西野から結果を出したか知ってるでしょ?聞かせてよ」
が求められてると思ったが、違ったんです。
若い人にとっての西野亮廣は、もはや実績を出した人なんです。
だって、西野亮廣を知ったきっかけが
・小学校の時はねるのトびらを見ていた。
・おもしろいあの番組の人
・リベンジ成人式やった人
・近代で伝説のスピーチをやった人
・今も挑戦し続けてる人
でも、西野亮廣が嫌われていた時はネット環境はないから嫌われていたことは知らないのです。
しかも、自身が大学生の時にこの動画で知ったら、そりゃあねぇ…
そうとは知らずに、いつまでも昔の西野知ってるからって偉そうにぺちゃくちゃしゃべって

つまりはですよ!
僕は大学生の彼らに対して「大好きな西野亮廣の過去の悪い噂をニヤニヤ話してるおじさん」ですよ。
恋愛とかでもありますよね。
彼女ができた人に対して
あいつ昔は相当な嫌われ者でさぁ…
とか言う人たちね…
まさに僕が今そうだったわけね…

おれうんこじゃん!
古参のダメなパターンじゃん!!
守るべきファンとは一体何か?
そう言えば、西野亮廣さんはそんな事は織り込み済みだった事に気がついたのです。
僕らからすると昔みたいにアンチと戦ったり、ファンに暴言吐いたり、オンラインサロンでお金出してくれてるコアなファンとサロン内でゴリゴリのケンカしたりする西野さんが好きでした。
「最近は丸くなったなぁー」と思っていました。
文章の書き方も「新世界」と言う本から明らかに優しい文体に変わりました。
あの頃みたいな尖ってたのが良かったのにと思っていましたが、若い子は全くそんなこと求めてなかったんです。
だが、西野さんは時代に合わせてキチンと自分自身をシフトチェンジして、戦ってた西野から、挑戦する西野に変わってたんですね。
ドラゴンボールで言うと「天下一武道会」が面白かったからって、いつまでも天下一武道会やっててもダメと言う事です。
とっととナメック星にでも言って、もっと強いやつに挑戦しないといつまでもスーパーサイヤ人にはなれなくて、ストーリーとして全然面白くないんですね。
それを僕は、いつまでもいつまでも「天下一武道会がおもしろかったんだよー」と言っては「最近のドラゴンボールは全然だめだね」とか言ってるのと同じだったんです。
西野亮廣さんは、そんな事はとっくに分かっていてこのようなことを言っています。
ファンをキチンと定義しましょう。
ファンとは「未来の自分を支持する人」の事です。
「過去の自分を支持する人」はファンだった人です。
僕の例で言うと「えんとつ町のプペル」は、今までのボールペン一色で描いていたものから描き方を変えました。
そうしたところ「ボールペンで描くからよかったのに」と言う声が上がりました。
この時、その声に従っていたら新しいものは生まれません。
つまりは、ファンだった人に僕の「えんとつ町のプペル」は殺されるところだったんです。
ここをキチンと判断しないと、判断が揺らいでいしまいます。
守るべきファンはどちらかと言う事です。
いったい、西野亮廣さんはどこまで見据えて行動してるんでしょうね。
ちなみに、西野さんの発信するブログやVoicyは、僕たち古参からすると3年前くらいに聞いた内容のおさらいが多いです。
もしそれらで「西野ってなんかすげぇな」って思ったら…
オンラインサロンはもっとすごいですよ。
新しいことがバンバン出てきてます。
マネできそうなものや、いやそれは西野しかできねぇだろみたいなものが毎日アップされます。
月1000円は破格にも程があります。
とりあえず、わかる事は「自分も変わらなきゃな」と思う事です。
僕らは油断して生活していると「あの頃なりたくなかった大人」になってしまうからです。
そんなことも含めて、僕は西野亮廣さんの集大成と言える作品映画えんとつ町のプペルを全力で楽しみたいと思います。