若者よ!
選挙に来るな!
選挙に来られると既得権益者の高齢者が困るので、お願いですから選挙に参加しないでください。
本日は若者が選挙に来られると高齢者がどれだけ困るかを、元若者のかめぴょん(おじさん)が、学校では教えてくれない、とても重要な事をお伝えします。

誰に投票していいかわからない場合は「白紙投票」することが大切であるということ
若者が選挙に行かないと言う事が、実は政治家にとって都合がいいと言う事に皆さんは気が付いていたでしょうか??
本日は、そんな選挙の裏側をユーモアを交えてお話していきます。
ユーモアを交えるので無駄に長くなるのはお許しください。
選挙に行かない若者たち
僕は既に若者ではありませんが、実は選挙権を得た20歳から欠かさず選挙には行っています。
僕は若い頃から「若者こそ選挙に行こう!」と言い続けていますが、僕自身がもはや若者ではなくなってしまいました。
僕がどうして選挙に興味を持つようになったかというと、学生時代(19歳)の時に選挙関連のバイトをしたことがあるからです。
選挙会場で、選挙に来た人に投票用紙を渡すという仕事です。
そこで、思ったことは

若者は全然選挙に来ないのです。
アイドルの選挙には行きますが、ホントの選挙には若者は来ないのです。
投票率を見てみましょう。



政治家の仕事ってなに??
さて、皆さんは政治家の仕事って何かわかりますか?

ものすごくシンプルに言うと「税金の使い道を決める」事です。

税金とは人々が国に対して支払うお金の事です。
これは「経済的に豊かな人は多く、貧しい人は少ない税金を国に納める」という大原則があります。

①富の再分配
②公共事業
③景気の調整
ですが、限られた税金を平等に分配するのは無理です。
「どの世代が得して、どの世代が損をするのか」を采配するのが政治家の仕事です。
そして結論を言うと、政治家と言うのは票をくれる人の為に税金を使います。
2、政治家は「選挙に参加するお年寄り」の票が欲しい
3、「選挙に参加するお年寄りのための政策」を立てる

何が嬉しくて、票をくれない若者に住みよい政策を立てるのですか?
仮に
と、言うマニュフェストを掲げて選挙に出たとしても
若者達は

と、言って行きません。
選挙に行かなきゃ変わらない
政治家という仕事は、まず当選しなければなれないので「面倒くさがって選挙に行かない若者」よりも「選挙に行く高齢者」が生活しやすい社会を作ろうとするのは当たり前です。
先ほどの表でもありましたが、投票率は40%~50%なんです。
投票権がある人の半分程度で政治家を選んでいるのです。

しかも、若者を中心に選挙に行かないのです。
若者の選挙に対する大いなる勘違い
若者は選挙に行かない理由として、このような事を言い出します。

政治に期待できないので「行かないという意思表示」をしたと言う事です。
実際にこのような理由で行かない人も多くいるのではないでしょうか??
そこで、本日最もお伝えしたい内容がコレです!!

なぜなら、政治家は次の選挙にも当選しなければいけないので、選挙に来た人達の「年齢と性別」をデータ化しているんです。
政治家は当選しなければただのニートですから、当選できるように作戦を考えなければいけません。
そこで、驚きの事実をお伝えします。


政治家は若者には選挙に来てほしくない理由
選挙が近くなると「若者の選挙離れ」や「政治的無関心」がメディアで叫ばれます。
そして、政治家の方々も「若者よ、選挙に行こう」と声を掛けます。

本気で若者に選挙に来て欲しいなら、もっと叫びますよね?
本音では来てほしくないのです。
なぜなら、若者が選挙に参加すると自分の当選確率が下がるからです。

例えば、あなたならこの戦況をどう勝ち抜きますか??
問題①:この状況で1位になるにはどうする??
100人の有権者がいます。
ですが、50人は選挙に来ません。
そして選挙に来る残り50人のうち40人は高齢者です。
簡単でーす!
高齢者に有利な税金の使い方を約束しまーす!!
そうです、この場合は選挙に来た50人の中で過半数を取ればいいのです。

では、次の問題の場合はどうですか??
問題②:この状況で1位になるにはどうする??
100人の有権者がいます。
全員が投票に来ます。
100人のうち60人は高齢者です。
40人は若者です。
でも高齢者の割合の方が多いから、やっぱり高齢者に税金を使うかな…
少し、戦況が変わりましたね。
この場合は選挙に来た過半数を取るためには50票必要になります。
そして、高齢者60人、若者40人だと50票取るには、どうしても若者にも税金を使う道を示さなければなりません。
でも、若者に加担しすぎると高齢者からの票は集まりません。

若者が選挙に参加しちゃうと難易度が上がってしまいます
だから来てほしくないのか!


選挙に来た人はデータ化されている!!
僕は投票所でバイトをしていたのでわかりますが、実は誰が投票に来たかというデータは全て取られています。
選挙に行く時はハガキを持っていきますよね?
あのハガキと引き換えに「投票用紙」を渡しているので、選挙に来た人のハガキを集めれば「年齢」「性別」がわかります。
選挙に出る人は負けたらニートなので、このデータを基に作戦を立てるわけです。
そして、今は先程の設問で言うところの問題1の状態なので「高齢者」「男女とも」が最も多いというデータが取れます。
この層からの投票を勝ち取らなきゃ明日からニートになっちゃうので、全政党もれなく高齢者を大事にします。
逆に言えば、高齢者さえ抑えときゃ勝てるという戦況です。
しかも、高齢者は「変化」を嫌うので、「今までどおり高齢者を大切にする政党」ということで、いつも入れてる政党に投票わけです。


さて、ここまで読んだら、皆様もうおわかりですよね??
現在の状況は、若者は選挙に行かない「現在の政治家にとって勝ちやすい環境」なのです。
逆に若者が選挙に参加されたら、先ほど説明した通りで選挙の難易度が上がってニートになる可能性が上がってしまうんです。
だから、既存の政治家は選挙に若者は来て欲しいとは本気では言えないのです。
「白紙投票」の威力は実はすごかった!
さぁ、本題になりますが若者がみんな選挙に行けば、政治家の選挙の難易度はあがるため、若者向けの政策も出てきます。
しかし、今選挙に行ってもどの政党も「高齢者向けの政策」ばかりなので、若者の投票先がないのが現実です。
若者が選挙に行って、自分が投票した政党が当選しても、自分にとって何もいい事がないのです。
そこで登場するのが「白紙投票」です。
文字通り、選挙には行くけど何も書かないで投票するのです。

どういうことかと言うと、若者は選挙に行ったけどどこにも投票しなかったというデータが増えれば、政治家は若者に住みよい政策を取らざるをえなくなるのだ。
先ほどの「行かないという意思表示をしました」という、彼は既存の政治家の思うつぼだったのです。
そうだ!イケメンに税金をかけよう!!
さて、もしも選挙に行ってない人たちが一致団結したらどうなりますか??

大げさに聞こえるかもしれませんが、このデータを見てください。

このように、投票する政党や候補者が一定しない有権者の票や、白紙で出す人の票を浮動票と言います。
つまり、この多くの浮動票の持ち主の心に刺さるマニュフェストを掲げる政治家が現れたとします。
仮に僕が「イケメンには税金をかけよう!!」というマニュフェストを掲げたとします。


仮に、選挙に行かなかった4992万人の浮動票が「かめぴょん」にこぞって票を入れたとする。
その後、僕に賛同する若き政治家たちが育ち、衆議院・参議院の議席の多くを獲得するとします。
そうすると、イケメン税という法案が衆議院参議院で可決されれば、本当にイケメンには税金がかかってしまうのです。

【俳優 吉沢 亮:課税対象】

【SixTONES 松村北斗:課税対象】

【THE RAMPAGE from EXILE TRIBE 吉野北人:課税対象】

【サンボマスター山口隆:非課税】

イケメンに重課税がかる僕にとっては地獄的な世界を作れてしまいます。

どこに入れようが自由ですが、入れるところがなければ白紙投票をしましょう。
それが、自分の住みよい世界を作る最短の方法です。